2016:A代表:H:キリンカップ決勝:vsボスニア ヘルツェゴビナ「核選手不在の中の貴重な経験」その2

2、得点経過

H:日本:1-0:13清武 弘嗣(11宇佐美 貴史)

6森重 真人(サイドでフリーの11宇佐美 貴史へパス)→11宇佐美 貴史(ドリブルでペナルティエリア内まで侵入してのラストパス)→7清武 弘嗣(ポジショニングを意識してからフリーで左足でのシュート)→ゴール(クロスバーに当たって決まる)

A:ボスニア:1-1:18ミラン・ジュリッチ

ボスニアの選手(ロングパス)→8アルミン・ホジッチ(ポストプレーで頭での落とし)→18ミラン・ジュリッチ(バックパス)→ボスニアの選手(裏への浮き球のスルーパス)→8アルミン・ホジッチ(ヘッディングシュート)→12西川 周作(セーブ)→18ミラン・ジュリッチ(毀れ球を押し込む)→ゴール(セーブで倒れていた12西川 周作の頭上を越えて行き決まる)

A:ボスニア:1-2:18ミラン・ジュリッチ(7ミロスラフ・ステバノビッチ)

ボスニアの選手(FK)→7ミロスラフ・ステバノビッチ(絶妙なトラップからパスコースを作ってスルーパスを出す)→18ミラン・ジュリッチ(ダイアゴナルランから落ち着いてシュートを放つ)→12西川 周作(反応するも股下を抜けて行く)→ゴール

3、戦評

数値評

攻撃評価:C
守備評価:D
采配評価:C
総合評価:C

文章評

日本の攻撃では、11宇佐美 貴史のドリブルからの崩しが非常に有効でした。
残念ながら運動量が落ちていくにつれて後半は、なかなか目立たなくなっていたが、ここ最近のパフォーマンスを考えれば、前の試合で得点という結果を残せた事が大きいと言える。

逆サイドの18浅野 拓磨のスピードを活かせる場面も少なく、もっと裏のスペースや中に入っていくプレー。
代表という連携を確認する準備期間の短いチームで、特徴というのを知ってもらうというのは、大事な作業で、そういったプレーを見せて欲しかった。

試合の方は、ボスニアの力強さというのが際立った。
フィジカル的に日本を上回る事もあったが、テクニックもあり、ゴール前まで迫る迫力があった。
日本も狭い所を俊敏さを活かした崩しで、対抗するも及ばなかった。

ただ、一応タイトルではあるが、親善試合(強化試合)という事を考えれば、4本田 圭佑や10香川 真司といった代表の核となる選手が不在の戦いを確認出来た事。
また、最後まで一応勝敗が、どうなるか分からない熱戦を演じる事ができた事。
ブルガリア戦の様にスコアに差が開いたり、逆に大敗するよりは、次に繋げれる試合に出来た。
そういった意味では、収穫のある一戦であった。
アジア最終予選では、より厳しい環境の中で、戦いが迫られるが、この試合の経験を活かし、こういった試合をものにして欲しい。

試合評

MOM:18ミラン・ジュリッチ(ボスニア)
MIP:11宇佐美 貴史(日本)
満足度:5点(10点満点)

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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