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J2:第1節:ファジアーノ岡山VSカターレ富山「勝ち点を拾った開幕戦、課題と収穫あり」
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杉野雅昭
2012年03月10日 16:24 visibility83
●岡山スタメン
10チアゴ
7キムミンキュン・19中野
17服部・14仙石・18竹田・2沢口
5植田・3後藤・30一柳
1中林
●リザーブ
GK:21真子
DF:4近藤
MF:36関戸・25田所・13石原・11桑田
FW:20川又
●途中交代
10チアゴ→36関戸、18竹田→11桑田、19中野→20川又
●富山スタメン
9黒部
20関原・30木村
11ソヨンドク・18加藤・23吉川拓也・8大西
15平出・3福田・4吉井
31鶴田
●リザーブ
GK:1飯田
DF:27吉川健太
MF:16谷田・25森
FW:28西川・10苔口・13平野
●途中交代
20関原→28平野、30木村→28西川
●得点シーンと失点シーン
★失点シーン
8大西クロスから9黒部が落とすが、14仙石がクリア。
その先に11ソがいた。
そこから11ソの意表の突くシュート。
中林が、シュート打つ前に一度足下を動かしていて、反応が遅れた。
懸命に飛び付くも手の上を越えてシュートが決まる。
誰か、詳しい方に聞きたいのですが、相手がシュート打つ間に足を動かすのが基本なんでしょうか?
それとも、あまり良くないのでしょうか?
教えて頂けると有難いです。
素人目には、少し動いていて、反応が遅れた様に映ったのですけど。
☆得点シーン
14仙石がバイタルエリア付近に侵入して、サイドに上がって来ている3後藤へ。
7キムと、2沢口が、スルーして、19中野が受ける。
その19中野が、スルーした後に裏のスペースへ走り込んだ2沢口へ浮き球のスルーパスを出す。
その時15平出の手に当たってハンドでPK。
そのPKを10チアゴが決めてゴール。
3後藤が上がっていたり、14仙石がバイタルエリア付近まで侵入していたりと、リスクを冒しての攻撃が功を奏した。
こういた攻め時にリスクを冒して攻めていかないと、なかなか得点するのは、難しい。
そのために連動性や連携等を高め得点を増やしていきたい。
●富山の印象と印象に残った選手
★富山の印象
岡山と同じ3バックだが、パスを繋ぐというサッカーでは無かったと思う。
昨季のロングパス中心の攻めからサイド、シュートパス、ドリブルといったバランスの良い攻めをしていた。
DF適性の選手をDHで起用したり、逆にMF適性の選手をCBで起用したりと柔軟性のあるスタメンを敷いてきた。
前線には、スピードある選手と高さのある選手を入れていた。
岡山の植田もなかなか競り勝てないぐらい高い選手だった。
前線からしっぱりプレスをかけてきて、岡山の選手のミスを誘発し、早い攻守の切り替えがチャンスを多く作ることが出来ていた。
メンバーもあまり変わってなく、高い完成度のそこそこのサッカーが出来ていた。
3バックの守備にも慣れており、連動性も感じた。
アウェーでの試合では、苦労しそう。
★富山の印象に残った選手
11ソヨンドク
なかなかボールを失わず、その懐の深いドリブルで、中に切り込んで行き、どんどんチャンスを作った。
先制点のゴールも見事だった。
結構距離があった筈。
11ソが持つと怖かった。
今季の富山のサイド攻撃を牽引するのではないかと。
●前線にスピード感がない
今季のメンバーを見た限り前線にスピード感がない。
これにより言える事をあげてみる。
(1)しっかりボールを回したり、個人技で崩す必要がある。
(2)昨季よりプレスが甘くなる。
(3)タイミング良く裏を狙う必要性がより上がる。
(4)カウンターを仕掛けにくい。
(5)ポジショニングがより重要になる。
