2016:U-23代表:リオ五輪グループリーグ2戦目:中立:vsコロンビア「スペクタクルなサッカーで望みを繋ぐ」その2
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杉野雅昭
2016年08月09日 18:10 visibility183
2、得点経過
コロンビア:0-1:10テオフィロ・グティエレス(7アルレイ・ロドリゲス)
4藤春 廣輝(バックパス)→12中村 航輔(寄せを受けた関係で前方へのキックが弱くなる)→コロンビア(ボール奪ってからパスとドリブルで繋いでキープする)→8ドルラン・アボン(縦パス)→10テオフィロ・グティエレス(そのままドリブルで突っかけてから預ける)→7アルレイ・ロドリゲス(ポストプレーでリターン)→10テオフィロ・グティエレス(ダイレクトシュート)→5植田 直通(シュートブロックにいき当てる)→12中村 航輔(ディフレクションがあり、逆を突かれる)→ゴール
コロンビア:0-2:オウンゴール(4藤春 廣輝)
日本(人数をかけて攻めようとするがカウンターを受ける)→8ドルラン・アボン(ドリブルで駆け上がりスルーパス)→7アルレイ・ロドリゲス(シュート)→12中村 航輔(セーブ)→4藤春 廣輝(処理の仕方を迷い中途半端に触るだけで日本ゴールへ転がる)→5植田 直通(急いでクリアするも間に合わず)→オウンゴール
日本:1-2:16浅野 拓磨(18南野 拓実)
日本(8大島 僚太を中心に繋ぐ)→8大島 僚太(パス)→13興梠 慎三(リターンパス後に動き出しを見せる)→8大島 僚太(リズムを変化させる楔形パス)→18南野 拓実(1トラップ後にスルーパス)→16浅野 拓磨(完全に裏を取りGKとの1対1でシュート)→1クリスティアン・ボニージャ(触るも弾ききれず)→ゴール
日本:2-2:10中島 翔哉(13興梠 慎三)
3遠藤 航(縦パス)→13興梠 慎三(更に前にパス)→16浅野 拓磨(ボールが収まらず毀れる)→13興梠 慎三(毀れ球が戻ってきてフリーの選手へパス)→10中島 翔哉(必要最低限の動きでシュートをコースを作ってドライブシュートを放つ)→1クリスティアン・ボニージャ(下がりながらジャンプするも届かず)→ゴール(GKを超えた辺りで落下してクロスバーに当たってゴールイン)
3、戦評
数値評
良:A~E:悪
攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:B
総合評価:B
文章評
これだけ素晴らしいサッカーをしているのに、結果が付いてこないのだがら、サッカーとは奥が深い。
ここまで日本のサッカーの得点シーンは、本当に綺麗な形が多い。
相手のミスも多少あるかもしれないが、ほとんどはしっかり崩しての得点である。
逆に日本の失点は、この試合では減ったが、ミス絡みが大半である。
特にこの試合に関しては、2ゴールともワールドクラスであった。
16浅野 拓磨のゴールは、8大島 僚太のボールの受け方からボールの止め方、そしてパスというアクションから始まっている。
8大島 僚太を軸とした日本の組織的攻撃力の高さを感じるゴールであり、狭い所を切り崩しての素晴らしいゴールである。
8大島 僚太を抑える組織力をナイジェリアとコロンビアが持ち合わせて居ない事もあるが、フリーで受けるシーンも多く、パスまでが速く、状況判断と技術が正確で、決定機に繋がる鍵になっている。
これだけ局面に変化をつけるパスを出す事が出来るのであれば、A代表も選出も十分あるのではないか。
本当に楽しみな選手である。
また、18南野 拓実のゴールに後ろを向いての体を使っての1トラップからの裏へのスルーパス。
これもゴールの陰に隠れてこそいるが、非常に高い技術である。
16浅野 拓磨も思い切りよくシュートを放っており、本当に気持ちの良いゴールだった。
そして、10中島 翔哉のゴールは、ワールドクラスと言って良いだろう。
アジア最終予選のゴールを見てもどれも非常に高い技術も持っている事に間違いなく、決して偶然生まれたゴールではない。
ドリブルも見てもぶれが少なく、まるで足下に張り付いているかの様である。
1つ1つのプレーを見ても日本の選手の中でも異次元で、出色の出来。
今後A代表の10番背負う可能性を見せてくれているプレーを見せてくれている。
一方で、OAのミスが目立つのは、選手の能力というよりは、コミュニケーション力不足ではないか。
「力」を付けたのは、この世代の特徴である大人しさである。
声を出してリーダーシップの執れる選手が不足している。
4藤春 廣輝のオウンゴールのシーンを見ても短い時間ではあったが、「クリア」もしくは、「フリー」という声が出ていれば、防げたプレーかもしれない。
考えてみれば、初戦もそういったミスが多く、長く一緒にプレーして来た選手達と違い、譲り合うというプレーが、他の世代とも比べても生じやすいのではないか。
しかし、いくらそういった理由であってもOA枠での参加で有る事を考えれば、そこがしっかり出来る選手であって欲しかった。
ここまでなかなか勝利に貢献できてないOAの選手達にも僅かに可能性の残る2位通過に向けて、OAとU-23世代が融合したこの試合以上のスペクタクルなサッカーを見せて欲しい。
試合評
MOM:16浅野 拓磨(日本)
MIP:10中島 翔哉(日本)
満足度:8点(10点満点)
