マシソンとボウカ―様と

今日は試合もありませんので閑話休題・・・巨人の自前外国人について語ってみたいと思います。

私ごとですが、当方1993年の松井入団をきっかけにファンになりましたので・・・一応ファン歴20年近くになります。
が、その間、巨人の自前外国人打者で当たりは一人もおりません。
これは結構すごい話です。人生で一人も当たり外国人打者を見ていないのです。
かろうじて当たりだったと言えるのはこの方ぐらいでしょう・・・
http://www.youtube.com/watch?v=-f3nKFC5mvc
95~96に在籍したシェーン・マック。まじめな性格のナイスガイでした。懐かしい嶹
その年度別成績は・・・

95年 .275 20HR 52打点 12盗塁 62四死球 出塁率.357 OPS.796
96年 .293 22HR 75打点 12盗塁 47四死球 出塁率.354 OPS.842

なかなかの成績です。最近だとホリンズあたりより全然上。
ただウィキにもありますがネックはコスト・パフォーマンス-4億の年俸には見合っているとはいいかねます。これでせめて1億5000万位だったら・・・
しかし特に96年終盤などは、彼の活躍がなければメイク・ドラマは成らなかった訳ですから、外れと言うことはできないでしょう。
悪い印象は全くないまま退団していきました。ありがとうマック。

投手まで視野を広げても・・・リアルタイムで見た自前当たり外人と言うと、この人までさかのぼります。
http://www.youtube.com/watch?v=teeYxHFnSno
今動画を検索するとこんなんがほとんどです(笑)バルビノ・ガルベス。カリブの怪人です。
マックと実働期間がかぶっています。この投手もメイク・ドラマに欠かせなかった人物。
96年には16勝をあげるなど、5年間で46勝をあげた文句なしの優良外国人。
舌を出して投げるファイトあふれる投球スタイルで、145㌔オーバーのストレートとチェンジアップを武器にしていました。本格派です。
マウンド上ではまあたいそう暴れました・・・が、実生活では温厚で気前が良かったということですから、分らないものですね。
マックもガルベスも、時代の一翼を担いチームを優勝に導いた立役者だったことは間違いありません。

この二人が去った後、巨人は自前外国人の暗黒時代に突入します。
枚挙に暇がない駄目外人の名前を挙げるのはやめましょう・・・気が滅入るので
たまに当たってもスマッシュヒットばかりです。
甲子園では暴れたホリンズ・・・優秀だったのに薬をやったゴンザレス・・・一年目は働いたバーンサイド・・・
それから苦労して育成から育てたのに、勤勉さが無かった姜とオビスポ。この二人は本当に口惜しかった。頑張れば一億円プレーヤーになれたのに・・・

そんなこんなで今年のマシソンとボウカー様です。
ボウカー様は入団が決まった時の評価は散々なものでしたが、来日してからは評価がうなぎのぼり。もはや開幕スタメンは間違いないでしょう。
マシソンも加治前のドタマをやった時には恒例の糞外人かと思いましたが、ここへきて変わり身を見せています。
二人に共通するのは性格がよく真面目だということ。応援したくなります。
巨人自前外国人の呪いを解くとともに、巨人を優勝に導いてくれたらうれしいです。96年のマックとガルベスのように・・・

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