(6)相手の守備体系が整った状態で攻める事になる可能性が高くなる。
(1)に関して
やはりスピードが無いので、裏への抜け出して振り切る事は難しい。
そのためしっかりパスを回して崩したり、個人技からのドリブルでDFを錯乱する必要がある。
パスに関しては、昨季のこの時期より回っているが、まだまだ。
個人技に関してはキムのみ及第点。
このままでは、まだまだ厳しい。
パスに関しては千明が戻って来る事で、多少は改善すると思われ。
後は、アンデルソンの復帰で、キープ力も上がると思われる。
昨季の継続だが、この辺り昨季と違うという事で、多少調子が出るまでに時間がかかるかもしれない。
(2)に関して
やはりスピードが足りないので、寄せは、昨季よりは、あまり機能しないだろう。
石原、岸田、妹尾といったスピードのある選手はいない。
その辺りパスコースを切ったり等、バランスを取りつつ頭を使って守備する必要がある。
この辺りは、時間をかけて良い形を探しつつ、相手によって柔軟に対応する必要があるだろう。
(3)に関して
スピードが無いので、裏を取るためにはタイミングが重要になる。
元々裏を取れる選手というのは、この駆け引きが上手い。
岡山の選手の中にそういった駆け引きの上手い選手は、今のところ見当たらない。
まずは、そういった動きを選手に意識して貰う事が、重要。
スルーパス自体は、多いと山陽新聞に書いてましたし、そういったシーンを増やして欲しい。
(4)に関して
カウンターにおいてやはりスピードは、重要。
昨季は、前線に妹尾が残る事が多かった。
今季は、誰だったかな。
確認してないけど、長い距離を走ってドリブルで仕掛けたりスピード感が重要。
相手選手に追いつかれたりしたら、相手の陣容が整ったりするから。
勿論、遅くても仕掛けられるが、速いにこした事はない。
今季は、居ないので、攻守の切り替えを早くして、人数をかける事が重要。
(5)に関して
やはりスピードが無くてもフリーになれるというポジショニングが大切。
ドルトムントの香川みたいに狭くてもフリーで仕事が出来る隙を見つけられるか。
スピードが無くてもポジショニング良ければ、十分活躍できる。
まだまだ岡山の選手は、その辺りが甘い。
是非、試合経験を積みながら、その辺り磨いて欲しい。
(6)に関して
やはり裏へ抜け出してフリーとなるシーンは、少なくなると思う。
完全に抜け出さないと、追いつかれたりして、フリーで無くなるし、なかなかそういったシーンは作れないだろう。
多少体を入れられても強力なシュートを打てるとか、そういったパワーがあれば良いが、なかなか難しい。
基本的には、引いた相手のDFを相手する事になるだろう。
しっかりパスを回して崩せるか。
昨季の熊本戦のストヤノフのミドルシュートみたいな攻撃が理想的。
そういったシーンを一つの目標として攻めて欲しい。
●千明の不在が響く
前半が特に影響が出た。
代わりに出た竹田がパスミスを連発。
千明であれば、そう簡単なボールロストはしない。
危険な位置で、ボールを奪われカウンターを受け危ないシーンを何度も作られた。
こういったミスを連発するとやはり攻撃のリズムができない。
やはり選手も思う様に行かないので、イライラするだろうし、良い事はない。
次もし竹田が出るならボールを失わない事を第一に考えてプレイして欲しい。
関戸なら千明の様に上手くボールを繋いでリズムを作って欲しい。
●TMの時からの共通の課題
TM同様にサイドチェンジからの大きな展開がほぼ無かった。
この点、服部より田所の方が良いポジショニングを取っている印象があるのも関係あるかもしれない。
田所のクロス精度がイマイチの部分もあるので、服部でそういったシーンを多く作りたい。
後、この試合では千明が、居なかったので、そういったボールを配給できる状況も作れなかったというのもある。
