2016:FUJI ZEROX SUPER CUP:サンフレッチェ広島vsガンバ大阪「完成度に差」その3

選手評

「9アデミウソン」

この試合を見る限り完全にフィットしていないという事が正直な所。
勝ちに行くだけなら11倉田 秋をスタートから起用した方が芽があったかもしれない。
しかし、随所に見せた味方を活かそうというパスであったり、高い個人技を活かした仕掛け。
G大阪というチームの力になるだけのポテンシャルを感じさせるプレーをみせた。
現段階では、連携ミスも多く、フィット率は高くないが、起用し続ける事でフィットすれば、面白い存在になり得る選手である。

「25茶島 雄介」

昨季のCWCでの大ブレークを経て、今季は、主力選手の一人として活躍する事が間違いない選手の一人。
プレースキック精度も高く、チームでの連携も問題無い。
この試合では、裏へ抜け出した時に上手い切り替えしで、フリーになると中への惜しいパースを出した。
こういった高い技術と落ち着きを見ても良い選手である事は分かる。
怪我の17野津田 岳人とこの日ベンチスタートだった9ピーター・ウタカとライバルが非常に強力ではあるが、十分レギュラーを奪えるだけの実力のある選手であり、スタメンにも納得の出来であった。
広島の層の厚さを感じた。

4、試合後記

MOM

「9ピーター・ウタカ」

試合を有利に進める3点目を決めて、勝利を手繰り寄せた。
その他のプレーでも今季のブレークを感じる大活躍だった。

MIP

「39宇佐美 貴史」

チーム唯一の得点。
高い得点感覚を見せるも勝利には繋げる事は出来なかった。

満足度

6点(10点満点)

誤審が有った事もあり、ゲームに水を差した部分は否定できないが、それを含めてサッカーであり、誤審の状況も見極めるのが非常に難しかった事を考えれば致し方ない。
また、戦局も広島優勢であった事を考えれば、その誤審を跳ねのけるだけの力がG大阪にはなかった。
そして、結論から言えば、チームとしての熟成度や完成度は、広島の方がかなり良さそうである。
とは言っても、そこまで大きな差はではなく、誤審が無ければ、難しい試合になっただろう。
しかしながら、この時期に攻守にこれだけのレベルの高い試合が見られた事で、今季もJ1は面白いリーグになりそうである。

Jリーグから世界へ 
To Be Continued 

by杉野雅昭 

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