強化部は大事

Jリーグがなくて、ヒマな時は野球を見ている。関西人はみんな知ってるが、ここ大阪はシーズン通して、阪神タイガースの試合はほぼ全試合、試合終了まで完全中継である。洗脳されない方がおかしい。


 


今シーズン、タイガースは好調で金本、城島、新井、ブラゼルという大型バッターに注目がいくが、実はマートンという玄人好みのバッターが実にいい働きをしている。ガンバでいう明神みたいなものだ。 このマートン獲得要請を本社に出したのが、今年から駐米スカウトに就任したアンディ シーツ氏らしい。 昨年までのタイガースにはオマリーが駐米スカウトに就いていたが、彼は選手としては華やかな活躍をしたが、スカウトとしての能力はイマイチだったようだ。


 


シーツ氏は選手時代は非常に真面目で、毎日の試合内容から相手チームの分析に余念がなく、ついには主軸として活躍するようになった優良助っ人として有名だ。


 


彼が連れてきたマートンもキャンプ時の首脳陣の評価は低かったらしい。ところが、今や3割5分を打つバッターだ。タイガースは今度は投手専任スカウトとして、去年かおととしまで活躍したウィリアムにオファーしているらしい。


 


この二人に共通していることは、日本の野球に真面目に取り組んでいたことだ。それだけ、日本の野球にフィットできる選手の発掘に長けているのだろう。


 


以上を考えると、いい選手を獲得する以前にいい眼をもったスカウトを獲得することが大事か参考になる。もちろん、ガンバとタイガースでは球団としての規模も、予算も全然比べ物にならないが、自前で海外にいいパイプやコネを持つことも、プロのクラブとして大切なことだと思う。久しぶりに海外からの直輸入だと期待したら、ミネイロやゼ カルロスじゃどないもならんわ。



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

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