2015:J2:21節:H:vs京都サンガF.C.「大人のサッカー」その3

3-5:終盤の本筋の采配とは?(守備面)

最後に視点を守備面に変えて述べてみよう。
トリプルボランチに変更した策により、中央は確かに厚くなった。
バイタルエリアをケアするという狙いによりミドルシュートでの失点の可能性は、低く抑える事に成功した。
しかし、前線からのプレスや寄せが効かなくなった事で、サイドや前線へのパスを自由にさせてしまった。
これに対しては、スペースを消す守備と35岩政 大樹の高さで対応する事で、サイドを中心とした攻撃に追い込んだ。
しかし、今度はサイドから崩しから危険な場面が増えた事で、スタミナに課題のある15三村 真に変えて25田所 諒を投入。
そして、2トップに変えた事で、持ち味を出せなくなった33伊藤 大介に代えて、スピードと高さ、運動量のある3久木田 紳吾を投入。
最後の所で、19片山 瑛一が走れる状況であれば、3久木田 紳吾と連動したプレスとポジショニングで対抗出来ていれば、守備面に関しては、効果的采配だった。
ただ、やはり19片山 瑛一の終盤のパフォーマンスを考えるなら走れていない19片山 瑛一の方を変えるべきであったと守備面でも結論付けれる。

4、満足度

4点(10点満点)

開始早々に31大黒 将志に決定的場面を作られるという立ち上がりの問題は、解決できなかった。
そして、終盤の19片山 瑛一の運動量低下による前線からの攻守の著しいパフォーマンス低下。
これが、スコア以上にもどかしく不満が溜まった。
大人のサッカーと言われればそこまでなのだが…

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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