2015:J2:2節:A:vs大分トリニータ「リアリスト勝利に飢えた男たち」その2
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杉野雅昭
2015年03月16日 00:54 visibility66
2、戦評
立ち上がりから大分が、正確なビルトアップで、岡山の前線からの積極的なプレスをかけるという守備をさせなかった。
また、岡山の中盤の8渡邊 一仁の奪取力と10千明 聖典の展開力を大分が、35ダニエルの奪取力と33兵働 昭弘の展開力の面で上回り、主導権を握った。
その結果、岡山の狙いの高い位置からの守備を機能させなかった。
ただ、岡山も焦らず、出来る事をしっかりやって、好機を窺った。
岡山は、シュートまで辿りつかないものの大分の一方的な展開とまでは行かなず、スコアレスのまま前半終了。
後半に入っても大分ペースで、試合が進む。
両チームともスペースという隙を作らせず、ミスも少なく、一進一退。
しかし、奇しくも勝負を分けたのは、大分の小さいミスによって生まれた僅かな隙を突いた14押谷 祐樹のゴールだった。
得点後も岡山が一方的に引いて守るという事も大分が攻撃に比重を置いて攻めるという事もなく、全体のバランスを両チームがとり、静かなまま0-1で、試合を終えた。
この結果と過去の対戦スコアを見てもこのカードは、本当にスコアが動かない。
両チームの守備意識の高さを窺わせるゲームとなった。
勝負に辛い手堅いサッカーでの試合は、岡山が制し、岡山は大分の地での初得点及び初勝利となり、無傷の開幕2連勝で、首位陥落も2位と好位置をキープした。
逆に大分は内容が良かったが得点が遠く、開幕2連敗となった。
3、得点経過と分析
A:岡山:0-1:14押谷 祐樹(21加地 亮)
経過
サイドライン際のバイタル手前の位置の25田所 諒が、後方の8渡邊 一仁に預ける。
8渡邊 一仁は、中の様子を見た後、守備的選手らしく、状況より足下のボールを見てグラウンダーの強い楔形パスを入れる。
これが、大分のライン設定の連携ミスによって生まれたスペースへ走り込んでいた21加地 亮に通る。
一緒に追いかけていた18伊佐 耕平が、シュートこそ防ぐもののボールを奪えず、後方にボールを出されてしまう。
これを14押谷 祐樹が、ドンピシャのタイミングで、強烈なシュートを放ち、これが決まって得点。
分析
まず、注目したいのが、一連のプレーを見る限り8渡邊 一仁が、21加地 亮を狙ったのか怪しい。
ここに居れれば通る可能性が高そうだという感覚で出している。
もしくは、練習でここは、こういった動きをするというパターンの練習やミーティングで、頭に入れられたていた型という可能性もある。
この根拠は、蹴る直前に8渡邊 一仁が下を向いているからである。
状況を最後まで見てと言うよりは、感覚で出している可能性を高いと、私は、判断したが、この辺り本人の意図が、聞きたいところ。
そして、21加地 亮の所での大分のDFラインの連携ミスと表記した理由を説明しておこう。
まず、25田所 諒のクロスに備えて21加地 亮が、最終ラインで待ち構えようとした。
この時、25田所 諒の所でクロスは入らなかったが、18伊佐 耕平が、深追いしてしまった。
その結果、最終ラインが、18伊佐 耕平の位置になってしまう。
パスを受けた8渡邊 一仁がパス出すタイミングで、21加地 亮が、その連携ミスによって本来のDFラインより低くなって生まれた裏のスペースへ走り込んだ。
ここで、18伊佐 耕平が、思い切ってラインを上げていればオフサイドだったが、追走を選択した。
その結果、パスが21加地 亮の下に通った。
追走という選択をしたので、シュートをそこで撃たれるのを18伊佐 耕平は防いだが、オフサイドのチャンスも逃した。
この後、21加地 亮が、バランスを崩しながらも後方にパスを出す。
