2013:J2:16節:H:VSロアッソ熊本「サッカーは、ここ(ハート)でやる」

岡山VS熊本:2-3
得点者:30仲間 隼斗、30仲間 隼斗、17斉藤 和樹
観客数:8356人

1、チーム情報&評点

審判

主審:岡 宏道:4.0
副審:田尻 智計、武部
陽介:6,0

H:岡山

監督

影山 雅永:6.0

スタメン

9荒田 智之:5.0
11桑田 慎一郎:5.0、14押谷
祐樹:7.0
25田所 諒:5.5、10千明 聖典:5.5、7仙石 廉:5.0、8石原 崇兆:6.0
5植田 龍仁朗:4.5、6竹田
忠嗣:5.5.3後藤 圭太:6.0
1中林 洋次:5.5

リザーブ

GK:21真子 秀典
DF:4近藤 徹志
MF:26田中
奏一、35島田 譲
FW:18関戸 健二、38三村 真、19久木田 紳吾

途中交代

9荒田 智之→19久木田 紳吾:6.5、11桑田 慎一郎→38三村
真:6.5、7仙石 廉→4近藤 徹志:評価不可

 

<!-- 追記開閉部分 -->A:熊本

監督

吉田 靖:6.0

スタメン

17斉藤 和樹:7.0、9ファビオ:6.5
30仲間
隼斗:8.0、28堀米 勇輝:6.0
8原田 拓:6.0.38橋本 拳人:6.0
7片山 奨典:6.0、5矢野 大輔:5.5、22吉井
孝輔:5.5、24筑城 和人:5.5
18南 雄太:5.0

リザーブ

GK:21佐藤 慎之介
DF:3高橋 祐太郎、23蔵川
洋平
MF:10養父 雄仁、11藤本 主税
FW:38北嶋 秀朗

途中交代

28堀米 勇輝→11藤本 主税:6.0、17斉藤 和樹→39北嶋
秀朗:6.0、30仲間 隼斗→23蔵川 洋平:評価不可

2、得点シーン

H:岡山

1得点目:14押谷
祐樹

3後藤 圭太(ポストプレイで、8石原 崇兆へ)→8石原
崇兆(ドリブルで、中に切り込んだ事で、間合いを開いて左足で、クロスを入れる)→19久木田 紳吾(ヘッドで折り返す)→14押谷
祐樹(ダイレクトで、叩きむシュート)→熊本の選手(誰も反応出来ず)→ゴール

コメント

やはり、ポスト出来る選手が、前線に欲しい。
3後藤
圭太の前での起用は、今後のオプションになりそう。

2得点目:14押谷
祐樹

38三村 真(セカンドボールを拾って、サイドをドリブルで、駆け上がって3後藤 圭太へパス)→3後藤
圭太(ダイレクトで、前の25田所 諒へ)→25田所 諒(ダイレクトで、ワンツリターン)→3後藤 圭太(倒れながら14押谷 祐樹へスルーパス)→14押谷
祐樹(イメージ通りのトラップ後シュート)→18南 雄太(手に触れるも弾き切れず)→ゴール

コメント

交代によるポジションチェンジが、功を奏して生まれた得点。
素晴らしい綺麗な流れからの鮮やかなゴールだったと思います。

A:熊本

1得点目:30仲間
隼斗

7片山 奨典(ヘッドで、落とし)→30仲間 隼斗(ヘッのボールを受けて、ドリブルで、仕掛ける)→3後藤 圭太&7仙石
廉(奪いに行く)→30仲間 奨典(ドリブルで、突破する)→10千明 聖典(ボールを一度は奪う)→30仲間 隼斗&17斉藤 和樹(挟んで再度奪う)→30仲間
隼斗(再度 ドリブル)→6竹田 忠嗣&5植田 龍仁朗(奪いに行く)→30仲間 隼斗(二人をかわしてシュート)1中林
洋次(手を伸ばすが届かない)→ゴール

コメント

個人技にやられました。
取り所があったが、気持ちで、やられた。
敵ながら天晴れ。

2得点目:30仲間 隼斗

5植田 龍仁朗(クリアボールの処理を誤る)→17斉藤
和樹(ボールを奪ってドリブルで、仕掛ける)→6竹田 忠嗣(1対1で、対応する)→17斉藤
和樹(駆け引きの末にグラウンダーのクロスを入れる事に成功する)→9ファビオ(合わせてシュート)→1中林 洋次(セーブ)→30仲間 隼斗(毀れ球に詰めて、5植田
龍仁朗と3後藤 圭太の居ないコースシュートを放つ)→中林 洋次(反応するも届かず)→ゴール

