2015:JFL:後期4節:H:vs栃木ウーヴァFC「残留争いのライバルに2連勝できた勝因」その3
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杉野雅昭
2015年07月12日 01:03 visibility52
H:岡山N:5-1:15小林 秀征
経過(しっかり確認出来なかった)
28幡野 貴紀?の楔形パスを16藤岡 浩介?がスルーして後方に通す。
その後方で受けた10加藤 健人?のパスが栃木の選手に当たり、スルーパスの様な形となる。
この毀れ球を15小林 秀征が、豪快にゴールネットに突き刺さる強烈なシュートを放って、岡山の得点。
コメント
岡山の個人技と組織力が光ったゴールが多かったが、このシーンは、ボールが毀れてくる前までの流れが、連動していた。
ボールを触らず、スルーするプレーは、互いの位置や距離感を掴めていないと無理であり、これは、大きなポイントとなるプレーだった。
残念な事は、私が、誰がどういったプレーをしたかをしっかり確認する事が出来なかった事である。
3、試合考察
3-1:曺 圭承(チョ・ギュスン)に関して
空中戦は、失点に繋がったシーンを考えても過度の期待は禁物だが、JFLレベルでは、ある程度は期待できる。
単純な勝率だけなら5宮田 直樹の方が高いかもしれないが、1試合だけで25若林 学が、身長が高かったので、判断は、これから。
守備では、1対1で振り切られたり、ボールを奪いきれないシーンが何度かあった。
しかし、CBで大事な事は、連動した守備でのボール奪取であり、この辺り連携に改善の余地がある。
立ち上がりは、連動性による対応の遅れにより奪取まで至らず、そこが不安定だったが、時間が進む毎にチームとして、安定感が出た。
試合を重ねる事で、この辺りは、向上してくるだろう。
攻撃面では、技術は高く、公式戦初出場とは思えないスムーズなビルトアップを見せた。
GKと中盤、前線との関係性も良く、違和感なくプレーしていた。
チームとして滑らかな攻撃の起点が出来た事は、確かであり、岡山Nのボールの失う回数は、格段に減るだろう。
さらに機を見て上がった際のクロスの弾道だけで、クロス精度の高さが分かる。
フィジカルとテクニックが無ければあの弾道のクロスにはならない。
それだけではなく、前線からプレスを受けているのに関わらず、ピンポイントでの前線へのパスを出すという視野の広さも兼ね備えており、総合力の高さが分かる。
そう考えると、29曺 圭承(チョ・ギュスン)の加入は大きく、これからが楽しみである。
3-2:好調な攻撃を支える楔形パス
中盤は勿論、守備ライン、GKと色んな場所から長距離の楔形パスが出る。
後期から3人を前線に残す形を取り、そこから縦へ早い展開が志向していたのは、分かったが、ここまで機能させるとは思ってなかった。
GKの21木和田 匡のフィードも正確で、前線の選手に上背がある訳ではないが、通る事も多い。
また、無理に蹴らずに繋ぐ場面もある。
守備ラインも6寄特 直人が、非常に効果的な楔形パスを何度も通し、最終ラインの起点として機能している。
中盤は、28幡野 貴紀が、高い技術からの楔形パスを通し、攻撃を活性化している。
この他の選手も縦へのパスの意識は非常に高く、非常に攻撃までの時間が速い。
前線の受け手も頻繁にポジションチェンジを繰り返しており、特に15小林 秀征は、スピードを活かした受けてとしての非常に広範囲のパスを受ける事を可能としており、この縦に速い攻撃を支えている。
他の二人も前線にしっかり残って、攻められていてもすぐカウンターに移せるポジショニングを取っている。
この縦に速い攻撃は、堅守速攻だが、ポゼッションも可能な見ていて爽快なサッカーとなっている。
3-3:チームの心臓のドイスボランチ
攻守で効いている。
まず、ボールを奪取力が高いというボランチとしての守備力を備えている。
28幡野 貴紀は、的確なポジショニングとサッカーセンス溢れるスライディングタックルでのボール奪取が、光った。
5宮田 直樹は、CBの中央として長い間務めただけあって、ボール奪取力と、周りと連動したファーストディフェンス(相手がオンの状態でボールを持った時に遅らせる守備)と奪いに行く判断が的確になっていた。
攻撃では、ボール回しで、ボールを失わない。
プレスを受けやすいポジションではあるが、二人とも持ち味を最大限発揮し、繋げる事が出来ていた。
28幡野 貴紀は、視野の広さと技術。
5宮田 直樹は、フィジカルの強さと技術。
また、基本ポジションを離れたプレーも効果的。
5宮田 直樹は、守備時のカバーリングでの守備の安定感や攻撃時のオーバーラップによる攻撃の厚みを生み出している。
28幡野 貴紀は、バイタルエリアでのドリブルからの崩しやミドルシュート、スルーパスなどにより、攻撃の活性化に繋げている。
この試合快勝出来たのは、このボランチ二人が組んだ事が大きい。
前期は、5宮田 直樹は、CBの中央を、28幡野 貴紀は、シャドーの一角をそれぞれ担っていた。
それぞれの以前のポジションでの経験で得た二人の良さを、攻守で発揮する事により、攻守のバランスを巧く保てていた。
