やっぱり好き!


モディリアニの絵です。
モンパルナスの灯という映画にもなった、若くて亡くなった画家ですが、
一回りも若い奥さんが、身重にも関わらず、彼が死んだ2日後に、自殺してしまうと言う事実は小説よりも奇なりを地で行く生涯でした。

そのジャンヌと言う奥さんも画学生だったようで、今日の展覧会は、モディリアニとジャンヌの絵と両方が展示されていました。今までは、ジャンヌが貧乏に耐えひたすらモディリアニを支えたようにいわれていたのですが、それだけではなく、彼女もずっと絵を描いていたんですね。

モンパルナスの映画を見た時は、母性の塊みたいなジャンヌ像だったのですが、
今回彼女の写真とか、絵を見ると、とても自我の強い、きっぱりとした感じのする人です。
モディリアニってこういう人が好きなんだ。
ただ、ひたすら相棒の成功だけを祈って生きるタイプではないような感じを受けるのですが、
この方が、納得がいく。
画家がモデルをするジャンヌを見つめた時に、跳ね返す視線の、力強さ、真っ直ぐさ。
しっかり自分を持った人の視線です。胸がすくような視線です。

展示の仕方で、二人が絵のじゃんけんと言うか、勝負をしてると言うか・・・
お互いがためらうことなく、自分をさらけ出して、前に進もうとする姿勢はまぶしいです。
ただ好きだ嫌いだの世界ではなく、それ以上の何かでつながっている、言葉ではなく、
目に見える絵でつながっている。

うらやましい・・・・


友達が招待券を貰ったからと行ったのですが、大阪梅田まで行ったので、交通費が1000円以上もかかってしまい・・・・・・・・・

結局高くついたかな?
また図録を買ってしまったので、模写でもするか・・・
























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