過熱報道

なでしこJAPANの優勝により、各局で彼女達を讃えたり紹介したりと凄まじい報道合戦が繰り広げられていますね。
女子サッカーの露出は嬉しいし、確かな輪になって広がってくれたら最高です。

でも報道が過熱しすぎて、盲目的評価が多すぎるのです。
ワイドショーでのスポーツ報道ですから、あれこれ言っても仕方ないことは分かっているのですが、もやもやしちゃいます。
空港に選手が現れ、声をかけるリポーター。平然と名前を間違ったりするし、知らないのにどうにか口を出そうとして結局失礼な発言をするし。

男子サッカー、南アフリカでベスト１６に入ったときにはベンチの選手もピッチに立つ選手を支えて、それが勝った要因でもあったとワイドショーでも多く言われていたのに、今回女子ではほとんど無し。
同じ事がこちらにもあったのに。

ゴールを決めた選手だけがクローズアップされるのも嫌です。
ゴール無くして勝利には繋がらない、それは当然です。でもそのためには全ての選手が負うべきタスクを遂行しなくてはならない。そんな肝心なことを無視するなんて…。



まあ、ここで何を言ってもどうにもならないし切なくなるだけ。
ただ、これだけ今報道で盛り上げているなら、責任をとって女子サッカーそのものも盛り上げてほしいものです。