A代表：ワールドカップ3次予選：日本VSウズベキスタン「W杯出場に暗雲が立ち込める敗戦」

日本VSウズベキスタン：0-1
得点者：シャドリン

●日本スタメン

16ﾊｰﾌﾅｰﾏｲｸ
8岡崎・10香川・9藤本
7遠藤・17長谷部
5長友・15今野・20吉田・6内田
1川島

●リザーブ

GK：12西川・23山本
DF：2伊野波・3駒野・4栗原・22槙野
MF：13細貝・14中村・18増田・21乾
FW：11宮市・19李

●途中交代

9藤本→21乾、16ﾊｰﾌﾅｰ→19李、5長友→3駒野

●ウズベキスタン

ＧＫ： 12 ネステロフ
ＤＦ： 19 イノモフ
　 2 イスマイロフ
　 5 フィリポシャン

ＭＦ： 18 カパーゼ(cap)
　 16 ハサノフ
　 20 マグデーエフ
　 7 ハイダロフ
　 14
アンドレーエフ
ＦＷ： 11 ナシモフ
　 9 シャドリン

●リザーブ

　 1 トゥラエフ
　 3
タジエフ
　 17 メルズリャコフ
　 21 イスマトゥラエフ
　 4 ラヒモフ
　 8 キリチェフ
　 6
ラフマトゥラエフ
　 10 サロモフ


●途中交代

20マグデーエフ→8キリチェフ、14アンドレーエフ→6ラフマトゥラエフ、9シャドリン→10サロモフ

●失点シーン

カウンターから左サイド深くに侵入を許し、クロスを入れられる。
それに合わさられ川島が一度弾くも、相手選手の正面に転がり押し込まれて失点。

●試合感想

ウズベキスタンは、遠藤をマークし、他の選手が持ったら囲い込んでボールを奪う事を徹底していた。
その結果遠藤が、あまりボールを触れず攻撃のリズムを作れず、他の選手はプレスに焦りパスミスを連発。
そういった試合であったと思う。
そのためポゼッションがなかなか上がらず、SBの攻撃参加がイマイチ機能しなかった。
それでも機能不全とまで行かず、ポゼッションがいつもより少なくSBが目立たなかったといった感じ。
その中で、香川が、次元の違うプレイを見せていた。
岡崎へのまた抜きパスなんか凄かった。
その時の岡崎の切り返しも見事だっただけに決めて欲しかった。
岡崎と香川の好調具合を感じた。
ﾊｰﾌﾅｰがブレーキだった。
そのままシュートまでいける様なアクションを起こして欲しかったけど、止まった感じだったし、浮いてる感じがした。
判断力が少し遅いのではないかと。
ただ、あの身長は大きな武器でですから、ゴールに繋がるプレイを見せて欲しい。
ウズベキスタンは、リトリート気味だった。
その証拠にCKの本数に差がある。
日本が、ウズベキスタン陣地深くに攻め行っても厚い壁に阻まれた。
逆にウズベキスタンは、攻守の入れ替えが速く何度か良い形のカウンターを仕掛ける事に成功していた。
特に失点した後は、リスクを冒して攻めた分そういったシーンが多かった。
正直な事を言うと勝てない相手ではなかったと思う。
岡崎が決めていれば展開は違った。
しかし、相手も出場停止で5人ぐらいメンバー落とした相手に負けた事でショックは大きい。
完全に実力負けした訳ではないが、現状のほぼベストメンバーで、思う様なサッカーが出来なかった事。
それが、良く研究された上で、弱点を突かれての敗北だった事。
これは、今後最終予選を戦う上で、かなりの不安材料。
ウズベキスタンは、アジアカップで4位という順位だったが、決して運が良かっただけではなかった。
実力を備えて来ている。
今後を戦う上で、アジアのレベルアップで、日本のW杯出場も黄色信号と言える。
かなり厳しい戦いが予想されるが、是非勝ち抜いてW杯に出場して欲しい。

●評点

GK1川島：5，5
失点したシーンは仕方ない。
良く防いだんだけどな…
それ以外は、安定していたと思います。
ただ、一度ぐらいプレスに焦ったのかフィードがラインを割ったシーンがあったと思います。

CB15今野：5，5
要所要所を良く抑えていたと思います。

CB20吉田：5，5
空中戦で強さを見せていた。

SB5長友：5，5
一度良いオーバーラップからシュートというシーンが良かった。
ただ、全体でみると持ち味の運動量を活かしたオーバーラップというシーンは見れたものの目立った活躍はできなかった。

SB6内田：6，0
積極的攻撃参加を見せ、CKを得る等サイドで活躍した。

DH7遠藤：5，5
厳しいマークに遭いなかなか仕事ができなかった。
ボールに触れた際は、良いパスを出せていた。

DH17長谷部：5，0
遠藤がマークに遭ってる分フリーだったが、なかなか良いパスを通せなかった。

SH8岡崎：6，0
ポストに当たる惜しいシュートがあった。

SH9藤本：5，5
バックパスをカットされ危ないシーンを作られたが、全体を通してみればそこそこの活躍を見せた。

OH10香川：6，5
高い個人技で、卓越したプレイを見せた。

FW16ﾊｰﾌﾅｰ：5，0
目立った活躍できず。
攻撃でブレーキになっていた。
もっと判断力を

高めないと厳しい。

途中交代

21乾：5，5
ドリブル突破で仕掛けるも決定的場面を作れず。

19李：5，0
流れを変えれず。

3駒野：評価不可

ｻﾞｯｹﾛｰﾆ監督：5，0
勝利に導けず。

審判：5，5
大きな誤審は無かった様に思う。
そこそこゲームを作ったのでは？

日本から世界へ
To Be
Continued

by杉野雅昭

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