2015:J2:6節:A:vs徳島ヴォルティス「新スター誕生の予感」その2
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杉野雅昭
2015年04月11日 01:47 visibility279
2、戦評
プライドオブ中四国の意地と意地のぶつかりあいとなるこの試合。
状態が上がらず、下位に低迷する徳島が、ここまで優勝候補相手に善戦し、手応えを掴んでいる岡山を迎えて行われた。
岡山は、チームコンセプトである前から献身的プレスを仕掛ける。
しかし、徳島は、そのプレスを掻い潜り楔形のパスをどんどん通し、縦への強い意識を見せるが、岡山も最後の所で、しっかり守って防ぐ。
岡山の攻撃に対して、徳島は、4-4の2枚ブロックを作り、スペースを消す守備を展開。
岡山は、出しどころに困りボールをロストし、カウンターを受けるシーンが目についた。
迫力のあるセットプレーから得点を予感させた徳島だったが、サインプレーが上手く決まり先制する。
岡山は、前半での失点が初となるが、岡山も前線の選手が少し引いて密集地帯を密度で、対抗し打開を図る。
その結果、良い距離感からスペースを活かし、24矢島 慎也が、同点ゴールを決める。
その後、勢いを取り戻した岡山が、PKを得ると、19片山 瑛一が、PKを冷静に決めて、勝ち越しに成功した。
後半に入って打ち合いになるかとも思われた。
実際、徳島が形を崩して、岡山のゴールを目指す。
前線の起点の一つとなっていた24矢島 慎也が下がるとより徳島側に傾く。
岡山も11染矢 一樹が、GKとの1対1に近い状況という決定機を迎えるも決めきれなかった。
逆にセットプレーや流れから徳島が大きな決定機を何度か作るもギリギリの所で、岡山が、防ぎ辛くも岡山が、逃げ切った。
プライドオブ中四国らしく最後まで目を離せないスリリングで、面白い試合は、岡山が制した。
徳島は、勝率5割にして好転の切っ掛けにしたかったが、残念ながら出来なかった。
3、得点経過&分析
H:徳島:1-0:19内田 裕斗(23長谷川 悠)
経過
7木村 祐志が、徳島サイドから見て左側のCKのキッカーを務める。
画面に見えない所に恐らく徳島の選手が居るので、14押谷 祐樹がマークするポジションを取る。
7木村 祐志は、何やらショートコーナーを蹴るというような動作を見せるも蹴らない。
TV画面では見えなかったが、サイド側に徳島の選手が寄っている可能性がある。
この意図は、分析で、説明するとして、23長谷川 悠が蹴る直前に35岩政 大樹の傍から離れてニアの空いたスペースへ走る。
この動きに対して7木村 祐志が、グラウンダーのボールを入れる。
23長谷川 悠は、フリーの19内田 陸斗の前にパスを出す。
19内田 陸斗が、フリーで、吹かさず、しっかりコースに蹴り込んで、決めて得点。
分析
まず、7木村 祐志がすぐに蹴らず、蹴りなおした理由。
これは、スペースを作るという意図がある。
14押谷 祐樹の初期位置は、中央に近かった。
しかし、7木村 祐志のショートコーナーを蹴ろうという動作で、サイド側へ移している。
これにより多少ながらスペースを作った。
加えて、これは、徳島側しか分からないが、これがサインである可能性もある。
ショートコーナーを蹴る=スペースを作る+サイン。
こう考えれば、非常に深いプレーとなる。
そして、このサインを受けて、23長谷川 悠が、35岩政 大樹を引き連れてニアサイドのスペースへ走り込む。
ここにも大きな意味がある。
一番背の高い23長谷川 悠がスペースへ出れば、35岩政 大樹を引き連れる事が出来る。
これにより、23長谷川 悠に当たってしまう事態と、35岩政 大樹によってシュートブロックされる可能性を0にした。
細かいが、スペースに走り込むのは、23長谷川 悠で、無ければならいないのである。
