インド戦を前に…
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吉田大五郎
2006年10月11日 16:44 visibility43
ガーナ戦の後に、
「試したい選手がいるなら試せばいい」、と述べてきた。
日本らしいサッカーを遂行するに足る人選に繋げるため、
その層を厚く広げていくため模索していくことは、
アジアのクラブレベルでさえ勝ちぬけていないJの現状を引き上げるためにも、
プラスになると思うからである。
使わなければ伸びない、
いかに黄金世代とはいえそうであることは、
そして使って伸びた場合の伸びしろや可能性は、
トルシエ時代に結実した成果でもある。
ただ、使ってみて明らかにレベルが到達していない者を、
それでも2度も3度も使うことは「家内制手工業」だ。
インド戦は、そういう視点でも見てみたい。
得点が入らないかもしれないことは、
相手がインドに限らず織り込んでいた方が良い。
格下の相手だからと言っていつも5・6点入るワケではないし、
ジーコ時代にも、インドにもシンガポールにも苦戦はしているのだし。
(それにしても酷い、というのはあるけれど…)
昨日の「日本の決勝T進出を世界的な損失と思うなら、勝利を必ずしも喜べない」、
というくだりは、非常に感覚的に違和感があるとは思うのだ、
例えばこう考えてもらえたら、と思う。
アジアで4.5の出場枠は間違いなく多過ぎる。
アジア予選には次回から豪州が入ることになった。
それを含めて、アジアの実力的には3が妥当であると思うし、
ないしは世界的な普及拡大の理念を考慮しても3.5で充分であると思う。
日本・韓国・サウジ・イラン・豪州の5カ国プラスαから3ヶ国、
このくらいの厳しさを勝ち抜く予選の方が、
本大会で恥ずかしくないためには「適当」なハードルではないだろうか。
今日は全文です(笑)
『Road to PK BAR(仮)』
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- 事務局に通報しました。
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