2012:J2:35節:A:愛媛FCVSファジアーノ岡山「引いた愛媛に敗れ13試合ぶりの勝利をプレゼント」
-
杉野雅昭
2012年09月26日 02:29 visibility98
愛媛VS岡山:1-0
得点者:11石井 謙伍
観客数:3769人
主審:大西 弘幸
副審:石川 恭司、作本
貴典
1、A:岡山情報
影山 雅永監督
スタメン
20川又
堅碁
7キム・ミンキュン、13石原 崇兆
25田所 諒、8千明 聖典、14仙石 廉、2沢口 雅彦
3後藤 圭太、18竹田 忠嗣、22篠原
弘次郎
1中林 洋次
リザーブ
GK:21真子 秀徳
DF:なし
MF:29大屋 翼、17服部 公太、34田中
奏一
FW:36関戸 健二、11桑田 慎一郎、35上條 宏晃
途中交代
2沢口 雅彦→36関戸 健二、25田所 諒→34田中
奏一、7キム・ミンキュン→35上條 宏晃
2、H:愛媛情報
バルバリッチ監督
スタメン
34伊東 俊
9有田
光希、17大山 俊輔
7前野 貴徳、4渡邊 一仁、16赤井 秀一、11石井 謙伍
2浦田 延尚、6田森 大己、5アライール
37秋元
陽太
リザーブ
GK:21兼田 亜季重
DF:なし
MF:3トミッチ、8内田 健太、14東 浩史、18加藤 大、26村上
巧
FW:24福田 健二
途中交代
17大山 俊輔→14東 浩史、16赤井 秀一→28村上 巧、11石井 謙伍→18加藤
大
3、戦評
立ち上がりから岡山は、パスミスが目立ち攻撃の形をなかなか作れなかった。
愛媛は、スペースを消す守備で、岡山に岡山のサッカーをさせなかった。
愛媛は、狙い通りのカウンターから先制。
後半は、岡山も対策を打って引いた相手から崩そうとするが、先制した事で、さらに守勢に回った愛媛の守備は、堅かった。
結局、良い時の岡山のサッカーをした愛媛が、インタビューを受けた選手や応援しているサポーターが、涙する嬉しい13試合ぶりの勝利。
一方、岡山は、プレーオフ進出が、かなり厳しくなった。
4、得点分析
H:愛媛:1得点目:11石井
謙伍
左サイドの7前野からのパスを受けた43伊東。
34伊東は、上手くキープして、スルーパスを11石井へ通す。
25田所が触れるもクリア仕切れず、11石井へ通る。
諦めない25田所も懸命に足を伸ばすも届かず。
フリーとなった11石井は、GK1中林との1対1を冷静に決めてゴール。
34伊東のスルーパスが、素晴らしかった。
25田所が、クリア、もしくは、1中林が、1対1を止めるぐらいしか防ぐ手段は無かった。
5、レビュー(A:岡山側)
3バックの対戦相手に勝率の悪さが、この試合にも出た。
ほぼいいところなく、決定機も一度ぐらいしか作れなかった。
相変わらずセットプレイでは、得点の匂いがしないし、引いた相手に崩すせなかった。
岡山は、どうやら自分達のサッカーをしてくれる相手の方がやり易い様だ。
引いて守る事が出来るチーム相手にだと苦戦するケースが多い。
その中で、34田中が、良かったので、今後の活躍が楽しみ。
13石原、2沢口辺りは、あれだけ試合に出て得点があまり奪えないのは、如何なものか…
13石原が、今のパフォーマンスなら11桑田のスタメンも近い。
個人的にどうせなら11桑田より36関戸がみたいけど。
ベンチにも入れない5植田の状態が心配される。
6、レビュー(H:愛媛側)
しっかり、守ってカウンター狙い。
急造3バックで、2度の対戦で、1勝1分。
まさに狙い通りという勝利だったと思う。
攻撃より守備に重点を置いたシステムで、攻撃の完成度は、低かった。
サッカーは、まず後ろから固めていく事が一般的とされており、まず、守備を固めた事が大きかった。
最少得点差での勝利ではあったが、13試合ぶりの勝利だけあって、来季以降に繋がって来る勝利だった。
ただ、課題は、山積みで、自分達のサッカーが出来た訳でなく、ここから勝つためにどういったサッカーをしていくか模索していく必要を感じる。
今後その辺りどういったアイデンティティを持ってチーム作りをしていくのか注目したい。
7、評点
A:岡山側
影山 雅永:6.0:交代は、妥当だったが、勝利に導けず。
GK1中林 洋次:5.5:見せ場が無かった。
CB3後藤
圭太:6.0:1対1、空中戦の強さを見せた。
CB18竹田 忠嗣:6.5:広範囲を上手くカバーした。
CB22篠原
弘次郎:5.5:ボールロストが目立ち最後のチャンスを決め切れなかった。
DH8千明
聖典:5.5:守備の良さとパス成功率の高さを見せ、シュートも積極的に狙った。