WBが、高い位置まで、行ってクロスを上げれば、全然違って来るだけに連動した動きで、CBのフィードであったり、DHからのサイドチェンジ、WB同士のサイドチェンジというシーンを作りたい。
●効果的オーバーラップは、健在
植田、後藤、一柳が、各自の持ち味を発揮してのオーバーラップが光った。
植田は、豊富な運動量活かしてスペースへの走り込み。
一度裏へ抜け出した後にファーの沢口に合わせてもう少しで得点という惜しいシーンを作っていた。
後藤は、得意の柔軟性のあるドリブルでの仕掛けが光った。
PKを得た際の攻撃に絡んでいた。
一柳は、WBの様に高いポジションを取る事で、攻撃に積極的に参加。
クロスを上げる等持ち味を発揮していた。
TMを見た時は、あまり見れなかったが、こういったシーンを何度も見れる事で安心した。
後は、上がった際に得点までいける確率をあげていきたい。
●評点
岡山側
GK1中林:5,5
フィード精度は、噂には聞いていたが、酷かった。
失点のシーンは、防げる可能性もあっただけに止めて欲しかった。
ポジショニングが良く危ないシーンが正面というシーンもあった。
キャッチングなんかは、安定していて、しっかりボールを収めていた。
ギリギリのところで、結構強烈なシュートを止めてたし、良かったと思う。
攻撃面では、真子だが、守備面なら間違いなく中林の方が良い。
この試合の出来を見る限り中林がスタメンを張り続けそう。
連携に少し不安を見せたシーンがあったが、試合数が解決してくれるだろう。
CB5植田:6,0
積極的なオーバーラップが光った。
沢口へのクロスなんかは良かった。
CBなのに裏へ抜け出すシーンなんかもあり、その走力には恐れ入る。
ただ、相変わらず見ていて冷や冷やする。
それでも大きなミスは減って来たと思う。
この試合では、いつも様に空中戦で勝てていなかった。
いつもは、空中戦は、無双なんだけど。
フィードやクリア精度が悪かった。
もう少し落ち着いて蹴ってくれると有難いけど。
それでも縦パスはたまに良いのを蹴ってましたね。
そういったパスを増やしていって欲しい。
今は、身体能力で、守備してるけど、長い間活躍するためには、安定感や巧さが必要。
経験を積む中で、長い間活躍して欲しい。
やっぱり植田は愛される選手だと思う。
世界の植田だし、スター性があるからね。
今季も彼のプレイには注目したい。
CB3後藤:6,0
効果的なオーバーラップが光った。
意外とドリブルが上手い。
CBで、元々ボディバランスに優れているのだと思う。
それに柔軟性もあって、するすると上がっていく。
スピードこそ無いが、独特のドリブルですよね。
守備でも真ん中とリベロとして、しっかり統率できていたと思います。
なかなかオフサイドは取れませんでしたけど、安定感ありました。
いつもは、柔らかい粘っこい守備が見れるのだけど、この試合は、そういったシーンはあまり無かった。
CB30一柳:5,5
攻撃参加が多かったですね。
サイド奥まで進出してクロスをあげるというシーンが何度かありました。
後藤や植田とは違ってSBの選手ですから、攻撃にキレがありますね。
クロスを上げるのが様になっていたと思います。
見ていると植田と後藤と違って上がっている時間が長かったですね。
有る程度他の二人のCBより攻撃に比重を置いてる感じがしました。
それだけにもっとアシストとかで、攻撃で貢献しても良いと思うのだけど、なかなか出来ないのはなんでだろう。
少しクロスとか工夫して結果を残せる様になって欲しいですね。
守備の方は、逆に後藤や植田と違ってCBの選手ではないので、空中戦とか1:1とかで少し不安定な部分がありましたね。
経験を積む中で、その辺改善していって欲しい。
DH14仙石:5,5
なんと言ってもミスが少ないですね。
縦パス以外はほとんどボールを失わない。
パスの正確性に磨きがかかっていましたね。
キャプテンマークをつけてましたし、攻撃で確実に中心となっていました。
ボールを選手から選手へ繋ぎ、リズムを作れてましたね。