つまり、これは狙って取られた失点であり、初見で防ぐのは、難しかった失点である。
プライドオブ中四国の意地と意地のぶつかりあいとなるこの試合。
状態が上がらず、下位に低迷する徳島が、ここまで優勝候補相手に善戦し、手応えを掴んでいる岡山を迎えて行われた。
岡山は、チームコンセプトである前から献身的プレスを仕掛ける。
しかし、徳島は、そのプレスを掻い潜り楔形のパスをどんどん通し、縦への強い意識を見せるが、岡山も最後の所で、しっかり守って防ぐ。
岡山の攻撃に対して、徳島は、4-4の2枚ブロックを作り、スペースを消す守備を展開。
岡山は、出しどころに困りボールをロストし、カウンターを受けるシーンが目についた。
迫力のあるセットプレーから得点を予感させた徳島だったが、サインプレーが上手く決まり先制する。
岡山は、前半での失点が初となるが、岡山も前線の選手が少し引いて密集地帯を密度で、対抗し打開を図る。
その結果、良い距離感からスペースを活かし、24矢島 慎也が、同点ゴールを決める。
その後、勢いを取り戻した岡山が、PKを得ると、19片山 瑛一が、PKを冷静に決めて、勝ち越しに成功した。
後半に入って打ち合いになるかとも思われた。
実際、徳島が形を崩して、岡山のゴールを目指す。
前線の起点の一つとなっていた24矢島 慎也が下がるとより徳島側に傾く。
岡山も11染矢 一樹が、GKとの1対1に近い状況という決定機を迎えるも決めきれなかった。
逆にセットプレーや流れから徳島が大きな決定機を何度か作るもギリギリの所で、岡山が、防ぎ辛くも岡山が、逃げ切った。
プライドオブ中四国らしく最後まで目を離せないスリリングで、面白い試合は、岡山が制した。
徳島は、勝率5割にして好転の切っ掛けにしたかったが、残念ながら出来なかった。
3、得点経過&分析
H:徳島:1-0:19内田 裕斗(23長谷川 悠)
経過
7木村 祐志が、徳島サイドから見て左側のCKのキッカーを務める。
画面に見えない所に恐らく徳島の選手が居るので、14押谷 祐樹がマークするポジションを取る。
7木村 祐志は、何やらショートコーナーを蹴るというような動作を見せるも蹴らない。
TV画面では見えなかったが、サイド側に徳島の選手が寄っている可能性がある。
この意図は、分析で、説明するとして、23長谷川 悠が蹴る直前に35岩政 大樹の傍から離れてニアの空いたスペースへ走る。
この動きに対して7木村 祐志が、グラウンダーのボールを入れる。
23長谷川 悠は、フリーの19内田 陸斗の前にパスを出す。
19内田 陸斗が、フリーで、吹かさず、しっかりコースに蹴り込んで、決めて得点。
分析
まず、7木村 祐志がすぐに蹴らず、蹴りなおした理由。
これは、スペースを作るという意図がある。
14押谷 祐樹の初期位置は、中央に近かった。
しかし、7木村 祐志のショートコーナーを蹴ろうという動作で、サイド側へ移している。
これにより多少ながらスペースを作った。
加えて、これは、徳島側しか分からないが、これがサインである可能性もある。
ショートコーナーを蹴る=スペースを作る+サイン。
こう考えれば、非常に深いプレーとなる。
そして、このサインを受けて、23長谷川 悠が、35岩政 大樹を引き連れてニアサイドのスペースへ走り込む。
ここにも大きな意味がある。
一番背の高い23長谷川 悠がスペースへ出れば、35岩政 大樹を引き連れる事が出来る。
これにより、23長谷川 悠に当たってしまう事態と、35岩政 大樹によってシュートブロックされる可能性を0にした。
細かいが、スペースに走り込むのは、23長谷川 悠で、無ければならいないのである。
つまり、これは狙って取られた失点であり、初見で防ぐのは、難しかった失点である。
その3に続く。
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