猛暑で輝く雄輝あり

7月17日に西武第二球場で行われた西武対巨人を観戦してきました、この日は関東地方などで梅雨明けが宣言され西武第二球場のある埼玉県もとてつもない猛暑に見舞われました。
この試合で印象に残った選手を簡単に挙げていきたいと思います。

小山雄輝
この試合の主役は小山雄輝一人しかいません!丸毛や和田も頑張っていましたがいかんせん相手が悪かった。
威力のあるストレートに落差のあるフォークそして低めを突くコントロールと最高のパフォーマンスを見せてくれた小山、球数自体は109球とそこまで多くはないですが炎天下の中での1失点完投勝利には夏の甲子園予選を戦う高校球児と重なり軽い感動を覚えてしまいました。
小山は八回にセカンド中井のエラーで1点を失い直も続く二死一三塁のピンチでバッター田代を迎えました、2球で田代を追い込んだ小山は渾身のストレートを低めに投じ見逃し3球三振でピンチを切り抜けました。明らかに疲れているのが見て取れましたがこの場面で糸を引く様なストレートを投げれる小山は本当にかっこよかったです!
この試合にはストレートに定評のあるライオンズの木村文紀投手が中継ぎとして登板しましたが、単純なスピードもキレや角度も多少の贔屓目はあるかも知れませんが全て小山が勝っていたと確信しています。(西武第二球場にはスピードガンが無いので僕の感覚ですが…)
ストレートとフォークの出来に目を奪われていましたがそのほとんどが低めに集まっている事に気が付きました、さすがに八回辺りから何球かは高めに抜けていましたが過酷な条件で完投した小山には100点をあげたいですね!
もしかしたらペナントレースの後半戦は小山が先発で大活躍するかも知れない、そんな予感のするナイスピッチングでした!

この日は猛暑のため選手やファンが共同で使う自販機も大人気でした、僕の前にはライオンズの若手選手が先輩の分も含めてなのか缶ジュースをたくさん抱えています、後ろにでかい人が並んでるなぁと思ったら笠原投手でした。
泥だらけの選手や汗だくの審判と当たり前の様に50㎝の距離ですれちがえるこの場所は、東京ドームのS席よりもずっとずっと尊いなと思いました。

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