21日目

  • Sabaggio
    2006年07月02日 23:04 visibility116

イングランドーポルトガル

 

結局最後までランパード、ジェラード、ベッカムの中盤は機能しなかった。

日本のマスコミは、その一見豪華な名前と顔ぶれだけを見て史上最強などともてはやしていたが、同じような選手3人並べたって、奪えない、溜められない、散らせない、持ち込めないの裏4拍子が揃ってしまってこれでは機能するわけがない。

理想でいうなら、左からJ・コール、スコールズ、ハーグリーブス、ジェラード(ランパード)、レノンの方がはるかにバランスが良い。

事実エリクソンも再三スコールズに代表復帰を要請していたようだし、あのメンバーでの限界は感じていたんだと思う。

それにしても、どうせ使わない(使えない?)ウォルコットなんか選んで、FWの召集枠一つ潰してしまったのはどうだったの・・・?

ルーニー退場でクラウチしかいないって・・・、どう考えたってW杯の準々決勝に出てくるレベルの選手じゃないでしょ。

せめてベントとかデフォー入れとけば・・・。

 

 

ブラジルーフランス

 

セレソンもイングランドと似たようなもんだったかな。

一度も良いパフォーマンスを見せることなく敗退・・・。

前線に動かない選手を二人も置いてはガウショが自由にプレーできるスペースも無く、バルサで見せているようなプレーはまったくできず。

これでは“カルテット・マジコ”も名前倒れ。

昨日の試合ではアドリアーノを外してジュニーニョを中盤に入れガウショを少し高い位置で起用。 

恐らく中盤でのポゼッションを高める狙いなのだろう。

しかし試合が始まってみればボールを支配するのはフランス。

これは布陣がどうのというよりも単純にフランスの個々の力が勝っていた為で、特にビエラとマケレレのボール奪取能力、そしてジズーの支配力はやはり素晴らしい。

ゼ・ロベルトも頑張ってはいたがこのユニットを相手にエメルソン抜きは正直苦しすぎた。

カフー、ロベカルの衰えは目を覆いたくなるほどだし、1TOP気味のFWはほとんど動かないし、そのうえ中盤でも圧倒されてはブラジルに勝機はなかった。

 

 

ってことでやはり欧州での大会では欧州勢が強い。

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