2014年までファジアーノ岡山に在籍した選手で選ぶベストイレブンその3

リザーブ

GK:椎名 一馬

2014年シーズンで、初出場を果たした。
シュートへの反応が、優れる選手。
一方で、キャッチングや状況判断等に甘さを残す。
まだまだ、第2GKとしては、まだまだ頼りないので、ここからの成長に期待したい。
ただ、ベンチからでもうるさいぐらい鼓舞するキャラクターは、貴重な存在。

DF:久木田 紳吾

2014シーズンは、CBを主戦場に戦った。
様々なポジションを出来るポリバレントな選手だが、特にCBとしては、スピードもあり、上背もあり、状況判断力に優れるという面で、荒削りながら高いポテンシャルを秘めている。
ビルトアップ時は、効果的縦パスを通す冷静さが、際立った。
プレッシャーを受けても動じない。
一番の武器は、小島よしおの「そんなの関係ねぇ~」というパフォーマンスである。

MF:島田 譲

縦への推進力のある攻撃的DH。
DHながら裏へのスペースへ抜け出したり、サイドのスペースへ走り込む等、追い越す動きを厭わない。
また、飛び道具を持っていて、正確で強烈な左足を持っている。
そのため遠くから狙えるし、プレースキッカーを任せる事が出来る。
また、守備時でも激しいボランチらしい守備が出来る選手。
後ろからでもカードを恐れずしっかり守備に行く。
最終ラインからビルトアップする事もあり、全方向へ顔出し、岡山の選手らしく運動量が豊富である事が分かる。
そして、豊富なだけでなく、目立つ選手。
さらに縦への動きだけではなく、縦へのパス意識も高く、裏へのスルーパスや楔型パスを多用する。
成功率は、その分下がるが、ゴールに繋がるパスを出す事が出来る。

MF:石原 崇兆

流れを変える事が出来るスーパーサブ。
左右の両WBとOHが出来る選手。
何度も長距離を走ることが出来るスタミナと置き去りにするスピードは、J1クラス。
ボールの受け手として岡山史上最高レベルで、彼がピッチに居るだけに攻撃時間が長くなる。
シュートも今季は、得意の形を作り、ゴール量産に向けて、2014シーズンの松本戦で、次に繋がる素晴らしいゴールを決めた。
その他のシーンでも吹かす回数を減らすことに成功し、枠に飛ぶようになった。
何かをきっかけに二桁得点を達成するぐらいブレークしてもおかしくない。

FW:妹尾 隆佑

怪我から復帰して、プレースタイルが、変わった岡山のファンタジスタ。
ワンタッチかつ変則的なタッチを好むところがあり、味方でさえ予測不可能なプレーをする。
しかし、彼は、周りを見る力に優れており、気が付けば裏へフリーで、完全に抜け出す事が出来ている。
また、そのチャンスを高い確率で、しっかり決めてくれる。
受け手として出し手として高いレベルにあり、オフ・ザ・ボール時もオン・ザ・ボール時にの動きも的確。
決める選手としてもお膳立てする選手としてとても優秀。
シャドーするために生まれたのではないかというぐらい高い適性をみせる。

FW:西野 晃平

怪我に泣いた選手だが、シュート精度の高い選手。
怪我で、出場機会が少ない事に加えて当時弱小だった岡山の中で、9ゴール決める等、ストライカーとして能力は、申し分ない。
エクセレントなゴールも多く何かしてくれるのではないかという期待感を抱かせてくれるストライカー。

FW:チアゴ・ジョルジェ・オノリオ

1トップのポストプレーヤーとして、収まりが、素晴らしい。
テクニックがあり、歴代の岡山の選手の中では、高いレベルにあった。
運動量の少なさやスピードの遅さ、怪我の多さといったフィジカルの衰えていた時期での加入だったので、それが際立ったが、それらを除けば高いレベルにあった事は、間違いない。

3、後書き

今季は、新しい価値観の加わった事もあり、開花した選手や懐かしい選手を含めたニューフェースも増えた。
やはり、サッカーは生き物で、同じシステムサッカーが、違えば評価できる選手がいる。
それを改めて感じた。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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