2016:JFL:1節:H:vsソニー仙台FC「明確な弱点と確かな手応え」その2
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杉野雅昭
2016年03月12日 14:42 visibility210
2、戦評
初のセレクションを実施して、変革のシーズンをホームで迎えた岡山N。
対するは、アウェーの地で連覇に向けて開幕戦を勝利すべく、乗り込んで来た仙台。
前半は、互いにスピーディな展開で、ゴールに迫る。
試合が動いたのは、その縦への速さを意識したアーリークロスから9小林 秀征がGK1金子 進の前で、頭で先に触ってコースを変えたゴールで、岡山N先制。
しかし、右CKのセットプレーで25内野 裕太が、高い打点のヘッドをゴールに突き刺して、仙台同点。
岡山Nは、サイドからの崩しで、勝ち越しを狙うも連携ミスや精度を欠き、勝ち越せなかった。
1-1で、前半を折り返す。
後半に入ると、岡山Nのミスが目立つようになってくる。
ゴール前へのパスで1木和田 匡と相手選手が接触し、そのまま10有間 潤のパスがゴールで、仙台勝ち越し。
岡山Nは、17宮川 晃至が怪我で、交代するとDFラインからのビルトアップの精度が下がったと同時に流れも悪くなった。
再び弱点であるセットプレーから25内野 裕太が再び頭で決めて、1-3。
岡山Nも懸命攻めるものの最後まで、仙台ゴールを崩せず、そのまま試合終了。
岡山Nも2016年シーズンも厳しいスタートとなった。
一方で、仙台は、連覇に向けて幸先の良いスタートとなった。
3、試合評
チーム評
H:岡山N
平均身長の低さによる空中戦の弱さという誰が見ても明らかな弱点から3失点。
一方で、スピードや一部の選手の足下の技術というのは、一定の改善が見られた。
しかしながらリベロであっら17宮川 晃至の負傷交代後にリベロを務めた4板野 圭竜と19山下 宏輝のビルトアップの段階でのミスが目立った。
岡山Nは、平均身長が低く、それを補うためにパスサッカーを展開するといった方法を取らないといけないが、それが出来るCBが6寄特 直人と17宮川 晃至だが、二人とも空中戦に弱い。
4板野 圭竜と19山下 宏輝は、上背があっての一定の空中戦の強さがあるが、足下が弱い。
どちらかを重視するかバランスをとる必要がある。
この試合だけに関して言えば、ロングパスで空中戦というシーンはそこまで多くなく、むしろビルトアップのミスからカウンターを何度も受けていたので、足下の技術のある選手起用に傾倒するのも理解できる。
組織的な守備で、攻守で機能していれば、地上戦を避けてのロングパスや苦し紛れのロングパスが増えるので、そう言った選手も活きるが、そういった守備が出来ておらず、足下のパスを通されて危険なシーンと言うのも少なくなかった。
結局の所このチームに必要なのは、組織的な守備の構築であり、現状隙だらけである。
後は、攻撃に関しても前線に空中戦が強い選手が少ないのにロングパス多用し、ボールロストするシーンが多い。
6寄特 直人が一人前線への楔形パスを何度も通して、良い形を作っていたが、全体を通してみれば、なかなか主体的な攻撃を組み立てる事が出来てなかった。
A:仙台
9小林 秀征を裏へ走らせても降り切れなかった事を考えてもDFの選手にもスピードがあり、少年野球で良く言う強いチームはライトやセカンドが巧いと言うが、まさにそういったチーム状況で、全体通して非常にバランスが取れていた。
攻撃では、1対1での仕掛けも果敢に仕掛けて、岡山Nの守備陣を掻き乱した。
1トップには、岡山Nとは違いターゲットマンを起用して、ポストプレーやその高さを活かした攻撃が、非常に効果的だった。
