野球を知って好きになり始めた頃

野球が好きになったのは、いつだろう。
記憶をたどるとたぶん幼稚園の頃かなと思う。
いつも手の届くところに親戚のおじさんの使ってた
グローブとボールがあった。
もちろん触れば怒られるんだけど、会社にいってるあいだ
はめてボールをグローブに入れて遊んでいた。
グローブの皮の香りがなんか大人、大きいお兄さんの
香りのような気がした。
おじさんは自分の19歳上。だから5歳くらいのときは
24歳だったのかな。
小学校に上がった頃、生まれて初めてキャッチボールを
おじさんがしてくれた。
父は病気がちで、こういったことしたことがない。
おじさんのグローブは人差し指を出して使うので
人差し指の穴がつぶれている。
実は自分のグローブもその影響で今でも人差し指はだして
使っている。
小学校1年の自分に風きり音の「シュルシュル」音がする
球を胸元にガンガン投げてきた。
なんておじさんなんだろうと思ったけど
何回か受けてるうちに取れるようになった。
「ボールを見ないから取れないんだ。」
散々言われて泣きながらキャッチボールをしてた
以前に書いたが自分の息子が小学校1年の時も俺は
息子に同じ洗礼をしたかな。
でも今、親子で話をして、揃って今意見が同じで
あの頃あの球を捕っていたからそのあとどんな速い球も
怖くなくなった。
自信になった。いろいろ意見はあるだろうがこれはこれで
有効なトレーニングだったのかなと思う。

まだルールがわからなかったけど、大人の思いっきり投げた
球を捕れる自分が凄いなと思ったのと
グローブって凄いなとおもった。
手が腫れるほど痛かったけどこのグローブをつけると
どんなに速い球もとれるんだと
魔法の道具のように思えてドンドングローブという
ものにひかれていった。
今のグローブは24年使っているが手放せない。
グローブは自分にとって魔法の道具です。

まだ野球のルールをしらない幼少の頃の記憶です。


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