キッズサル 第38回練習 (2012/04/07-50)

雨や私の体調不良などで、1ヶ月ぶりの練習となりました[d221]

キッズサルも1周年を迎え、50回目もの練習を開催する事ができました[d228]

まだまだ、コーディネーション能力・運動神経を伸ばすトレーニングも必要ですが、今回からより本格的な練習メニューを組み込んでいきたいと思います[d145]
本格的なメニューと言っても、難しいテクニックやキツイ練習をするわけではなく、『自分(達)で考える』と言うテーマを持ったメニューです。サッカーもフットサルも、他のスポーツでも、30年間プレーして、全く同じ状況は一つもありません。
例えば、味方からのパスを受けてシュートする時。その時の天候、ピッチコンディション、自分のコンディション、自分のマークについてる相手DFの選手、そのDFの位置・足の速さ・身長・体重…etc、味方からのパスの角度・強さ、ゴールへの角度・距離、GKのポジショニング…etc、全てが同じシュチュエーションで同じプレーをする事はありえません。
選手は様々な状況で、どのようなトラップをして、どの位置にボールを運び、どのタイミングで、どのようなシュートを打てば得点できるかを、まさに一瞬で判断するのです。
いいプレーができる選手は、自分で考える選手です。小学校低学年の内に自分で考える事を身に付けた選手は、まぁ、どんなスポーツでもどんな分野(仕事)でも自分の能力を最大限に発揮できる人間になるでしょう。
ま、私がそのような立派な人間ではないので、子供達にはそうなって欲しいという願望ですが…[d223]

では、今回の練習メニュー。

①体操
いつも通りの準備体操。前で号令する二人はこうせいとりんにやってもらいました。

②ターン
コーチの号令でターン。最初は走って、『右』『左』『後ろ』。全員が動きを理解できたようなので、次はドリブルで。

③1対1(縦vs横)
文章で説明するのが難しいので、今度図を用意しますが、前と後ろからドリブルでスタート。中央のコーン2本の間を通過(縦にドリブル)すればOK。DF(コーチ)はコーンとコーンの間(横に)しか動けません。
DFが逆方向からドリブルしてくる人を邪魔してるタイミングでさっと通過したり、フェイントを掛けたり、どうすれば通り抜けられるか、ずる賢さとドリブルの緩急を鍛える練習。
りんとうららは『あ!』とあらぬ方向を指差し、コーチがそちらを向いている隙に通り抜けようとしてました[d223] が、ずるさが足りず、自分も指差した方を見ていて、ドリブルで進んでおらず、コーチが振り返るとまだ同じ場所に…[d156]

④股下通しシュート
2m前に出て、足を広げ、後ろの人に股の間をパスで通してもらいます。股の間をボールが通ったら、振り返って、ボールに追い付きシュート。
シュートする子は振り返ってからシュートまでを速くする練習。パスを出す子は狙ったところにボールをコントロールする練習です。

⑤2対1
攻撃2人、守備1人。単純ですが、今回、守備はコーチがやりました。どうすればコーチを倒せるか?一人で考えたり、2人で考えたり、みんなで考えて工夫して倒せるようになってほしいです。
いちりちゃんはコーチを背中でブロックし、ドリブルする味方にゴールさせると言う作戦に出ました[d231] 利他的で頭のイイ子の発想だと思います。ただ、サッカー・フットサルのルールでは、プレーに直接関係しないところで相手の邪魔をする行為なので、オブストラクションというファールですが。
子供達から、例えば『攻撃を4人でやらせろ』とか、『守備を小さい子に替えろ』とか、色んなアイデアが出てきて、他の練習でもプレーでもアイデアにあふれた子供達になってほしいと思います[d230]

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。