守備の方はでは、アフターで行ってしまいイエローカードを貰う等、まだまだ改善できる所はあると思います。
千明みたいにインターセプトするタイプだと思うし、そういったシーンを増やしていかないと。
パスが上手い選手は、そういった守備が上手い。
仙石には、パスの創造性が少し足りない地味なパスが多いので、試合を重ねる中で、そういったパスを出せるようになれば、守備も良くなってくるのではないかな。
まだまだ若いですし、仙石も育てたい選手ですね。
DH18竹田:4,5
3,4回パスミスやトラップミスでピンチを招きましたよね。
昨季でもそういったシーンが何度かありましたが、今季も改善できてませんでしたね。
もし、失点に繋がっていれば、戦犯と言っても良いぐらい酷い出来でした。
関戸が早い時間からウォーミングアップしてましたから監督の評価をかなり下げてたのではないでしょうか。
チアゴが痛めなければ、もしかしたら前半だけで交代されてたかもしれません。
DHというポジション上をボールを失うと即失点のピンチになりますし、このままではDHやCBというポジションを任せにくいですね。
まだ、開幕戦ですし、良いプレイをしてアピールして信頼を取り戻して欲しい。
その他にもシュートにしてもフリーで大きく吹かしてましたね。
落胆具合が半端なかったです。
それでも、ボール奪取とか良いプレイも無かった訳ではないですし、見限られず生き残って欲しい。
WB17服部:5,5
クロス精度は、流石の一言。
ぶれもなく、安定的に高精度のクロスが入ってました。
小林以上ですね。
年齢を感じさせない衰え知らずの左足ですね。
ただ、ドリブル突破や守備はあまり期待できないかも。
結構簡単に振り切られて感じがしました。
バックパスとか攻撃を遅らせれば良いですけど、裏のスペースをかなり突かれてました。
服部自体は、仕掛けないから結構バックパス多かったですけどね。
ボールを持って居れば、なかなかボールを失わないですし、ポゼッションする中で、経験から良いポジションを取る等して、好機を演出して欲しいですね。
WB2沢口:5,5
守備は流石でした。
1:1とか簡単に抜かせないですね。
ただ、相手が悪かった感じで、ソヨンドクはキレキレでしたね。
突破は、許さないものの結構キープされて中に切れ込まれてました。
攻撃では、結構ドリブルで仕掛けてクロスまで行こうとしてました。
きついポジションなのに良くあれだけ走って仕掛けられますね。
決定機が一度あって、あれは決めて欲しかった。
植田からのクロスでしたけど、ヘッドしたボールがポストの上を越えてしまった。
まぁ、あそこに走り込んでいるのは素晴らしかった。
ああいった動きを継続していればいつか得点できると思います。
次節からも失敗を恐れず是非、チャレンジして欲しいですね。
OH7キムミンキュン:6,0
この試合のMIP。
キープ力は群を抜いてますね。
囲まれてもほとんどボールを奪われない。
そこからアシストとかゴールという結果を残せないのは、玉に傷ですけどね。
でも、この試合でのキムのキープは、かなり富山は嫌だったと思います。
一度強烈なミドルを打ってました。
少し遠めでしたけど、昨季よりシュート意識は高くなっているのではないかと。
枠内とポストとの微妙なコースでしたけど。
これは悪くないと思いますよ。
打たないとゴールも決まりませんからね。
これからも積極的に狙って欲しいと思います。
OH19中野:5,5
一年前よりはかなり成長してましたね。
足下にボールが収まってましたし、ほとんど何も触れなかった時と比べると良かったと思います。
体を張ったプレイも出来てました。
ただ、大きく外れるクロスであったり、自陣に結構戻った位置で、パスミスとかありましたし、そういったミスを減らしていかないと。
体自体は、十分キレてましたし、状態は良さそうな印象を受けました。
守備の方でも献身的に頑張っていたと思います。
