俊輔の左足

オシムジャパンの2007年「開幕戦」は、中村俊輔選手と高原選手が加わって、どんな攻撃を見せてくれるのか楽しみでした。

立ち上がりは、ペルーの早いチェックに苦しんで、パスミスが多かったと思います。
危ない場面は、「帰ってきたC.B」中澤選手の冷静な対応で、きっちり防いでくれていて「やっぱり、流石中澤選手だなぁ」と、安心してみる事ができました。
前半目立っていたのは、左サイドの駒野選手でしたね。
再三ドリブルなどでペルーのDFからファールを誘うなどして苦しめていましたね。
その効果が、高原選手へのファールから貰ったFKのチャンスに繋がったと思います。
中村俊輔選手が蹴ったボールは、ゴール前に飛び込んだ巻選手には高さもスピードも「ドンピシャ」だったことでしょう。
難なく利き足の頭で叩き込んで、ペルーのゴールネットを揺らす事が出来ました。
巻選手のゴールも久し振りだと思っていたら、なんとオシムジャパンでは「初ゴール」だったそうで、驚きました。
後半9分の2点目も、同じような角度からの中村俊輔選手のFKからでした。
ゴール前で待ち構えていた高原選手が、トラップして振り向きざまに右足でペルーゴールにシュートを叩き込んで、惚れ惚れするようなゴールでした。
2点とも、中村俊輔選手の正確なプレイスキックから生まれた得点で、「流石は俊輔」と唸ってしまいました。

ただ、まだ最初の試合という事で、目立ったのがそこだけではありましたが。
欲を言うと、もう少し攻撃のバリエーションと、流れからの得点があれば、もっともっと楽しめたかな、と思いました。
だんだん退屈になっていったのは、FKしか見せ場がなかったからなのかなと思います。

でも、まぁ、勝って終えたので、それなりに良かったです。

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