フランス代表は大丈夫か?+チームワークの難しさ

  • taki
    2010年06月21日 23:42 visibility95
「チームワークというのは難しい。

だからこそ、世界中にはチームワークの悪いチームがたくさんある。」

 

この言葉は、元イングランド代表監督である、

ケビン・キーガン氏が言っていたと記憶しているのですが、

確かにその通りだなと思います。

 

現在、南アフリカで行われているワールドカップで苦しんでいるフランス代表で、

アネルカがチーム内で問題を起こしてチームから離れ、

残った選手らが練習をボイコットするなど、

かなり大きなゴタゴタが起きているようです。

 

冷静に考えてみると、ワールドカップという大切な時期に、

こんな問題が起こっているという事実は、全く馬鹿げたことであり、

今は、選手も監督も一致団結して練習に取り組まなければいけないはずです。

 

かれらはプロの選手らの集まりであり、

国民の期待を背負って戦っているわけですから、

不満があろうとなかろうと、チームの勝利のために必要な練習をしなければいけない状況です。

それなのに、大切な練習時間をむだにするなんてことは、

真面目にサッカーに取り組んでいないといわれても仕方がないでしょう。

 

おそらく当事者である選手や協会の人間も、

自分たちのやっていることが素晴らしいものではないことは、

今になって冷静に考えてみれば、わかることだと思います。

 

ただ、わかっていてもそうはいかない。

選手らもスタッフらも人間ですから、

理屈で正しいと思えることだけを淡々とやれるほど、

簡単な感情の持ち主ではないということでしょう。

 

もう一度言いますが、かれらはプロの集団です。

そんな彼らが、チームが勝つために大切なことをできないときがある。

技術、体力的には世界トップレベルと見てもよい選手らが、

学校の先生が生徒に教えなければいけないような、

団体行動の大切さみたいなことが抜けたりすることがあるということを、

今回の事件は教えてくれたような気がします。

 

決勝トーナメント進出が厳しくなっているフランス代表ですが、

このまま沈んでしまうのか、

それとも、むちゃくちゃな考えかもしれませんが、

今回大きな批判をうけたことで逆にチームがまとまり、

一丸となったチームが意地をみせてくれるのか?

 

最終節がどうなるか、楽しみに見ていきたいと思います!

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