2015:J2:36節:A:vs東京ヴェルディ「代表規格とJリーグ規格の違い」その5
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杉野雅昭
2015年10月11日 03:44 visibility55
4、試合分析
4-1:ボールを如何に奪うのか
24矢島 慎也という速く正確に的確にロングパスを出せる選手がおり、8渡邊 一仁というボールを奪う力に優れた選手がいる。
右サイドには21加地 亮という1対1の守備のスペシャリストがおり、自陣には空中戦に強い35岩政 大樹がいる。
前線には運動量豊富で、守備意識の高い14押谷 祐樹、19片山 瑛一、33伊藤 大介。
左WBにも運動量豊富で守備をしっかりする25田所 諒。
知的な守備が持ち味の6竹田 忠嗣。
厳しい守備が持ち味の39篠原 弘次郎。
そして、高いセーブ率を誇る1中林 洋次。
こうしてみると24矢島 慎也以外は、非常に守備能力の高い選手が揃っている。
勿論の選手によって個人差があり、攻守両面で高い能力を兼ね備えている。
しかし、これだけのメンバーを揃えても東京Vの様に強いチームに対しては、24本もシュートを許した。
これは守備力を高める余地があると言える。
具体的には、より守備能力の高い選手の獲得もまず考えられる一つである。
これは、自然的なものであるだろう。
セットプレーで脆さを見せた通り、より空中戦に強い選手を獲得するのも一つ。
裏のスペースを使われるシーンが目立ったので、ケアを出来る優れたスピードのある選手の獲得。
ドリブル突破で奪いきれなかったので、1対1に強い選手の獲得。
こういった条件に見合った選手を上手く獲得し、如何にチームの総合力を高める事が出来るのか。
育成も視野とした長期的ビジョンが重要である。
また、得点分析で述べた様なシーンに誘導する守備の仕方。
連動した組織的守備か如何に出来るか。
例えば先制した流れのシーンでは、スローインの流れだったが、狭いエリアを脱出する前に厳しく寄せて、自由を与えなかった。
これにより、次のプレーに繋げなかった。
ポジショニングでまず相手の選択を少なくする事でパスコースの制限する。
これによりまず守り易くなる。
次にそこに誘い込み奪いに行く。
チームとして餌を巻き、奪いやすい状況を如何に作るか。
この様にパスを繋ぐ相手に対して、奪いどころをどこにするのかはっきりさせて誘導させる必要がある。
また、失点したCKの流れ。
これは、東京Vが秀逸だった。
岡山のカウンターになるかというシーンだったが、上手くサイドに20三笠 健斗が誘導した。
そして、守備でチャレンジしてドリブルの進行方向を変更させた。
次に進行方向に上手く立ち塞がる事で、奪いきった。
守り手としては上手く処理したシーン。
ただ、このシーンは最初から14押谷 祐樹のプレーが限定されていた事も考慮すべきだが、その状況をしっかり見逃さず、奪いきった守備側としては、快心のプレーであっただろう。
試合を通じて、こういった状況を如何に意図的に作り出せるか。
もしくは、偶然で来た好機をものにするのか。
岡山の守備は、数で守っているシーンも目につく。
今後はそこから明確な意図を持った組織的な守備力というのをより高いレベルに持っていかないといけない。
4-1:ボールを如何に奪うのか
24矢島 慎也という速く正確に的確にロングパスを出せる選手がおり、8渡邊 一仁というボールを奪う力に優れた選手がいる。
右サイドには21加地 亮という1対1の守備のスペシャリストがおり、自陣には空中戦に強い35岩政 大樹がいる。
前線には運動量豊富で、守備意識の高い14押谷 祐樹、19片山 瑛一、33伊藤 大介。
左WBにも運動量豊富で守備をしっかりする25田所 諒。
知的な守備が持ち味の6竹田 忠嗣。
厳しい守備が持ち味の39篠原 弘次郎。
そして、高いセーブ率を誇る1中林 洋次。
こうしてみると24矢島 慎也以外は、非常に守備能力の高い選手が揃っている。
勿論の選手によって個人差があり、攻守両面で高い能力を兼ね備えている。
しかし、これだけのメンバーを揃えても東京Vの様に強いチームに対しては、24本もシュートを許した。
これは守備力を高める余地があると言える。
具体的には、より守備能力の高い選手の獲得もまず考えられる一つである。
これは、自然的なものであるだろう。
セットプレーで脆さを見せた通り、より空中戦に強い選手を獲得するのも一つ。
裏のスペースを使われるシーンが目立ったので、ケアを出来る優れたスピードのある選手の獲得。
ドリブル突破で奪いきれなかったので、1対1に強い選手の獲得。
こういった条件に見合った選手を上手く獲得し、如何にチームの総合力を高める事が出来るのか。
育成も視野とした長期的ビジョンが重要である。
また、得点分析で述べた様なシーンに誘導する守備の仕方。
連動した組織的守備か如何に出来るか。
例えば先制した流れのシーンでは、スローインの流れだったが、狭いエリアを脱出する前に厳しく寄せて、自由を与えなかった。
これにより、次のプレーに繋げなかった。
ポジショニングでまず相手の選択を少なくする事でパスコースの制限する。
これによりまず守り易くなる。
次にそこに誘い込み奪いに行く。
チームとして餌を巻き、奪いやすい状況を如何に作るか。
この様にパスを繋ぐ相手に対して、奪いどころをどこにするのかはっきりさせて誘導させる必要がある。
また、失点したCKの流れ。
これは、東京Vが秀逸だった。
岡山のカウンターになるかというシーンだったが、上手くサイドに20三笠 健斗が誘導した。
そして、守備でチャレンジしてドリブルの進行方向を変更させた。
次に進行方向に上手く立ち塞がる事で、奪いきった。
守り手としては上手く処理したシーン。
ただ、このシーンは最初から14押谷 祐樹のプレーが限定されていた事も考慮すべきだが、その状況をしっかり見逃さず、奪いきった守備側としては、快心のプレーであっただろう。
試合を通じて、こういった状況を如何に意図的に作り出せるか。
もしくは、偶然で来た好機をものにするのか。
岡山の守備は、数で守っているシーンも目につく。
今後はそこから明確な意図を持った組織的な守備力というのをより高いレベルに持っていかないといけない。
その6に続く。
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