2015:J2:14節:A:vsアビスパ福岡「より高みを目指して」その2
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杉野雅昭
2015年05月24日 20:31 visibility46
2、短評
ここ数試合勝利の無い岡山は、福岡の地に乗り込んだ試合。
一方福岡、スタートダッシュこそ失敗したが、すぐリスタートし、一気に順位を上げた。
状態が、全く違う両チームの試合。
岡山が、パスを繋いで、チャンスメークするも福岡の堅い守備の前に好機までは作るも、決定機までは演出出来なかった。
一方、福岡は、ラッキーな形で、訪れた決定機を確実に決めて、その1点を守り切った。
岡山は、失点するまで、良い形を作れたものの失点後は、攻め手を欠いた。
岡山は、最後には、35岩政 大樹を上げて攻勢を仕掛けるが、福岡の組織的守備と守備的な采配により、攻撃の形を作れず、4敗目を喫した。
3、得点経過&分析
H:福岡:1-0:2濱田 水輝
経過
33鈴木 惇が、福岡が攻める側から見て右サイドからのCKを蹴る。
ニアサイドへのボールを17島田 譲が、頭でクリアする。
セカンドボールを15末吉 隼也が、頭で33鈴木 惇に繋ぐ。
33鈴木 惇は、ダイレクトで、15末吉 隼也に戻す。
15末吉 隼也は、リターンパスを1トラップして、ワンテンポ置き、マークを引き付けて、フリーとなった33鈴木 惇へとパスを出す。
33鈴木 惇が、フリーでいた選手にマイナスのパスを出そうとするが、これが14押谷 祐樹へと当たって、中へのクロスの様な形となり、フリーで居た2濱田 水輝の元へ行き、これをしっかり下からミートし、至近距離であった、1中林 洋次の上を突き抜いて得点。
分析
この失点は、14押谷 祐樹に当たって軌道が変わってしまった事による不運な失点であった。
1つ目のポイントは、2濱田 水輝が、どうしてフリーだったのか。
これも結論から言えば不運だったと言える。
何故ならば、33鈴木 惇の居た位置に対して岡山の選手は、33鈴木 惇のパスコースに準じたポジショニングとマークを取れていたからである。
この的確な守備により2濱田 水輝へのパスコースは、本来無かったのである。
失点に繋がったしまった流れは、2濱田 水輝のマークへと付いていた21加地 亮が、通る可能性のあった10城後 寿にマークを移した流れだが、これは正しい判断だった。
2つ目のポイントは、14押谷 祐樹と8渡邊 一仁の守備の連係ミスである。
問題のシーンは、フリーの33鈴木 惇へとパスが出される前のシーンである。
33鈴木 惇からダイレクトで戻された15末吉 隼也へ、14押谷 祐樹と8渡邊 一仁の意識が行き、寄せに行った。
8渡辺 一仁は、14押谷 祐樹が、33鈴木 惇に付いているとみて寄せにいった。
しかし、実際は、14押谷 祐樹は、33鈴木 惇よりボールを持っていた15末吉 隼也への意識が強かった。
その結果、マークを外してしまい33鈴木 惇が、フリーとなり、そこへパスを出された。
FWの選手であり、ポジショニングというよりは、寄せて行くことが多く、生じやすい判断ミスではあった。
しかし、この2点を考え突き詰めると、こういった不運な失点というのは、どうしても出てきてしまうものであり、守備面の責任というよりは、得点をあげられない攻撃面を問題視すべきと結論づけられる。
ここ数試合勝利の無い岡山は、福岡の地に乗り込んだ試合。
一方福岡、スタートダッシュこそ失敗したが、すぐリスタートし、一気に順位を上げた。
状態が、全く違う両チームの試合。
岡山が、パスを繋いで、チャンスメークするも福岡の堅い守備の前に好機までは作るも、決定機までは演出出来なかった。
一方、福岡は、ラッキーな形で、訪れた決定機を確実に決めて、その1点を守り切った。
岡山は、失点するまで、良い形を作れたものの失点後は、攻め手を欠いた。
岡山は、最後には、35岩政 大樹を上げて攻勢を仕掛けるが、福岡の組織的守備と守備的な采配により、攻撃の形を作れず、4敗目を喫した。
3、得点経過&分析
H:福岡:1-0:2濱田 水輝
経過
33鈴木 惇が、福岡が攻める側から見て右サイドからのCKを蹴る。
ニアサイドへのボールを17島田 譲が、頭でクリアする。
セカンドボールを15末吉 隼也が、頭で33鈴木 惇に繋ぐ。
33鈴木 惇は、ダイレクトで、15末吉 隼也に戻す。
15末吉 隼也は、リターンパスを1トラップして、ワンテンポ置き、マークを引き付けて、フリーとなった33鈴木 惇へとパスを出す。
33鈴木 惇が、フリーでいた選手にマイナスのパスを出そうとするが、これが14押谷 祐樹へと当たって、中へのクロスの様な形となり、フリーで居た2濱田 水輝の元へ行き、これをしっかり下からミートし、至近距離であった、1中林 洋次の上を突き抜いて得点。
分析
この失点は、14押谷 祐樹に当たって軌道が変わってしまった事による不運な失点であった。
1つ目のポイントは、2濱田 水輝が、どうしてフリーだったのか。
これも結論から言えば不運だったと言える。
何故ならば、33鈴木 惇の居た位置に対して岡山の選手は、33鈴木 惇のパスコースに準じたポジショニングとマークを取れていたからである。
この的確な守備により2濱田 水輝へのパスコースは、本来無かったのである。
失点に繋がったしまった流れは、2濱田 水輝のマークへと付いていた21加地 亮が、通る可能性のあった10城後 寿にマークを移した流れだが、これは正しい判断だった。
2つ目のポイントは、14押谷 祐樹と8渡邊 一仁の守備の連係ミスである。
問題のシーンは、フリーの33鈴木 惇へとパスが出される前のシーンである。
33鈴木 惇からダイレクトで戻された15末吉 隼也へ、14押谷 祐樹と8渡邊 一仁の意識が行き、寄せに行った。
8渡辺 一仁は、14押谷 祐樹が、33鈴木 惇に付いているとみて寄せにいった。
しかし、実際は、14押谷 祐樹は、33鈴木 惇よりボールを持っていた15末吉 隼也への意識が強かった。
その結果、マークを外してしまい33鈴木 惇が、フリーとなり、そこへパスを出された。
FWの選手であり、ポジショニングというよりは、寄せて行くことが多く、生じやすい判断ミスではあった。
しかし、この2点を考え突き詰めると、こういった不運な失点というのは、どうしても出てきてしまうものであり、守備面の責任というよりは、得点をあげられない攻撃面を問題視すべきと結論づけられる。
その3に続く。
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