出来れば、もっとシュートを狙える位置まで侵入して欲しいですね。
サイドに流れることが、多かった。
まだまだ伸びる選手だと思いますし、アンデルソンが居ない今に何か掴んでポジション争いを有利に進めたいですね。
FW10チアゴ:6,0
前半での交代でしたけど、怪我とか無ければ良いですけど。
PKも落ち着いて決めてくれました。
ただ、足下の技術があるのにロングパスで競り合うシーンが多かったのが残念です。
それでもそこそこ競り勝ってましたが、そのセカンドボールを拾うのは、難しい。
最初からパワープレイをしている様で、勿体ない。
もっとしっかり足下で繋いで、行く方がチアゴは、活きると思う。
現状のやり方で、チアゴが得点に絡むのは、セットプレイかクロスからに限定されそうである。
裏へ抜け出すスルーパスとか昨季ほとんどなかったですね。
昨季の愛媛戦で、裏へ抜け出せそうな時にPKを貰った時や、北九州戦での裏へ出た際、相手のクリアミスで、フリーになって決めたぐらいである。
これは、チアゴのフリーランの質や裏への飛び出しのタイミングが悪いのか、それとも味方からのパスが来ないのか。
どちらも当てはまると言えるが、どちらかと言えば、運動量が少なくそういった動きをしてないのだと思う。
ただ、あまり動かなくても浮いた球には競り勝てる可能性も高いし、足下へのパスは、高いテクニックと長い脚で、上手く繋ぐ事ができる。
こう考えてみると、チアゴは、昨季チーム得点王であるが、点取り屋というよりは、ポストプレーヤーなんだと思う。
彼を活かすには、近くにいる、OHの選手の活躍に左右される。
彼の落とした球に強烈なミドルシュートで決めるとか、ドリブルで仕掛けて敵を引きつけてスルーパスを出すとか。
幸い今季は、キム、アンデルソンというキープ力の高い選手が揃っており、スルーパスに期待できる。
キムは、シュート精度に課題があったが、強烈なシュートを打ってたし、チアゴが活きて来そうである。
OHの活躍次第で、チアゴのポストプレイではなく、得点能力を活かす事が出来れば、二桁得点も見えて来る。
十分ポストプレイで、活躍しているが、まだまだ出来る選手だと思う。
今後に期待したい。
途中交代
36関戸:6,0
ルーキー離れしたプレイを見せてくれました。
間違いなくやってくれますね。
OHでプレイしてた時の方が良いプレイをしてたと思います。
囲まれても驚くべき所へパスが出る。
岡山の選手で例えるなら運動量があって、アジリティのあり、守備の下手なストヤノフといった感じか。
パスの創造性ならストヤノフ以上。
千明や仙石以上の物がある。
バイタルエリアで、ペナルティエリアへの浮き球のスルーパスとか一瞬の閃きは素晴らしい。
また、周りの選手の使い方も上手い。
ポジショニングも良く、攻撃に絡んでいました。
居て欲しい所に居てくれる。
得点とアシストも期待できる選手だと思います。
この試合のパフォーマンスなら竹田からスタメンを奪えると思うし、千明が戻ってきても十分スタメンを狙えるポテンシャルを持って居ると思います。
千明を戻ってきたら中野からポジションを奪ってOHでの出場の方が絡めるのではないかと。
何れにせよ次節は、DHのスタメン出場の可能性も出て来たと思います。
もし、そうなるなら、90分間でどれだけ出来るか楽しみですね。
11桑田:5,0
まだ、持ち味を出せてないのではないかと。
特筆すべきプレイもなかった様な気がします。
相手にファールで止められてイエローカードが相手選手に出たシーンなんかは、良い動きをしていたと思います。
自らドリブル突破で仕掛けるというよりは、そういった動き出しからチャンスを作るタイプなんだと思います。
選手名鑑も読む限り運動量豊富ですし、フリーランで走り回って好機を作って欲しいですね。
ポジション的に得点が求められるポジションですし、どれだけ出来るかですね。
今季は、怪我無くプレイして、早く岡山のサッカーにフィットして欲しいですね。