その結果、14押谷 祐樹らしいスピードのある華麗なミドルシュートのゴール生まれた訳である。
立ち上がりから大分が、正確なビルトアップで、岡山の前線からの積極的なプレスをかけるという守備をさせなかった。
また、岡山の中盤の8渡邊 一仁の奪取力と10千明 聖典の展開力を大分が、35ダニエルの奪取力と33兵働 昭弘の展開力の面で上回り、主導権を握った。
その結果、岡山の狙いの高い位置からの守備を機能させなかった。
ただ、岡山も焦らず、出来る事をしっかりやって、好機を窺った。
岡山は、シュートまで辿りつかないものの大分の一方的な展開とまでは行かなず、スコアレスのまま前半終了。
後半に入っても大分ペースで、試合が進む。
両チームともスペースという隙を作らせず、ミスも少なく、一進一退。
しかし、奇しくも勝負を分けたのは、大分の小さいミスによって生まれた僅かな隙を突いた14押谷 祐樹のゴールだった。
得点後も岡山が一方的に引いて守るという事も大分が攻撃に比重を置いて攻めるという事もなく、全体のバランスを両チームがとり、静かなまま0-1で、試合を終えた。
この結果と過去の対戦スコアを見てもこのカードは、本当にスコアが動かない。
両チームの守備意識の高さを窺わせるゲームとなった。
勝負に辛い手堅いサッカーでの試合は、岡山が制し、岡山は大分の地での初得点及び初勝利となり、無傷の開幕2連勝で、首位陥落も2位と好位置をキープした。
逆に大分は内容が良かったが得点が遠く、開幕2連敗となった。
3、得点経過と分析
A:岡山:0-1:14押谷 祐樹(21加地 亮)
経過
サイドライン際のバイタル手前の位置の25田所 諒が、後方の8渡邊 一仁に預ける。
8渡邊 一仁は、中の様子を見た後、守備的選手らしく、状況より足下のボールを見てグラウンダーの強い楔形パスを入れる。
これが、大分のライン設定の連携ミスによって生まれたスペースへ走り込んでいた21加地 亮に通る。
一緒に追いかけていた18伊佐 耕平が、シュートこそ防ぐもののボールを奪えず、後方にボールを出されてしまう。
これを14押谷 祐樹が、ドンピシャのタイミングで、強烈なシュートを放ち、これが決まって得点。
分析
まず、注目したいのが、一連のプレーを見る限り8渡邊 一仁が、21加地 亮を狙ったのか怪しい。
ここに居れれば通る可能性が高そうだという感覚で出している。
もしくは、練習でここは、こういった動きをするというパターンの練習やミーティングで、頭に入れられたていた型という可能性もある。
この根拠は、蹴る直前に8渡邊 一仁が下を向いているからである。
状況を最後まで見てと言うよりは、感覚で出している可能性を高いと、私は、判断したが、この辺り本人の意図が、聞きたいところ。
そして、21加地 亮の所での大分のDFラインの連携ミスと表記した理由を説明しておこう。
まず、25田所 諒のクロスに備えて21加地 亮が、最終ラインで待ち構えようとした。
この時、25田所 諒の所でクロスは入らなかったが、18伊佐 耕平が、深追いしてしまった。
その結果、最終ラインが、18伊佐 耕平の位置になってしまう。
パスを受けた8渡邊 一仁がパス出すタイミングで、21加地 亮が、その連携ミスによって本来のDFラインより低くなって生まれた裏のスペースへ走り込んだ。
ここで、18伊佐 耕平が、思い切ってラインを上げていればオフサイドだったが、追走を選択した。
その結果、パスが21加地 亮の下に通った。
追走という選択をしたので、シュートをそこで撃たれるのを18伊佐 耕平は防いだが、オフサイドのチャンスも逃した。
この後、21加地 亮が、バランスを崩しながらも後方にパスを出す。
その結果、14押谷 祐樹らしいスピードのある華麗なミドルシュートのゴール生まれた訳である。
その3に続く。
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