ノブリンに見せられた-第33節柏VS大分-

カフェブラジルのアウェイライブに参加してきました。
いやあ、楽しいね。
トリニータオーレを歌いながら、勝利の瞬間を待つって。
今年はカフェブラジルのアウェイライブは全然参加できず、本日初参加でしたが、いい雰囲気の会ですね。

鹿島が衝撃のロスタイム弾で劇的勝利。
くぅぅ、岩政め、またしても。
やっぱ、優勝するチームはこういう試合をするんですね。
悔しいけど、認めざるを得ない。

で、いつのまにか画面はまっ黄色。
さてさていよいよなんである。

「'08日立台劇場千秋楽　石崎さんに捧げます」のダンマク。
こんなに選手、サポーターに愛された監督がいるだろうか。
石崎監督の柏ホーム最後の試合が、大分相手とはこれまた縁を感じる。
（そういえば、J2で大分が優勝したした試合の相手は石崎監督の川崎だったなあ、これも縁）

柏はホームのサポーターの力も加え、気合い十分。
もちろん大分も気合い。
前半は柏の攻撃もひやっとする場面多く、徐々に大分も攻撃の刃をちらつかせる。
前半で印象的なのは、ウェズレイ。
ワンタッチで決定的な場面を作り出す。なんであんな危険なところに簡単にパス出せるんだ。
ああ高松よ、いっこ決めてくれればよかったのに。

こりゃ、どっちに転ぶかわからんな。
攻め疲れ、攻めあぐね、結局一発で決まってしまうなんて展開も十分に考えられる。

後半、やっと決めてくれたのは、シャムスカの切ったカードがはまったか。
小林亮、石さんに見せたクロスは慎吾のもとへ。
右足で決めたぞ、慎吾。
この時期のレンタル元との試合、しかも恩師の最後の試合。
心中複雑だったろうけど、石さんに見せられてよかった。

カードをもらった大海。
直後、見事すぎるヘッド弾。あまりに無邪気な喜ぶ姿が、ますますゴールを盛り上げたことでしょう。

ふう、なんとか食らいついたぞ。
最終戦に残った。
これで明日、名古屋が勝っても自力３位の可能性はある。

最終戦は、こっちがホームの力を見せる番だ。

さて、試合後のセレモニー。
もう、泣かせますね。
普通監督がチームを去るときは、こうはいかない。

イエス、ウイ、キャン、イエス、ウイ、キャン！
柏サポは涙止まらなかったろうな。
しかも、かつて指揮を執った大分にまでメッセージ。
なんてありがたい。

今日は大分のサッカーを見せることができたでしょうか。
石崎監督への恩返しになったでしょうか。

サポの中に入ってトラメガでしゃべる石さん。
ここまでサポーターの心をつかんだ監督。人徳あってのものですね。
ピッチに限りなく近い日立台も素晴らしいスタジアムだ。

来年はぜひ日立台に行ってみたいもんだ。
ＴＶに映し出された夕焼けに映える日立台もきれいだった。


さてカフェブラジルではこのあとマルコスさんのブラジル音楽ライブもあり、勝利の余韻に浸ったのでした。

【写真】カフェブラジルのカレー
シュラスコの肉でしょうか、やわらか激ウマ。日本のカレーでもなく、インドカレーでもないブラジルのカレーです。