22日目 ドイツーイタリア 激闘を振り返る 前編
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Sabaggio
2006年07月05日 20:57 visibility93
もう色々ありすぎてどんな立ち上がりだったとかあんまり思い出せない・・・。
とりあえず録画しておいた映像を流しながら振り返ってみよう・・・。
まずはイタリア国歌から。
ブラウン管の前で一緒になって斉唱していたら部屋の壁をトントンと叩く隣人。
スイマセン、深夜4時にうるさかったですね・・・。
続いてドイツ国歌。
国歌ランキングならフランスと並んで1位だな。
幼少の頃、ペレが出ているという理由だけで観賞したスタローン主演の『勝利へ脱出』というB級の香ばしい匂いがプンプンする映画で聞いて以来のお気に入り。
しかし演奏後、隣の部屋からあてつけのように聞こえる不自然なほど大きな拍手の音・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・んにゃろう・・・そういうことか。
いつも作り笑顔で愛想良く挨拶してやってるのに・・・!
上等だよ・・・!
今度ピンポン・ダッシュでもしてやろう。
欧州の隣国同士の大一番を前に東京の片隅のアパートの隣人同士が一悶着。
これは激闘の予感が・・・。
キックオフ!
前半から飛ばすのは“アウェイ”のイタリア。
いつもとは打って変わって積極的にボールをキープ。
ピルロが自由にボールを持ち、50メートル級のロングフィードをピンポイントで次々と通していく。
でもこれって決してアズーリのペースとは言えないんだよな・・・。
それにしても凄い緊迫感で息が詰まる。
さすが超大国同士のセミファイナル。
ドイツで怖いのはやはりクローゼ。
カンナヴァロがしっかり抑えているものの、前を向くと必ず仕掛けてくるからヒヤヒヤする。
前半は終始イタリアが押し込む展開。
しかしトッティのポジションが深い為、1トップのトニが孤立する場面も。
ペロッタ、カモラネージの飛び出しでチャンスを伺うも、それほど決定的な場面は作れず。
激しいがファールは少なく締まった好ゲーム。
なんか北の方からミサイルが飛んできてるみたい・・・。
まさか中継打ち切りとかないよな・・・不安なハーフタイム。
ついでに気分転換に10分間だけ犬の散歩。
後半は一転してドイツが主導権を握る。
やっぱりアズーリは前半飛ばし過ぎたな・・・。
イタリア陣内でドイツがボール回す時間が増える。
しかしこっちの方が本来のイタリアのペースで、しっかりと守備の網を張りドイツに決定的なチャンスは作らせない。
バラックはほとんど試合から消えてしまい、トッティはボールには触るもののプレーにキレがない。
両チームとも攻撃の要が不調とあっては膠着状態の打開策は見出せず・・・。
なんか後半から主審のジャッジがおかしなことになり始めた・・・。
ドイツのファールはほとんど流されるどころか逆にイタリアのファールにされる始末。
ファールのシーンのリプレイが殆ど流れないってことは明らかに作為的な確信犯だ。
それをいいことにドイツはラフプレーやりたい放題だし・・・。
これじゃアルゼンチンの二の舞になっちまう!
っていうかドイツ!
プレー切るために出したボールくらい返せよ!
もうイライラしてきて観戦のお供にと思って用意しておきながら食べるタイミングを逸し続けていたスッパムーチョを画面に向って投げつけた!
Fu○kin’ Mexican Prick!
スペイン語なら Hijo de Puta!ってとこか。
しかしそんな状況下でもイタリアの選手たちはあまり判定に文句言うこともイラつくこともなく冷静にプレーを続ける。
偉いぞお前達!
後半も終盤に差し掛かったところで両サイドハーフを代えるドイツ。
試合前から警戒していたオドンコルの投入で嫌な予感もしたが、グロッソがオーバラップを控えてスペースを与えずうまく抑える。
右に入ったシュヴァインシュタイガーはザンブロッタが相手では何もできず。
アズーリは残り少ない時間でのリスクを避けて、30分間戦える延長戦に向けて体力を温存しているように見える。
そしてそのまま90分終了。
試合は怒涛の延長戦へ・・・。
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- 事務局に通報しました。
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