Fリーグ浜松セントラル2日目第1試合
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ナオ
2010年01月12日 13:36 visibility71
浜松アリーナ 12:01キックオフ [観客数:2,360人]
バサジィ大分 3-1(前半1-0) 府中アスレティックFC
[得点経過]
1-0 10分 大分 #11 角谷 哲也
2-0 30分 大分 #10 仁部屋 和弘
2-1 30分 府中 #10 永島 俊
3-1 34分 大分 #10 仁部屋 和弘
[試合レビュー]
Fリーグ20節。浜松アリーナセントラル開催の2日目は、大分対府中の一戦からスタート。ゴール前のシュートシーンが多い、オープンな攻め合いになった。
セルジオ ガルジェッリ監督から、中村恭平監督に代わった府中。準備期間が短かった中で、「攻守の切り替えを速くする」(中村監督)のをテーマにゲームに臨んだ。そのとおり、大分のパス回しを追いかけながら、機を見たプレスでボールを奪い、ショートカウンターにつなげるシーンが何度か見られた。
しかし、5分過ぎからボールポゼッションの度合いを高めてきた大分が、10分に先制点を奪う。ゴール前にボールを運び、複数の選手が何本もシュートを打っては、府中の壁に跳ね返さるシーンがあった後、こぼれ球を角谷哲也が蹴り込んでゴール左下に決めた。
その後も、お互いにゴール前に迫っての決定機を作り続ける。大分は、10分に白方秀和が、右からの西村竜司のパスをゴール前でヘディングシュートするシーン。府中は11分に小山剛史が反転シュート、14分に右からの小山のパスを上澤貴憲がシュートするシーンがあったが、いずれもゴールには至らなかった。
後半も打ち合いは続いた。大分は24分に江口学の足裏落としを白方が打つと、府中は29分に右の永島からのパスを小山、30分に左から永島がシュートを打ち、会場を沸かせる。30分に大分は、府中・上澤がカットした縦パスが、ゴール前の仁部屋和弘に渡ってしまい、仁部屋がゴールして2点目。だがその直後に、府中も左から永島が持ち込んで左足シュートを豪快に決め、2-1。大分に食い下がる。
変わらずに両者シュートシーンを作る中、次の1点が勝負を分けそうな流れになり、決めたのは大分。34分に、白方が右で相手をうまくかわしてクロスを入れ、ゴール正面から仁部屋が決めた。
府中はGKを梅田翼から石井秀樹に代えて、パワープレーを行ったが、ゴールが決まらず、結局そのまま大分が3-1でゲームを制した。
「最近はいいゲームを見せていたけど勝てなかったので、今日は勝ててよかった。お客さんも大分の試合を見て面白かったと思う」と、館山マリオ監督。ゴール前のシーンをたくさん作っただけでなく、後半はゴールクリアランスや交代ゾーンを使ってのトリックプレーを試みるなど、「セントラル開催では何かやってくる大分」を、またも印象づけた。
一方の府中は、これまでの戦いで自信を失いつつある選手たちが、「まだ疑心暗鬼で戦っているゲームだった」(中村恭平監督)という。「僕の仕事は、選手たちに少しずつ自信を取り戻させてあげること。残りは全試合勝つ」と次戦以降への意気込みを見せた。
[試合後監督・選手コメント]
・大分 “スーパーマリオ” 館山 マリオ 監督
「今日はオフェンスが非常に良かったです。最近は良いゲーム内容でしたが、勝てなかったので勝てて良かったです。セントラルは、多くのお客さんにフットサルを見てもらえる場です。今日も多くのお客さんを前に、選手は良いプレーを魅せ、そしてお客さんがそれを観て楽しんもらえたので、とても嬉しかったです。」
・大分 仁部屋 和弘 選手
「最近は引き分け続きで勝てない中、今日結果を出せたので、この流れに乗って次からの試合も勝てるように、チーム一丸となって。頑張っていきたいと思います。」
[試合後監督・選手コメント]
・府中 中村 恭平 監督
「非常に残念な結果になりました。色々な思いを持ってピッチに立ちたかったのですが、急な監督就任となってしまったので、十分な準備ができないまま試合に臨むことになりました。そんな中、選手たちが徐々に自信を失いつつあるので、私ができることは失いつつある自信を取り戻すことで、それができれば結果が伴うと思います。しかし今日は疑心暗鬼の中でのゲームとなってしまいました。」
・府中 森 拓郎 選手
「新年最初の試合だったので勝ちたかったのですが、こういう結果になり非常に残念です。新しい監督と自分たちを信じて、これから一丸となって戦えるように頑張ります。来週は府中での試合が最後となるので勝って、応援してくれる方々に恩返しをしたいと思います。」
やっぱり力の差というか、決定力というか・・・。
府中は中村監督になり、色んなことが修正された事がはっきりわかる前半だった。
選手の使い方もセルジオ監督ほど偏ってないし、選手同士が声を掛け合うシーンが増えたのが印象的だった。
(以前はホントに言う選手と聞く選手がはっきりしてるチームって感じだった。)
とは言っても相変わらず上澤の出場時間は長いです。
難波田退団、皆本負傷離脱、爆弾を抱えた小野・・・主力がこうではチームとしてはなかなか難しいだろうなあ。
それでもU−23の鳩野、永島と言う有能なFPの成長など見ていると来季以降プラス材料は沢山あるけど・・・やっぱ今がね。
今季は我慢です。(浦和と一緒我慢です!!)
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- 事務局に通報しました。
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