一過性で終わらないように

「世界一」に輝いたなでしこジャパン。
彼女たちの活躍が見られるなでしこリーグが、今日から再開しました。

それにしても、「世界一になるって、こういうことなんだなぁ」ということを、思い知らされました。

連日のメディアの扱い方然り。
スカパー!が「緊急生中継」が始まったこと然り。
そして何より、スタジアムを埋め尽くした観客然り。

ワールドカップ以前とは、雲泥の差ですね。

なでしこリーグでスタンド埋め尽くすなんて、「夢」を見ているような光景でした。
驚きつつも、感動しました。
17000人を超える観衆の数字にも、耳を疑いました。
でも、嬉しかったです。
それだけの人達に注目をされたということは、素晴らしいことです。

すべての試合で、観客で埋め尽くすなんて難しいことだと思いますが、出来ればどの試合でも今日の観衆の6割くらいは来てほしいですね。

そして出来れば、この現象が一過性で終わらないように願いたいですね。
日本人の特性で「熱しやすく冷めやすい」というのがあるので、その点が心配です。

企業などのサポートも大事ですが、何よりたくさんの観客がいることが、なでしこジャパンを、なでしこリーグを支える事に繋がると思います。


さて、今日スカパー!で中継されたのは、W杯のMVPに輝いた澤穂希選手や大野忍選手、近賀ゆかり選手、スウェーデン戦で2ゴールの川澄奈穂美選手、そして決勝戦のPK戦でファインセーブを見せてくれた海堀あゆみ選手が所属しているINAC神戸レオネッサと、ドイツの3連覇を阻む決勝ゴールを決めた丸山桂里奈選手が所属しているジェフ千葉レディースとの試合でした。

正直、INACとジェフ千葉とでは、少々チーム力に差がありました。

ほとんど一方的にINACのペースでした。

待望の先制ゴールは、INACに入りました。

相手のバックパスのミスを逃さず奪った大野忍選手が、キーパーをかわして難なくゴールを決めました。

後半に丸山桂里奈選手が途中出場し、INAC陣内に攻め入るも、ゴールを脅かすまでには至りませんでした。

結局、大野忍選手の2ゴール目が決まり、2-0でINACの完勝でした。
INACは、6戦全勝となりました。

今日の試合の盛り上がりが、今日だけで終わらないことを願いたいですね。

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