日本から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
コロンビア:0-1:10テオフィロ・グティエレス(7アルレイ・ロドリゲス)
4藤春 廣輝(バックパス)→12中村 航輔(寄せを受けた関係で前方へのキックが弱くなる)→コロンビア(ボール奪ってからパスとドリブルで繋いでキープする)→8ドルラン・アボン(縦パス)→10テオフィロ・グティエレス(そのままドリブルで突っかけてから預ける)→7アルレイ・ロドリゲス(ポストプレーでリターン)→10テオフィロ・グティエレス(ダイレクトシュート)→5植田 直通(シュートブロックにいき当てる)→12中村 航輔(ディフレクションがあり、逆を突かれる)→ゴール
コロンビア:0-2:オウンゴール(4藤春 廣輝)
日本(人数をかけて攻めようとするがカウンターを受ける)→8ドルラン・アボン(ドリブルで駆け上がりスルーパス)→7アルレイ・ロドリゲス(シュート)→12中村 航輔(セーブ)→4藤春 廣輝(処理の仕方を迷い中途半端に触るだけで日本ゴールへ転がる)→5植田 直通(急いでクリアするも間に合わず)→オウンゴール
日本:1-2:16浅野 拓磨(18南野 拓実)
日本(8大島 僚太を中心に繋ぐ)→8大島 僚太(パス)→13興梠 慎三(リターンパス後に動き出しを見せる)→8大島 僚太(リズムを変化させる楔形パス)→18南野 拓実(1トラップ後にスルーパス)→16浅野 拓磨(完全に裏を取りGKとの1対1でシュート)→1クリスティアン・ボニージャ(触るも弾ききれず)→ゴール
日本:2-2:10中島 翔哉(13興梠 慎三)
3遠藤 航(縦パス)→13興梠 慎三(更に前にパス)→16浅野 拓磨(ボールが収まらず毀れる)→13興梠 慎三(毀れ球が戻ってきてフリーの選手へパス)→10中島 翔哉(必要最低限の動きでシュートをコースを作ってドライブシュートを放つ)→1クリスティアン・ボニージャ(下がりながらジャンプするも届かず)→ゴール(GKを超えた辺りで落下してクロスバーに当たってゴールイン)
3、戦評
数値評
良:A~E:悪
攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:B
総合評価:B
文章評
これだけ素晴らしいサッカーをしているのに、結果が付いてこないのだがら、サッカーとは奥が深い。
ここまで日本のサッカーの得点シーンは、本当に綺麗な形が多い。
相手のミスも多少あるかもしれないが、ほとんどはしっかり崩しての得点である。
逆に日本の失点は、この試合では減ったが、ミス絡みが大半である。
特にこの試合に関しては、2ゴールともワールドクラスであった。
16浅野 拓磨のゴールは、8大島 僚太のボールの受け方からボールの止め方、そしてパスというアクションから始まっている。
8大島 僚太を軸とした日本の組織的攻撃力の高さを感じるゴールであり、狭い所を切り崩しての素晴らしいゴールである。
8大島 僚太を抑える組織力をナイジェリアとコロンビアが持ち合わせて居ない事もあるが、フリーで受けるシーンも多く、パスまでが速く、状況判断と技術が正確で、決定機に繋がる鍵になっている。
これだけ局面に変化をつけるパスを出す事が出来るのであれば、A代表も選出も十分あるのではないか。
本当に楽しみな選手である。
また、18南野 拓実のゴールに後ろを向いての体を使っての1トラップからの裏へのスルーパス。
これもゴールの陰に隠れてこそいるが、非常に高い技術である。
16浅野 拓磨も思い切りよくシュートを放っており、本当に気持ちの良いゴールだった。
そして、10中島 翔哉のゴールは、ワールドクラスと言って良いだろう。
アジア最終予選のゴールを見てもどれも非常に高い技術も持っている事に間違いなく、決して偶然生まれたゴールではない。
ドリブルも見てもぶれが少なく、まるで足下に張り付いているかの様である。
1つ1つのプレーを見ても日本の選手の中でも異次元で、出色の出来。
今後A代表の10番背負う可能性を見せてくれているプレーを見せてくれている。
一方で、OAのミスが目立つのは、選手の能力というよりは、コミュニケーション力不足ではないか。
「力」を付けたのは、この世代の特徴である大人しさである。
声を出してリーダーシップの執れる選手が不足している。
4藤春 廣輝のオウンゴールのシーンを見ても短い時間ではあったが、「クリア」もしくは、「フリー」という声が出ていれば、防げたプレーかもしれない。
考えてみれば、初戦もそういったミスが多く、長く一緒にプレーして来た選手達と違い、譲り合うというプレーが、他の世代とも比べても生じやすいのではないか。
しかし、いくらそういった理由であってもOA枠での参加で有る事を考えれば、そこがしっかり出来る選手であって欲しかった。
ここまでなかなか勝利に貢献できてないOAの選手達にも僅かに可能性の残る2位通過に向けて、OAとU-23世代が融合したこの試合以上のスペクタクルなサッカーを見せて欲しい。
試合評
MOM:16浅野 拓磨(日本)
MIP:10中島 翔哉(日本)
満足度:8点(10点満点)
日本から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
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