2014年J1順位予想の結果その2

7位:横浜F・マリノス
誤差:+3

優れたCBとファンタジスタを要したイタリアチックなチームもACLの過密日程の前に本来のパフォーマンスを発揮出来なかった。
ドゥドラの退団も含め斎藤の様な若手の台頭が、必要不可欠と痛感した。
一方で、俊輔と藤本というJリーグの誇るレフティのプレースキッカーという多彩なセットプレーは、凄みがあった。
中澤や栗原という空中戦に強い選手が多く、粘り強さというのを発揮し、ACLの過密日程を乗り越え、戦力や日程を考えた時に十分すぎる順位ではないだろうか。
来季に向けて、選手層を厚くし、再び優勝を目指して行きたい。

8位:サンフレッチェ広島
誤差:-1

主力選手が抜けるという毎年苦しいストーブリーグが多いが、今期も西川という守護神が抜けた。
林も加入したが、タイプが違うため広島スタイル難しさを感じるシーンもあった。
ただ、一定の継続性の下に広島で、活躍した元選手の監督が、指揮するという継続性の下独自のスタイルを貫き通している。
今でこそ3バックが、増えて来たが、3バックが少ない中、長い間3バックで戦ってきた。
在籍数の長い、広島の選手が多く、育成型クラブとしての模範的クラブ。
毎年引き抜かれるのは、そういったチームの勲章と言えるため、ぶれずに続けて覇権奪回に向けての来季の再起に期待したい。

9位:FC東京
誤差:-5

イタリア人監督。
武藤の躍進。
シーズン前とシーズン中とそれぞれ話題性のあるチームだった。
話に聞くとイタリアのカテナチオとは違った作戦の監督だったとか。
ガチガチの守備という事を前提で、話を聞くことが多かったが、実際にチームを見てみるとまた違ったかもしれない。
来季も続投であるならば、どういったチーム作りをしていくのか楽しみである。

10位:名古屋グランパス
誤差:-5

西野監督の下、どういったチームになるかという注目シーズンだったが、中位に終わった。
ピクシーと違ったチームスタイルのパスサッカーを志向するのかと思ったが、チームにあったチーム作りを進めたのか。
パスサッカーと言うような話は、聞かなかった。
西野監督の理想を目指すのか、永井や川又といった代表クラスのFWや田中や楢崎といったビックネームの選手がいるチーム。
そういった事を考えた時に来季どういったチームを作るのか楽しみ。

11位:ヴィッセル神戸
誤差:+4

前半戦の躍進を考えた時に素晴らしい戦力を持ったチームだったと思ったが、終わってみれば11位。
本当は、もっとやれるだけの戦力が、整っていた。
やはりそこはフロントの方も考えていたようで、ストーブリーグにネルシーニョを迎え入れた。
そう考えると今季一年の土台は、必ず生きてくる。
そういったシーズンだった。

12位:アルビレックス新潟
誤差:+5

しっかりとしたチーム作りで川又が抜けた後も安定した結果を残した。
DHのレオシルバが、攻守で圧倒的パフォーマンスをみせ、チームを引っ張った。
堅守速攻の安定したサッカーは、来季も健在か。

その3に続く。

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