実際に2得点は、セットプレーで1トップである25内野 裕太の得点であり、仙台は、チームの強みを最大限発揮しての逆転勝利に繋げた。
初のセレクションを実施して、変革のシーズンをホームで迎えた岡山N。
対するは、アウェーの地で連覇に向けて開幕戦を勝利すべく、乗り込んで来た仙台。
前半は、互いにスピーディな展開で、ゴールに迫る。
試合が動いたのは、その縦への速さを意識したアーリークロスから9小林 秀征がGK1金子 進の前で、頭で先に触ってコースを変えたゴールで、岡山N先制。
しかし、右CKのセットプレーで25内野 裕太が、高い打点のヘッドをゴールに突き刺して、仙台同点。
岡山Nは、サイドからの崩しで、勝ち越しを狙うも連携ミスや精度を欠き、勝ち越せなかった。
1-1で、前半を折り返す。
後半に入ると、岡山Nのミスが目立つようになってくる。
ゴール前へのパスで1木和田 匡と相手選手が接触し、そのまま10有間 潤のパスがゴールで、仙台勝ち越し。
岡山Nは、17宮川 晃至が怪我で、交代するとDFラインからのビルトアップの精度が下がったと同時に流れも悪くなった。
再び弱点であるセットプレーから25内野 裕太が再び頭で決めて、1-3。
岡山Nも懸命攻めるものの最後まで、仙台ゴールを崩せず、そのまま試合終了。
岡山Nも2016年シーズンも厳しいスタートとなった。
一方で、仙台は、連覇に向けて幸先の良いスタートとなった。
3、試合評
チーム評
H:岡山N
平均身長の低さによる空中戦の弱さという誰が見ても明らかな弱点から3失点。
一方で、スピードや一部の選手の足下の技術というのは、一定の改善が見られた。
しかしながらリベロであっら17宮川 晃至の負傷交代後にリベロを務めた4板野 圭竜と19山下 宏輝のビルトアップの段階でのミスが目立った。
岡山Nは、平均身長が低く、それを補うためにパスサッカーを展開するといった方法を取らないといけないが、それが出来るCBが6寄特 直人と17宮川 晃至だが、二人とも空中戦に弱い。
4板野 圭竜と19山下 宏輝は、上背があっての一定の空中戦の強さがあるが、足下が弱い。
どちらかを重視するかバランスをとる必要がある。
この試合だけに関して言えば、ロングパスで空中戦というシーンはそこまで多くなく、むしろビルトアップのミスからカウンターを何度も受けていたので、足下の技術のある選手起用に傾倒するのも理解できる。
組織的な守備で、攻守で機能していれば、地上戦を避けてのロングパスや苦し紛れのロングパスが増えるので、そう言った選手も活きるが、そういった守備が出来ておらず、足下のパスを通されて危険なシーンと言うのも少なくなかった。
結局の所このチームに必要なのは、組織的な守備の構築であり、現状隙だらけである。
後は、攻撃に関しても前線に空中戦が強い選手が少ないのにロングパス多用し、ボールロストするシーンが多い。
6寄特 直人が一人前線への楔形パスを何度も通して、良い形を作っていたが、全体を通してみれば、なかなか主体的な攻撃を組み立てる事が出来てなかった。
A:仙台
9小林 秀征を裏へ走らせても降り切れなかった事を考えてもDFの選手にもスピードがあり、少年野球で良く言う強いチームはライトやセカンドが巧いと言うが、まさにそういったチーム状況で、全体通して非常にバランスが取れていた。
攻撃では、1対1での仕掛けも果敢に仕掛けて、岡山Nの守備陣を掻き乱した。
1トップには、岡山Nとは違いターゲットマンを起用して、ポストプレーやその高さを活かした攻撃が、非常に効果的だった。
実際に2得点は、セットプレーで1トップである25内野 裕太の得点であり、仙台は、チームの強みを最大限発揮しての逆転勝利に繋げた。
その3に続く。
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