2015:J2:6節:A:vs徳島ヴォルティス「新スター誕生の予感」その3
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杉野雅昭
2015年04月11日 01:48 visibility116
A:岡山:1-1:24矢島 慎也(19片山 瑛一)
経過
相手のパスがずれて、トラップし切れてないと所を10千明 聖典がボール奪取。
少しキープして、短い縦パスを出すも相手選手に一度触られるもセカンドボールを24矢島 慎也がダイレクトで、裏のスペースへ居る19片山 瑛一に出す。
裏と言っても距離が近いため抜ける選択をせず、トラップして、後ろの10千明 聖典へ戻す。
ここで、局面を落ち着かせて、選手が各自パスを受けて、崩すための動きを見せる。
10千明 聖典の選択は、サイドの25田所 諒。
25田所 諒には、すぐ寄せが来たため突破やクロスを選択せず、バックパス。
10千明 聖典は、そのバックパスを19片山 瑛一にダイレクトで当てる。
19片山 瑛一もダイレクトでスペースへ落とす。
24矢島 慎也は、そのスペースで、パスを受けると1トラップ後、右足を振り切り綺麗なミドルシュートを右隅に突き刺して得点。
分析
スペースを消している徳島に対し、岡山は近い距離感での細かいタッチでのパス回しでの打開を選択しての得点。
得点の直前の流れでは、狭いスペースで、ボールの主導権が行き来したが、10千明 聖典の所で落ち着き、徳島は陣形を整え、岡山は攻めの体勢を整えた。
徳島の守備が、スペースを消すゾーンであったため、徳島は、陣形の整備を優先し、10千明 聖典は、その結果ある程度自由にボールを持てた。
10千明 聖典から出たパスを受けた25田所 諒は、スペースが無く、戻さざる得なかった。
しかし、マンマークでなく、ゾーンであるためスペースが無くても人がマンマークを多少取り入れた守備よりは時間があるためダイレクトで細かく繋いで揺さぶった結果、24矢島 慎也が、少しフリーとなった。
このフリーで居られる短い間に24矢島 慎也は、すぐさまシュートを狙って得点となった。
こうして、14押谷 祐樹を思わせる綺麗な軌道で、ゴールが生まれた訳である。
こうした細かいパス回しというのは、これまでの岡山に備わっていた。
しかし、10千明 聖典が、こうして高い位置で攻撃に絡む事は少なかったですし、14押谷 祐樹と19片山 瑛一、17島田 譲を除いて、こういったミドルシュートを狙える選手は少なかった。
そう考えると昨季と違った岡山の武器と言うのを内外に示せた事は、大きい。
徳島に大きなミスがないという個と組織力で打開して生まれた素晴らしいゴールであり、このゴールは、今後のチームの自信に繋がるだろうし、こういったプレーに今後期待したい。
A:岡山:1-2:19片山 瑛一(PK)
ファール分析
微妙な判定だが、良く見るとクリアした26橋内 優也が、19片山 瑛一をなんらかの方で、激しく抑えて、落下点に入って、クリアしている。
加えて、動き出す段階で、もっと言うとボールに関係無い段階で、競り合いというよりは、相撲という様な感じで、19片山 瑛一を抑えてから落下点に入った様に見える。
ただ、遠方からの動画であり、断言はできないが、流れと言うよりは故意であることは明らかである。
そう考えると、PKを取られても不思議ではない。
PK
19片山 瑛一が、31長谷川 徹が飛んだ方向とは逆の左に力強く蹴り込んで、PKを成功させた。
4、試合考察
4-1:対4-4の2段構えへのゾーンディフェンスの考察
この試合で、徳島は、4-4の2ブロックのゾーンディフェンスで、岡山の攻撃に備えた。
その結果、岡山は、パスコースが無くなり後ろで回す時間が長くなった。
無理して強引に仕掛けた所で、奪われカウンターという展開が多かった。
加えて、徳島は、2トップで、前線へのマークを分散させる事で、素早く楔形のパスを通し、そこから攻撃の形を作った。
試合途中から岡山は、前線が下がって受けて、中盤も前線に近づいた。
これにより細かい少ないタッチでのパス交換での打開に成功する。
ゴールシーンは、24矢島 慎也の個の力。
こういった引いた相手にミドルシュートというのは、大きな武器になる。
この辺り引いて、陣形を整える相手に対して、フリーとなる時間が限られるため、14押谷 祐樹と19片山 瑛一、24矢島 慎也といったそういった隙から得点できる3人になったのは、自然な流れと言える。