コメント

5植田
龍仁朗の軽率なプレイが招いた痛い失点でしたね。

3得点目:17斉藤
和樹

18南 雄太(フィード)→17斉藤 和樹(ヘッドで、落とし)→30仲間 隼斗(ボールを受けてドリブルで、仕掛ける)→3後藤
圭太(止めに行く)→30仲間 隼斗(かわして、左のスペースに走り込んで居る17斉藤 和樹にスルーパス)→17斉藤
和樹(ダイレクトで、冷静にコースを狙ったシュートを放つ)→1中林 洋次(足を懸命に伸ばすも届かず)→ゴール

コメント

前掛かりになっていたスペースを突かれての失点。
8石原
崇兆が、本来ケアすべき所にスペースがあった。

3、MOM&MIP

MOM:「30仲間
隼斗」

個人技と状況判断が、ずば抜けてよかった。
相手ゴールですが、時間がある方は、熊本のゴールシーンを確認してみてください。
その質の高さは、本当に素晴らしいです。
岡山の選手も是非、こういったエルゴラッソを魅せて欲しいものです。

MIP「14押谷 祐樹」

思い切りの良さやシュート技術の高さ。
昨年の川又
堅碁以上の決定力の高さを感じさせるゴールでした。
今後は、味方選手を活かす動きであったり、フリーランの質を向上させる事で、比較的フリーで、シュートを打てる所まで持っていって、岡山初のハットトリックを決めて欲しい。

4、レビュー

A:熊本

9ファビオに当ててボールを収める。
その高い位置から個人技で、崩すサッカー。
その個人技は、この試合では、大変素晴らしく人数が足りていた場面でも強引に突破されてしまった。
その辺り敵ながら素晴らしかったですね。
また、9ファビオの所にボールがかなり収まっていたので、岡山としては、押し込まれる要因となってしまった。
中盤省略の縦に速いサッカーが、上手く実践できていました。
昨季は、ツインタワーみたいな戦術をとってましたが、今季の様にタイプの違う選手を並べる事で、上手く機能していましたね。
また、前線からの球際への寄せも素晴らしく、岡山のDHやCB、WBといった中盤辺りでのミスを何度も誘発させていたのは、素晴らしかったです。
この試合を見た限りでは、守備が、安定してくれば夏場辺りには、上位と言う事も十分可能な素晴らしいサッカーだったと思います。

H:岡山

H-1、9荒田
智之&14押谷 祐樹&11桑田 慎一郎

残念ながら機能しませんでしたね。
3人の内、9荒田 智之と11桑田
慎一郎が、抜けて2ゴール生まれると言う。
やはり9荒田 智之を先発で、起用して、14押谷
祐樹を途中からというのが、良いのだろうか。
現状だと、それがベストという感じもしなくはありません。
ただ、14押谷
祐樹の最後まで、しっかり走れてましたし、スタメンでも問題無さそうです。
それでも9荒田 智之と11桑田
慎一郎の運動量と比べると少し見劣りしますね。
18関戸 健二→11桑田 慎一郎と来たので、次は、8石原 崇兆ではないかと。
19久木田
紳吾や38三村 真も面白いかもしれませんけどね。
個人的には、二人はスーパーサブですけどね。
取りあえず、決定力を考えると14押谷 祐樹と9荒田
智之の共存を模索していく方が、長い目で、考えると良いと思います。

H-2、悪いボールの失い方

相手陣深くに行ったら、シュートで終える。
自陣深くで、ボールを失わない。
この二つが、この試合では、出来てなかった。
判断の悪さが際立ち、チームとして非常に出来が悪い様に感じた。
ポジショニングや連動性というものを上げていきたい。
やはり、そういった一つ一つを怠ればチームとして悪くなる。
前線の機能不全も中盤と前線、最終ラインと前線の関係の悪さといったチームとしての悪さが出てしまった。
この悪さは、やはり最終的目標が、前に繋ぐ事であり、前線の悪さが、後ろへ飛び火してしまった事による悪さだと思う。
前項との重なるが、やはり、前線の出来と言うの改善していきたい。