今季でこの試合が、初の組み合わせであり、これからが楽しみな組み合わせ。
経過(しっかり確認出来なかった)
28幡野 貴紀?の楔形パスを16藤岡 浩介?がスルーして後方に通す。
その後方で受けた10加藤 健人?のパスが栃木の選手に当たり、スルーパスの様な形となる。
この毀れ球を15小林 秀征が、豪快にゴールネットに突き刺さる強烈なシュートを放って、岡山の得点。
コメント
岡山の個人技と組織力が光ったゴールが多かったが、このシーンは、ボールが毀れてくる前までの流れが、連動していた。
ボールを触らず、スルーするプレーは、互いの位置や距離感を掴めていないと無理であり、これは、大きなポイントとなるプレーだった。
残念な事は、私が、誰がどういったプレーをしたかをしっかり確認する事が出来なかった事である。
3、試合考察
3-1:曺 圭承(チョ・ギュスン)に関して
空中戦は、失点に繋がったシーンを考えても過度の期待は禁物だが、JFLレベルでは、ある程度は期待できる。
単純な勝率だけなら5宮田 直樹の方が高いかもしれないが、1試合だけで25若林 学が、身長が高かったので、判断は、これから。
守備では、1対1で振り切られたり、ボールを奪いきれないシーンが何度かあった。
しかし、CBで大事な事は、連動した守備でのボール奪取であり、この辺り連携に改善の余地がある。
立ち上がりは、連動性による対応の遅れにより奪取まで至らず、そこが不安定だったが、時間が進む毎にチームとして、安定感が出た。
試合を重ねる事で、この辺りは、向上してくるだろう。
攻撃面では、技術は高く、公式戦初出場とは思えないスムーズなビルトアップを見せた。
GKと中盤、前線との関係性も良く、違和感なくプレーしていた。
チームとして滑らかな攻撃の起点が出来た事は、確かであり、岡山Nのボールの失う回数は、格段に減るだろう。
さらに機を見て上がった際のクロスの弾道だけで、クロス精度の高さが分かる。
フィジカルとテクニックが無ければあの弾道のクロスにはならない。
それだけではなく、前線からプレスを受けているのに関わらず、ピンポイントでの前線へのパスを出すという視野の広さも兼ね備えており、総合力の高さが分かる。
そう考えると、29曺 圭承(チョ・ギュスン)の加入は大きく、これからが楽しみである。
3-2:好調な攻撃を支える楔形パス
中盤は勿論、守備ライン、GKと色んな場所から長距離の楔形パスが出る。
後期から3人を前線に残す形を取り、そこから縦へ早い展開が志向していたのは、分かったが、ここまで機能させるとは思ってなかった。
GKの21木和田 匡のフィードも正確で、前線の選手に上背がある訳ではないが、通る事も多い。
また、無理に蹴らずに繋ぐ場面もある。
守備ラインも6寄特 直人が、非常に効果的な楔形パスを何度も通し、最終ラインの起点として機能している。
中盤は、28幡野 貴紀が、高い技術からの楔形パスを通し、攻撃を活性化している。
この他の選手も縦へのパスの意識は非常に高く、非常に攻撃までの時間が速い。
前線の受け手も頻繁にポジションチェンジを繰り返しており、特に15小林 秀征は、スピードを活かした受けてとしての非常に広範囲のパスを受ける事を可能としており、この縦に速い攻撃を支えている。
他の二人も前線にしっかり残って、攻められていてもすぐカウンターに移せるポジショニングを取っている。
この縦に速い攻撃は、堅守速攻だが、ポゼッションも可能な見ていて爽快なサッカーとなっている。
3-3:チームの心臓のドイスボランチ
攻守で効いている。
まず、ボールを奪取力が高いというボランチとしての守備力を備えている。
28幡野 貴紀は、的確なポジショニングとサッカーセンス溢れるスライディングタックルでのボール奪取が、光った。
5宮田 直樹は、CBの中央として長い間務めただけあって、ボール奪取力と、周りと連動したファーストディフェンス(相手がオンの状態でボールを持った時に遅らせる守備)と奪いに行く判断が的確になっていた。
攻撃では、ボール回しで、ボールを失わない。
プレスを受けやすいポジションではあるが、二人とも持ち味を最大限発揮し、繋げる事が出来ていた。
28幡野 貴紀は、視野の広さと技術。
5宮田 直樹は、フィジカルの強さと技術。
また、基本ポジションを離れたプレーも効果的。
5宮田 直樹は、守備時のカバーリングでの守備の安定感や攻撃時のオーバーラップによる攻撃の厚みを生み出している。
28幡野 貴紀は、バイタルエリアでのドリブルからの崩しやミドルシュート、スルーパスなどにより、攻撃の活性化に繋げている。
この試合快勝出来たのは、このボランチ二人が組んだ事が大きい。
前期は、5宮田 直樹は、CBの中央を、28幡野 貴紀は、シャドーの一角をそれぞれ担っていた。
それぞれの以前のポジションでの経験で得た二人の良さを、攻守で発揮する事により、攻守のバランスを巧く保てていた。
今季でこの試合が、初の組み合わせであり、これからが楽しみな組み合わせ。
その4に続く。
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