経過
相手のパスがずれて、トラップし切れてないと所を10千明 聖典がボール奪取。
少しキープして、短い縦パスを出すも相手選手に一度触られるもセカンドボールを24矢島 慎也がダイレクトで、裏のスペースへ居る19片山 瑛一に出す。
裏と言っても距離が近いため抜ける選択をせず、トラップして、後ろの10千明 聖典へ戻す。
ここで、局面を落ち着かせて、選手が各自パスを受けて、崩すための動きを見せる。
10千明 聖典の選択は、サイドの25田所 諒。
25田所 諒には、すぐ寄せが来たため突破やクロスを選択せず、バックパス。
10千明 聖典は、そのバックパスを19片山 瑛一にダイレクトで当てる。
19片山 瑛一もダイレクトでスペースへ落とす。
24矢島 慎也は、そのスペースで、パスを受けると1トラップ後、右足を振り切り綺麗なミドルシュートを右隅に突き刺して得点。
分析
スペースを消している徳島に対し、岡山は近い距離感での細かいタッチでのパス回しでの打開を選択しての得点。
得点の直前の流れでは、狭いスペースで、ボールの主導権が行き来したが、10千明 聖典の所で落ち着き、徳島は陣形を整え、岡山は攻めの体勢を整えた。
徳島の守備が、スペースを消すゾーンであったため、徳島は、陣形の整備を優先し、10千明 聖典は、その結果ある程度自由にボールを持てた。
10千明 聖典から出たパスを受けた25田所 諒は、スペースが無く、戻さざる得なかった。
しかし、マンマークでなく、ゾーンであるためスペースが無くても人がマンマークを多少取り入れた守備よりは時間があるためダイレクトで細かく繋いで揺さぶった結果、24矢島 慎也が、少しフリーとなった。
このフリーで居られる短い間に24矢島 慎也は、すぐさまシュートを狙って得点となった。
こうして、14押谷 祐樹を思わせる綺麗な軌道で、ゴールが生まれた訳である。
こうした細かいパス回しというのは、これまでの岡山に備わっていた。
しかし、10千明 聖典が、こうして高い位置で攻撃に絡む事は少なかったですし、14押谷 祐樹と19片山 瑛一、17島田 譲を除いて、こういったミドルシュートを狙える選手は少なかった。
そう考えると昨季と違った岡山の武器と言うのを内外に示せた事は、大きい。
徳島に大きなミスがないという個と組織力で打開して生まれた素晴らしいゴールであり、このゴールは、今後のチームの自信に繋がるだろうし、こういったプレーに今後期待したい。
A:岡山:1-2:19片山 瑛一(PK)
ファール分析
微妙な判定だが、良く見るとクリアした26橋内 優也が、19片山 瑛一をなんらかの方で、激しく抑えて、落下点に入って、クリアしている。
加えて、動き出す段階で、もっと言うとボールに関係無い段階で、競り合いというよりは、相撲という様な感じで、19片山 瑛一を抑えてから落下点に入った様に見える。
ただ、遠方からの動画であり、断言はできないが、流れと言うよりは故意であることは明らかである。
そう考えると、PKを取られても不思議ではない。
PK
19片山 瑛一が、31長谷川 徹が飛んだ方向とは逆の左に力強く蹴り込んで、PKを成功させた。
4、試合考察
4-1:対4-4の2段構えへのゾーンディフェンスの考察
この試合で、徳島は、4-4の2ブロックのゾーンディフェンスで、岡山の攻撃に備えた。
その結果、岡山は、パスコースが無くなり後ろで回す時間が長くなった。
無理して強引に仕掛けた所で、奪われカウンターという展開が多かった。
加えて、徳島は、2トップで、前線へのマークを分散させる事で、素早く楔形のパスを通し、そこから攻撃の形を作った。
試合途中から岡山は、前線が下がって受けて、中盤も前線に近づいた。
これにより細かい少ないタッチでのパス交換での打開に成功する。
ゴールシーンは、24矢島 慎也の個の力。
こういった引いた相手にミドルシュートというのは、大きな武器になる。
この辺り引いて、陣形を整える相手に対して、フリーとなる時間が限られるため、14押谷 祐樹と19片山 瑛一、24矢島 慎也といったそういった隙から得点できる3人になったのは、自然な流れと言える。
その4に続く。
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