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U-22 ひしめき合うサイドアタッカー
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ソレイユ
2007年03月29日 23:24 visibility68
昨夜は U-22 シリア戦の感想を書きましたが、
今日も U-22 ネタが続きます。
現在の U-22 日本代表の売りといえば、
やはり豊富なサイドアタッカー陣でしょう。
シリア戦に出場し、A代表にも選出されている
本田圭佑、水野晃樹、家長昭博をはじめ、
中村北斗、上田康太など、拮抗したレベルの選手たちが
ひしめき合っています。
某雑誌のインタビューで反町監督がこんなことを言っていました。
『本田圭、水野、家長の共存?もちろん可能です。』と。
そして迎えた昨夜のシリア戦では、まさにこの 3人が攻撃の起点となり、
日本の攻撃をリードしていました。
マレーシア戦でも 3人揃ってスタメン出場でしたが、
家長が 3トップの一角としてプレーしたこともあり、
しばしば本田の前に蓋をしてしまっていたように感じました。
それが昨夜の試合では、家長は平山、李の後ろを
左右自由に動き回り、本田、水野との関係を築いていました。
サイドアタッカーとしての家長のプレーは、先制ゴールが
最大の見せ場だったと思いますが、本田、水野とお互いに
活かしあってプレーしていたように映りました。
3人とも A代表にも選出され、モチベーションも非常に高いと思います。
今後さらにこの 3人がお互いを理解し合い、熟成したときに
どんなプレーを見せてくれるか楽しみになった昨日の試合でした。
そしてこの 3人にも引けをとらない中村北斗ら他のサイドアタッカーにも
さらなる成長を期待し、3人を脅かしていって欲しいです。
ちなみに、本田圭佑は非常に好きな選手なんですが、
昨日の試合直後に印象に残ったシーンがありました。
試合が終わり、サポーターに挨拶に向かう選手たち、
みな笑顔で勝利を称え合っていました。
しかしそんな中、本田は手でアクションを付けながら、
何か必死に水本に話しかけていました。
手の動きからしてポジションについて意見を言っていたのではと
思いますが、他の選手たちが笑顔で話している中、
すでにその日のプレーについて意見を伝えている本田の姿が
彼の貪欲さ、厳しさを表していました。
本田のそんな姿勢こそが、最近の U-22 の選手たちに
足りないと感じていたものじゃないかと感じた瞬間でした。
P.S 昨日桜を見に行ってきました。
まだ三分から五分咲きといったところでした。
- 事務局に通報しました。
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