禁断の3トップ
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r-7
2007年03月26日 20:04 visibility60
前日のペルー戦にヤット、加地、アキが出場。出番のなかったフタとハッシーは当日移動で強行出場か。なんぼ試合に出なかったからってこれは結構キツイはず。それでも「モチベーション次第」と西野さんが言って使ってきたのだから、代表で出れなかった悔しさもあっての志願だろうね。
そして、その2人を含めた布陣は禁断の3トップ。これには正直驚いた。マグノ、バレー、バンの3人を並べる3トップは機能しないと思ってたから。マグノをセンターに、左にバレー、右がバン。代表合宿のときと鹿島戦でミチが退場した後のスクランブル的な感じで右サイドをやったことはあっても、バンはサイドの人間じゃない。なんとなくできる風だけど、実際にはほとんど機能してなかった。
中盤はフタを真ん中に置いてMJとハシの2ボランチ。前の3人との距離感がチグハグで、フタがあまり仕事ができてなかった。それでも局面では鋭いパスを遠そうとするんだけど。その中の1本がバレーに入り、バレーのボディバランスの良さで先制点をもぎ取った。なんとなくギクシャクした流れだったんで、これで少し落ち着けたんじゃないかと思う。
後半に入ると、青木に変えてチンを入れてきた。右SBにハシを下げてMJとフタがボランチ?っぽい感じだったけど、ここはバンを切っても良かったと思う。青木は多少不安定なところも見受けられたけど、それは前との距離やバランスでやりにくそうにしてただけのような気もする。バンに替えてチンを入れて4ー4ー2に戻すのが一番バランスよかったんじゃないかと思ったんだけどね。
どうもチグハグする攻撃の中でフタが右サイドから大きくサイドチェンジしてチンにパスを通す。チンはDFをワンフェイクでかわして中へ切れ込み、右足を振り抜くと、ほぼど真ん中に決まる。本人も珍しいというくらいの綺麗なミドルで2−0になった。このシュートでさっきまでひっかかってた不安が、ちょっとどっかいっちゃんだよなーw
残り30分もあるし、もう1点くるかー?なんて思ってたけど、この日のマグノが不調。というか焦ってたのか1対1の場面でも決めきれなかったりして、もう1点まだー?な感じになってた。神戸は2失点した後は何か気が抜けた感じだったんだけど、遠藤兄が入ったあたりから何だかテンポがよくなりだした。
もう1点という思いが少し前がかりにさせたところだったか。ミチの裏のスペースへ茂木が走り込みクロスを入れる。中のレアンドロには自由にさせなかったけど。こぼれたボールが大久保の前へ。これに松代が超反応で寄せるけど、これまたこぼれが大久保のところへ戻ってくる。冷静に中へ折り返されてレアンドロに決められた。あっけない今季公式戦初失点。でもまぁいつかはくるんだし、と気持ちを切り替えれればよかったけど、これが次の失点にもつながってしまった。
キックオフ後のボールをシジがハシへ。相手も寄せてきてはいたけど、ナゼか焦ってトラップミス。ボールを失いクロスを入れられる。中央に走り込んできたレアンドロには打たせまいと松代がボールを弾くも近藤の前へ。あっという間の2失点で同点にされてしまった。1つ目は仕方ないにしろ、2つ目はいただけん。いつかのロスタイム劇場のような気の抜け方だった。
その後バンに替えて前田を入れるもバランスは良くならず。というか、よけいギクシャクしてたけどw なんとか1点取って勝って終わりたいって気持ちは見えた。神戸はそれを耐えてカウンターを狙う。が、どちらも最後でミスが響き得点にはいたらない。
最後のビッグチャンスはロスタイム。左サイドに流れたチンがDF2人を引きつけてその間を通すパス。それに反応してたミチがエリア内深くまで切れ込み股を狙ってシュートするもうまく止められる。中にはバレーもマグノもいたんだけどね…。
無失点も連勝も止まったけどいつかは通る通過点だ。ここできっちり次に向けて切り替えれるかどうかで、去年までの戦いと違うところを見せることができるはず。次は甲府戦。バレーが古巣相手に爆発するのか?それともマグノみたいに沈黙してしまうのか?w 今年は小瀬力なんて関係ねーって言ってやろうじゃありませんか。
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