20川又:評価不可
状態が悪いという事で、スタメンになれませんでしたけど、どれだけ出来るかですね。
彼の活躍無しにして、今季の昇格争いは無いでしょう。
J1の新潟で、あれだけ出場した選手ですし、良い選手なんだと思います。
残念ながらこの試合では、プレイ時間が短くなんとも言えませんが、一度競り合いに勝って湧いたシーンがありましたけど、まぁ、これからでしょうね。
影山監督:5,0
調子の悪い竹田をスタメンで起用した点は、監督の責任でしょうね。
前半で、調子の悪い関戸を投入しようとしてましたが、チアゴが、痛めたので、先にチアゴを代えることになりましたね。
これは、誤算でしょうね。
影山監督を擁護するならば、関戸がベンチに居る方が流れを変える切り札ある分交代策の効果がある。
しかし、今日の出来ならば、関戸がスタメンの方が良かったでしょうね。
関戸が90分間プレイを出来るかが一つのポイントになりそうな気がします。
どんなに良いプレーヤーでも、90分間高いパフォーマンスを出せない様では、スタメンにはし辛い。
その辺り監督がどう判断するかですね。
石原を投入するにしてもWBでしょうね。
OHとしては、決定力不足だと思います。
沢口に代えて攻撃的にでる手段としては有効だと思います。
その辺りそういったカードをきれなかったのは、竹田をスタメンで起用した弊害でしょうね。
本来DHの選手は、あまり変えたくないですよね。
前線の選手にカードを切りたい。
竹田以外の選手のスタメン起用に関して、大筋同意ですね。
前線に関しては、選手を色々と試していくらしいですし、今後の影山監督が、どういったスタメン、交代策を取るのか注視していきたいです。
富山(結構曖昧で、正直あんまり印象が残ってませんが、今季は、可能ならば相手チームの評価したいと思います。)
GK31鶴田:5,5
ファインセーブもありましたけど、キャッチしたボールを落としてCKというシーンがありました。
あれがゴールだと失点ですからね。
CB15平出・3福田・4吉井:5,5
慣れた感じの守備でしたね。
3バックをずっとやって来た感じで、安定感あったと思います。
DH18加藤:5,5
そこそこ散らせてゲームを作っていたのではないかと。
司令塔タイプの綺麗な選手かと思いましたけど、結構削りにいってイエローカード貰ってましたね。
DH23吉川:5,5
無難にこなしていたのではないかと。
WB11ソヨンドク:6,5
この試合のMVP。
岡山のキムばりのキープ力。
ドリブルで中央へするする侵入していく。
囲まれても落ち着いていてなかなかボールを失わない。
パスも正確。
さらに強烈なミドルシュートを叩きこみ先制点を生みだした。
良いWBと思いました。
WB8大西:5,5
結構攻撃面で貢献してたのではないかと。
OH20関原:5,5
あまり脅威ではなかった。
OH30木村:5,5
ポストプレイで仕事してたのではないかと。
9黒部:5,5
フィジカル強いですね。
途中交代
28平野:5,5
流れを変わるまでには至らず。
28西川:5,5
高さを活かしたプレイは、脅威でした。
安間監督:6,0
しっかりチームを作って来たのではないかと。
カードを三枚使い切らなかったのは、ある程度スタメンの選手に手応えを感じていたからなのではないかと。
実際内容が良かったですしね。
関原と木村に関しては、代えるべき選手だったと思います。
黒部に代えて苔口という選択肢は、無かったのか気になる。
審判(主:岡、副:岡野・武田):5,5
大きな誤審は無かったかと。
上手くゲームを作ったかと思います。
カードも妥当な所だと思います。
岡山から世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
良いと思ったら評価して頂けると嬉しいです。
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