「アントラーズの危機」についての大分的私見
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miyashu
2006年05月10日 19:53 visibility47
まず最初に「アントラーズの危機」と題されたレッズサポさんのブログを読んでくださいませ。
で、ここから話は始まります。
このブログでは、アントラーズの選手とサポーターとの距離。チームと地域との距離。に問題意識を持っていらっしゃる。
考えるに、これは地方(片田舎ともいう・笑)にホームタウンをもちながらも、全国区になってしまったがゆえの悲劇ではないだろうか。
チームも10冠と言うJ最高峰の目標を持つ強豪であり、選手も代表選手が何人も在籍し、片田舎のおらがチームに所属するようなメンバーではない。
またサポーターも全国津々浦々に散らばり、ホームタウンのサポよりも全国各地のサポの方が数的には遙かに凌駕する。
実際、私自身Jリーグ初期からアントラーズファンだった。
茨城の小さな町のJリーグチームが抱えうるキャパシティ以上にチームは大きくなってしまった。
そして大きくなったクラブや選手の目は小さなホームタウンから離れつつあるのではないだろうか。
アントラーズというチームは選手、サポのありようが地域密着を謳うJリーグの理念とかけ離れつつある。
それはJ初期から積みあげてきた栄光の数々が生んだ逆説的な悲劇である。
トリニータと比べてみればよくわかる。
大分県外にいったいどれくらい大分サポがいるのだろうか。
トリニータは大分というホームタウンがなければ存在し得ない、存続し得ないチームである。
だから地理的な要因もあるが、ホームゲームはほとんど大分サポで埋め尽くされる。
大分サポなくしてトリニータというチームはあり得ないのだ。
だから選手もサポに近い。
九州の片田舎にホームタウンを持ち、代表選手もいない、決して強くはないチームだからこそなのだろう。
大分は今年、J1昇格4年目にして、初めて鹿島を破った。
シャムスカ監督は、歴史をつくった選手、サポと大分を讃えた。
ホームでナビスコ杯、アウェイでリーグ戦と、鹿島に2連勝を飾ったのは、
地域やサポーターとの距離もかかわっての結果なのだろうか。
ちょっとこじつけっぽいかな。
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- 事務局に通報しました。
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