DH14仙石
廉:5.5:プレースキックの精度の悪さやパスミスが目立った。
WB25田所 諒、2沢口
雅彦:5.0:良い所が無かった。
ST7キム・ミンキュン:5.5:良い所は、スルーパス一本と精彩を欠いた。
ST13石原
崇兆:5.5:スペースが無く、持ち味を発揮できなかった。
FW20川又
堅碁:5.5:良い形を作るもシュートまでいけなかった。
途中交代
36関戸
健二:5.5:なかなか持ち味を発揮出来ず。
34田中 奏一:6.0:クロスからチャンスを作った。
35上條
宏晃:6.5:スピード感溢れる動きとポジショニングが良かった。
H:愛媛側
バルバリッチ監督:7.0:策が嵌り、13試合ぶりの勝利に導いた。
GK37秋元
陽太:6.5:ハイボール処理や体を張ったセーブで、無失点に抑えた。
CB2浦田 延尚:6.0:無失点に貢献。
CB6田森
大己:6.0:リベロとして上手くバランスを取った。
CB5アライール:6.5:攻撃参加も何度か見せた。
DH4渡邊 一仁、16赤井
秀一:6.0:守備から入り前へのパス意識も高かった。
WB7前野 貴徳:7.0:好守で持ち味を発揮した。
WB11石井
堅碁:7.5:値千金の決勝ゴールを決めた。
ST有田 光希:6.0:ドリブルで、何度も仕掛けた。
ST大山
俊輔:5.5:もっとボールに絡みたかった。
FW34伊東
俊:7.0:ゴールをアシストする素晴らしいスルーパスを通した。
途中交代
14東
浩史:5.5:もっと積極的に仕掛けたかった。
28村上 巧:5.5:中盤の運動量のために走り回った。
18加藤
大:評価不可
主審:大西 弘幸:6.0:大きな誤審なく、上手く裁いてゲームを作った。
副審:石川 恭司、作本 貴典:6.0:多少主審と食い違う事があったが、上手く裁いた。
8、MOM&MIP
MOM:「11石井
謙伍」
少ない決定機をしっかり決めた。
13試合ぶりの勝利に繋がった。
決定機をしっかり決めれた事は、評価に値する。
MIP:「35上條
宏晃」
スピード感ある動きは、若さを感じますね。
動きの質は高いと思います。
これで、ゴール出来るようになればいい選手なんですけど、13石原といい、惜しい選手が多いが、まだまだ若いので、これからの成長に期待したい。
9、満足度
2点(10点満点)
いいところがほぼ無く、不甲斐なさにやりきれない感情が起こった。
シュート9本も打っていたと感じないくらい決定機が少なかった…
10、岡山の次節希望スタメン&リザーブ
スタメン
20川又
堅碁
7キム・ミンキュン、11桑田 慎一郎
25田所 諒、8千明 聖典、14仙石 廉、34田中 奏一
5植田 龍仁朗、18竹田 忠嗣、3後藤
圭太
1中林 洋次
リザーブ
GK:21真子 秀徳
DF:22篠原 弘次郎
MF:36関戸 健二、17服部
公太、13石原 崇兆
FW:38三村 真、35上條
宏晃
結果を残せて居ない、2沢口及び13石原をスタメンより外した。
2沢口と22篠原の2択のDFは、2沢口を途中起用では、守備固め以外厳しいと判断し、ベンチ外とした。
34田中は、天皇杯で、フルタイム出場した事で、スタミナに問題ないので、十分スタメンで、行けると思われる。
よって、スタメン候補に入れてみた。
11桑田は、結果こそ残せて居ないが、練習や試合でも質の高いプレイを見せており、スタメンの可能性も十分あるだろう。
また、起用方法を見いだせない29大屋をベンチに入れておく必要性は、薄いので、ベンチ外へ。
神戸へ帰る気満々なのに高いパフォーマンスを期待できない29大屋より36関戸を起用した方が、良いだろう。
5植田が、大丈夫ならスタメン復帰して欲しいが、ベンチ入りさえ出来てないという事は、どこか悪いのかもしれない。
この敗戦を受けて次節メンバーの大幅な変更も十分ありうるという事で、多少弄ってみた。
岡山から世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
良いと思ったら評価して頂けると嬉しいです。
- favorite0 visibility98
-
navigate_before 前の記事
2012:J2:35節:A:愛媛FCVSファジアーノ岡山「中四国のタイトル連覇へ」
2012年9月22日 -
次の記事 navigate_next
41番「田中 奏一」選手の魅力と課題
2012年10月4日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件