負けない。
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もりさわ ゆう
2008年05月10日 17:24 visibility26
ゴールデンウイークから続いた連戦の締めくくりの試合。
9戦負け無しで首位のレッズと、逆転勝ちなどで4連勝中と好調のフロンターレ。
雨が降りしきる中で、スリッピーなピッチ。
なかなかボールも試合もコントール出来ない、見ていてもそうだろうけど、やっている方も根気がいる試合だと思いました。
前半は、両方とも我慢比べの試合だったと思います。
後半も、我慢比べが続き、両チームのサポーターの声援だけが鳴り響く印象。
そんな中、ビッグチャンスがレッズに訪れました。
闘莉王選手が上手くヒールでスルーパスを出して、DFの間をわっていくように走り込んだ高原選手が、エリア内で倒されPKを獲得。
「闘莉王だけは蹴るなよ」と思いつつも、「誰が蹴るんだろう、高原かなぁ・・・」と予想していると、いち早くボールを小脇に抱えて立っていたのは、エジミウソン選手でした。
祈るように見つめる中、エジミウソン選手は冷静に決め、欲しかった先制点を奪ってくれました。
ただ、先制しても安心できないのが、今のフロンターレ。
何しろ、ここまで逆転勝ちで連勝を伸ばしてきているチームだし、もとよりジュニーニョ選手やチョン テセ選手など、Jリーグ屈指の攻撃陣はやはり迫力がある。
そして、我慢比べの試合は、どちらかに点が入ると、それがスイッチになって動きが活発になる。
後半20分、ゴール前の混戦から押し込まれてゴールネットが揺れる。
フロンターレの選手やサポーターが湧き上がる中、副審の旗はオフサイドの判定。
ノーゴール、1−0のまま。
レッズは救われました。
これが切っ掛けで守備の意識が強くなったのか、フロンターレの攻撃陣を「リーグ最少失点」の守備力で封じ込める。
最後までどうにか守りきり、1−0でレッズの勝利。
これで、なんと10戦負け無し。
これって、「負けないレッズ」が復活したと見ていいのだろうか。
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- 事務局に通報しました。
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