戦う気持ちが感じられない。

久し振りの公式戦での日韓戦で、アジアカップの３位決定戦だけではない思いでテレビを見守っていました。

しかし、そんな思いとは裏腹に、期待を裏切られた試合でした。
しかもオーストラリア戦同様、１人少ない相手にシュートどころか、チャンスを作る事が出来ず、歯がゆいというか、怒りを通り越して諦めの気分です。
残念ながら、１０人の韓国のほうが素晴らしいサッカーをしていました。
ただ日本は、韓国が１人少ない事に救われたと思います。
サウジアラビア戦で負けた事で得たはずの「反省点」が、まるで活かされていないと感じました。

たとえば、ＡＦＣの手違い等で移動が大変だったなど、「不測の事態」があったという点は考慮しなくてはならないでしょう。
しかし、「１人少ない相手に、９０分で勝つことが出来なかった」という事実には、代わりがありません。

今大会は、結果４位でした。
しかし、チームの総合力という点では、「アジアの中では８位ではないか」と思うのです。
つまり、「今のままではワールドカップには出ることが出来ないということが明らかになった」という事を、今回の成績は示していると思います。