インド戦を前に…

ガーナ戦の後に、
「試したい選手がいるなら試せばいい」、と述べてきた。
日本らしいサッカーを遂行するに足る人選に繋げるため、
その層を厚く広げていくため模索していくことは、
アジアのクラブレベルでさえ勝ちぬけていないJの現状を引き上げるためにも、
プラスになると思うからである。

使わなければ伸びない、
いかに黄金世代とはいえそうであることは、
そして使って伸びた場合の伸びしろや可能性は、
トルシエ時代に結実した成果でもある。

ただ、使ってみて明らかにレベルが到達していない者を、
それでも2度も3度も使うことは「家内制手工業」だ。
インド戦は、そういう視点でも見てみたい。

得点が入らないかもしれないことは、
相手がインドに限らず織り込んでいた方が良い。
格下の相手だからと言っていつも5・6点入るワケではないし、
ジーコ時代にも、インドにもシンガポールにも苦戦はしているのだし。
(それにしても酷い、というのはあるけれど…)

昨日の「日本の決勝T進出を世界的な損失と思うなら、勝利を必ずしも喜べない」、
というくだりは、非常に感覚的に違和感があるとは思うのだ、
例えばこう考えてもらえたら、と思う。

アジアで4.5の出場枠は間違いなく多過ぎる。
アジア予選には次回から豪州が入ることになった。
それを含めて、アジアの実力的には3が妥当であると思うし、
ないしは世界的な普及拡大の理念を考慮しても3.5で充分であると思う。
日本・韓国・サウジ・イラン・豪州の5カ国プラスαから3ヶ国、
このくらいの厳しさを勝ち抜く予選の方が、
本大会で恥ずかしくないためには「適当」なハードルではないだろうか。

 

今日は全文です(笑)

『Road to PK BAR(仮)』

http://wearecrazy.exblog.jp/

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