2017年ファジアーノ岡山戦力分析(補強評価)その7

希望理由などのまとめコメント

前線の3人の組み合わせに関しては、昨季の継続性を持っての布陣であり、怪我が無ければ序盤戦の基本布陣になる可能性は高い。
近日の練習では不在の様だが、24赤嶺 真吾の昨季のパフォーマンスを考えれば今季も主軸として期待したい。
7伊藤 大介も2季連続で、多くの試合に出場しており、戦術上欠かせない選手である。
30豊川 雄太は、得点力のある選手で、エースの14押谷 祐樹の抜けたところに組み込みたい選手で、スタメンとして1年間期待したい選手。
シーズンを進めて行く中で、10大竹 洋平のシャドー起用や8石毛 秀樹のアピールでの30豊川 雄太からのスタメン奪取を狙う競争、更に安泰と思われる24赤嶺 真吾の牙城を調整中だが、王 靖斌であったり、20藤本 佳希といった所のアピールに期待したい。
前線は、基本的にはこの3人で進めて欲しいが、10大竹 洋平の負担減で、途中からの切り札的起用であったり、昨季の30豊川 雄太の様にスーパーサブから8石毛 秀樹を起用するというのも考えられる。
19片山 瑛一や28加藤 健人といった選手もシャドーで試されており、ユーティリティ性で、チームの層に厚みを生み出し、戦術的柔軟性に繋がる。
31下口 稚葉のシャドー起用も練習を見た限りでは、可能性も0でない。
また、期待の新人である34石川 隆汰のトップチームで練習していく中で、JFLで成長した様に伸びてくれれば面白い存在である。

MFに関しては、左は、17朴 亨鎮(パク・ヒョンジン)という攻守で計算のできる選手が加わったことで、クロスからの得点増に期待したい。
昨季を見てもドリブラータイプがドリブルを仕掛けるというシーンはなかなか作れず、ポジショニングとパスで崩すという意味で、17朴 亨鎮(パク・ヒョンジン)にかかる期待は大きい。
19片山 瑛一とポジションを争う事になるが、ユーティリティ性のある19片山 瑛一を他のポジションでの起用を検討しつつ、主軸として17朴 亨鎮(パク・ヒョンジン)をチームに組み込んでいきたい。
ここにコンディションの安定感に難がある11三村 真を調子が良い時に起用するもしくは、シャドーで起用するという選択肢を持てれば面白い。
右サイドに関しては、21加地 亮という偉大な選手がいる一方で、彼が怪我をした時や疲労が溜まった時にその穴を埋めきれなかった。
そういった意味で、1対1での練習のドリブルでキレがあった31下口 稚葉の抜擢は面白いのではないか。
残念ながらフィジカルが弱いという欠点があるものの若さを武器に経験を積みつつ出場を重ねていけば、必ず大きな戦力となるだろう。
2澤口 雅彦や26田中 奏一という選手たちも年々出場機会が伸び悩んでいる選手の奮起にも期待したい。
DHに関しては、10大竹 洋平を昨季の10矢島 慎也の様にシャドーでの起用を考えつつも攻撃センスを最大生かすという意味でのDHでの起用も検討していく事となる。
相方に関しては、14喜山 康平がベストではあるが、5渡邊 一仁の運動量とボール奪取力を6竹田 忠嗣のビルトアップやドリブル、奪取力と天秤にかけての起用となるだろう。
16関戸 健二と25武田 将平といったイケメンの2人には、ゲームメーカーとして期待する部分は大きいが、現状は主軸としては心細いが、それを覆して欲しい。
守備的なDHに関しては、CBの選手をそこで起用するという選択肢もある。
具体的には、27塚川 孝輝と6竹田 忠嗣という選択肢もありえる。

DFラインには、14喜山 康平を左CBで起用するのが面白く、その左足精度は、大きな武器で、1本のパスで局面を打開できる可能性を持っている。
6竹田 忠嗣も左CBや中CBでの起用を考えたい。
空中戦に強い特徴のある選手が相手にいる場合には、4近藤 徹志という選択肢も持ちたい。
真ん中には、Kリーグで経験豊富な33張 碩元(チャン・ソグォン)に期待したい。
23久保 飛翔や27塚川 孝輝にかかる期待は大きいが、23久保 飛翔は、怪我でまだ練習に参加できていない。
後は、6竹田 忠嗣が、中CBとして期待かかるが、やはり手薄なポジションともいえる。
右にはやはり昨季の主軸だった39篠原 弘次郎が順当にポジション奪取するのではないかと。
身体能力に優れる3久木田 紳吾も今季は怪我なく、チームに貢献したいところだろう。

守護神は、スケールの大きな13櫛引 政敏にかかる期待は大きい。
セカンドGKに関しては、22一森 純が奪取するのかと思われたが、練習を見る限り、1椎名 一馬になる可能性が有力と思われる。
やはり、昨季GKコーチ不在のチーム所属だったこともあり、GKとしての基本的な部分は、粗削りであった。
ここから伸びる可能性も十分あるが、伸びるという意味では、40李 京泰(イ・キョンテ)の潜在の能力の高さに関しては、13櫛引 政敏をも超える可能性も持っており、1椎名 一馬や22一森 純も安泰ではない。
29似鳥 康太に関しては、練習についていくだけで、息が上がっていたので、現状は大きく差をつけられていると考えざる得ない。

全体を通して、DFラインの怪我人の多さがやはり気になるところ。
10大竹 洋平の今までの怪我の多さを考えるとどう起用していくのか。
伸び悩んでいる8石毛 秀樹に自信を再び植え付け、成長させていくのか。
層の厚いチーム状況において、モチベーションを保ちつつ、結果をどう残していくのか。
こういった部分に関しても、今週の土曜の練習試合には注目したい。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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