初インカレ観戦!-男子編-

  • えつこ
    2012年01月06日 05:03 visibility61

フロンターレサポも観戦する価値大ありのカード、専修大学vs明治大学。
専修にはフロンターレU-18出身の仲川くんがスタメン、サブにはDF本名くん、GK奥山くんが。
明治には来季フロンターレ加入の高木くんがスタメン、サブにはU-18出身のMF田中翔大くんがいましたから。


女子と同じく前半はスコアレス。
前評判通り、支配を強める専修を鉄壁で止めつつ攻めに行く明治、といった形。
専修のGK朴くんが試合に入りきれずにいたところを明治は厳しく攻めていってました。



そんな拮抗した試合を大きく変えたのは、やはり個人の力。
中盤でボールを持った7番、長澤くんが2人のDFを手玉に取り、かわした瞬間にシュート。
それではGK高木くんも準備はしきれない。的確に放たれたシュートがゴールネットに突き刺さった。

そこから明治が攻勢を強めるが、パスサッカーを得意とする専修は変わらずパスを回しながら、時には体を張ったディフェンスで止めていく。


そして明治にボールが収まらなくなり、彼らの中盤が間延びを始める。
その空間はあまりに大きく、攻守ともに綻びが見えるようになる。

専修はそれを逃さなかった。
明治が必死に自陣のゴール前での相手の猛攻を止めにかかったが互いが交錯してこぼれたボールは専修19番、鹿島ユース出身の大西くんの足元に。彼は無人のゴールに流し込むだけだった。

そして専修に3点目。
より前がかりになる明治だったが彼ら顔負けの守備をする専修を破れない。
それでは当然のごとくカウンターの恰好の餌食。

こぼれ球を拾った選手からサイドにポジショニングしていた専修10番、来季ジェフユナイテッド加入の町田くんへパスが届く。
まっすぐな姿勢でボールキープをした彼には走り込む仲川くんが見えていた。

サイドから放たれたスルーパスはこれ以上無いだろうほどに的確だった。DFとGKのちょうど真ん中…どちらも触りに行けない…に出されたパスを仲川くんが足元に収める。飛び出した高木くんを冷静に抜き去り無人のゴールに流し込んだ。



明治は前半に作った大きなチャンスを逃し続けてしまったことが大きかった。
バルサが圧勝するパターンの一つとして、自ら先制して相手が攻めに行こうとする時にできるスペースを利用していくものがあるが、専修の勝利はまさにそれ。

結果論に過ぎないかもしれないが、明治が先制していれば、また違う展開になっていただろう。

そして実感したのは、プレービジョンの共有が両チームともにできあがっていたこと。
どんなに個が良くてもチームとして一つのサッカーを持たなければ機能しない、それを改めて感じた試合だった。



…最後は一言でまとめましょう。




マジ楽しかった。

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