H-3、何故終盤に強いのか

気持ちの問題だと思います。
前半から中盤にかけては、やはり遅攻と速攻を織り交ぜながら攻守のバランスを取っていく。
終盤は、ビハインドと同点なら得点を獲りに行く。
リードしていれば、カウンターを狙いつつ守りを固める。
こういったシンプルなサッカーを求められるので、迷いが消えた良いプレイが出来る。
それが、今季の粘り強さに繋がっていると思います。
最初からそういったサッカーをしていればという意見もあると思いますが、中盤までは、考える事が多いですし、極端なサッカーをしてしまえば、バランスが崩れてしまうというリスクもある。
やはり、考える事が多い序盤や中盤は、迷いという判断の悪さが、際立ってしまう。
そして、終盤に単純とは言っても簡単に正しい判断が出来る訳ではない。
それが、何故出来るか。
やはり小豆島キャンプで、メンタルとコンビネーションを鍛えた成果だと思います。
疲労が、溜まった終盤でもそういった疲れより、「逆転しよう。」、「追いつこう。」、「勝ちこそう。」、「逃げ切ろう。」といった気持ちが前へ前へと出て来る。
諦めない気持ち。
緩まない集中力。
やり切る精神力。
今季の岡山は、そういった気持ちを感じる。
こういったサッカーを続けて負けない強いチームを目指していきたい。

H-4、終盤の粘りを前項とは違う角度で

前項では、精神面で、語りましたが、他の部分というか裏付けです。
やはり、守備を捨てて攻撃的選手の起用というのが、大きいと思います。
序盤戦では、8石原
崇兆をスーパーサブとして起用する事で、流れを変えて来ました。
それに加えて、DHを削って前線の選手を増やす事で、攻撃力をアップ。
最近は、19久木田
紳吾、38三村 真といったスピードのある攻撃的選手を投入する事で、より攻撃力を上げてきました。
それに加えて、シュート力と運動量のある25田所
諒のDH起用。
38三村 真や8石原 崇兆、19久木田
紳吾等のスピードがあり、攻撃的な選手達をWBで、終盤に起用する事で、縦への推進力というのをもたらしている。
そして、今節は、3後藤
圭太を前線に上げるという攻撃的オプションが、増えました。
機能しましたし、今後に繋がるオプションだと思います。
相手の足が止まって来た時間にスピードのある選手を投入する事で、速く感じさせる。
高さが無い前線に高さのある3後藤
圭太や19久木田
紳吾という選手を前線やサイドに張らせることで、プレッシャーをかける。
運動量で、相手を圧倒させる。
単なる精神論だけではなく、終盤の効果的カードの切り方であったり、ポジションチェンジ、攻撃のオプションの多さというのが、層の厚さによって可能となっており、それが、粘り強さに繋がっていると思います。
それでも最後の部分は、「ここ(ハート)だと思います。」。

H-5、18南
雄太選手が落下して怪我したシーンに関して

録画で、確認する限りファールで無い可能性が、高そうですね。
プレイを止めたとしても最低でもレフリーボール的な扱いにすべきであったと思います。
ファールで、無ければ10千明
聖典のループシュートは、ゴールで、同点だった訳で、非常に残念なジャッジでした。
ただ、こういったのが、サッカーであり、この1プレイというよりは、それまでの出来の悪さの方が、問題ですね。
来週までにしっかり改善し、ここから負けないサッカーで、PO圏内、自動昇格圏、J2優勝と目標を高く設定できる様にしたい。

H-6、無策なのか作戦なのか

交代カードが、遅い事に関しては、作戦だと思います。
速い時間に投入すればするほど、選手のフレッシュな時間が、短くなります。
よっぽど悪くない限り、最後まで、最高のパフォーマンスが、出来る選手起用をしたい。
そういった意識が、強いのではないでしょうか。
また、この試合の18南
雄太選手見たいな事態も考え、交代カードを一つ残す。
これも作戦でしょう。
ただ、見ていて明らかに悪いのに動かない。
サポーターからすれば、非常にもどかしいのではないでしょうか。
こういった時に自浄作用というか、戦術の幅が、あればとも思います。
そういったオプションを増やせるともっと強くなれそうです。
選手交代自体に関しては、システム変更、ポジションチェンジと多彩なので、不満は少ないです。

5、満足度

6点(10点満点)

負けはしたものの最後の粘りで、興奮する事が出来た。
審判のミスジャッジさえ、無ければ同点だっただけにやり切ってくれた。
しかし、結果が、欲しい1戦で、内容が悪く勝ち点も得れなかったのは痛い。
要反省。

岡山から世界へ

To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki
sugino)

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