どうしてグランパスの小倉は監督とGMを兼任できるのだろうか?

  • Mome
    2015年11月25日 23:57 visibility134

名古屋グランパスの新監督として、OBの小倉が就任することに決まった。

少し気になったのは、GM兼任ということ。

どういうことかというと、おそらく試合の指揮を取るだけでなく、選手を獲得するときにも権力を行使して動くという意味だろう。

ただ、本当にそれでGMと呼べるのだろうか?

GMというのは、本来は選手の獲得、放出を決める最高責任者であり、それ故に自分のチームの戦力だけではなく、敵のチームのメンバー、将来有望の若手、外国人選手と、多岐にわたって選手の情報を知らなければならないものだ。

選手の能力だけではなく、何年契約を結んでいるといった情報や、敵チームの選手で出場機会さえ与えれば自分達の戦力になりそうといった計算など、本来のGMは試合に集中するなんてとてもできないような仕事であるはず。

GMという肩書きには資格もなにもないため、広い意味に渡って使えるものだとは思うが、アメリカのスポーツ界で言われているようなGMとはかけはなれたイメージを、今回のグランパスは与えてしまうような気がする。

まあ、日本のスポーツ界の実態を見ても、アメリカほど選手の異動は多くないし、選手数の規模も小さいので、GMというものの存在意義をそこまで求める必要はないのかもしれないが。

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