フランサ、フランサ、言うけども
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miyashu
2007年05月13日 22:23 visibility77
フランサみたいなすごい選手がいたら、周りの選手もどんどん生きるし、あんなワールドクラスの超絶プレーも楽しみだ。
そりゃ、まあ、それ相応にお金はかかってます。
日立さんがバックについてるからといえばそれまでです。
って、本当に「それまで」の話でしょうか。
ワールドクラスのキャリアをひっさげて、鳴り物入りで柏の降格を救うべくフランサがやってきたのは05シーズン8月。
性格・行動に「問題」ありとの評判もひっさげつつ、怪我で戦線離脱。
復帰してもプレーは芳しくなく、サポからもフランサだけは使わないでの声。
入れ替え戦では、矢野貴章に代わり投入されなんでこいつを出すんだとブーイングを受ける始末。
結局この年、リーグ戦3試合、天皇杯1試合の出場で0得点。
J2で昇格を目指すことになった翌年、フランサは昨年の無惨な仕事ぶりを悔い、柏に残る選択をした。
クラブも契約を結び、これまた怪我に泣くも、徐々にチームにとけ込み、数字以上の貢献度で柏の昇格に携わる。
最初の半年間でクラブは解雇してもサポーターは何の文句も言わなかったでしょう。
入れ替え戦でのフランサの扱いはみなさんの記憶にも残っているでしょう。
しかし、フランサという選手は非常に気持ちの熱い選手です。
雑誌のインタビュー、コメントなんか読むと、柏への思い、チームの選手への思いが非常によく伝わってきます。
特に若い選手に対して、自分が何をしてあげられるか、キャリアのあるベテランとして何をすべきかをよく考えていて、それがプレーに現れています。
菅沼や李の昨日のプレーを見ればそれがよくわかるでしょう。
大分にそんな余裕はないよ、というのはわかります。
セルジーニョはどうなのか、マラニョンはもう使えないのか。
2人のキャリアを考えたとき、こんなもんじゃない、もっと生かす方法があるはずだ、あそこで切らなくてよかったという結果になる可能性もあるはずです。
他チームが我慢して成功した結果だけを見て、うらやむのは筋違い。
じゃあ大分は我慢するのか、切るのか。
そういう視点で考えて見ると、昨日のフランサの活躍は心揺るがすものがありますね。
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