2017:J1:3節:ガンバ大阪vsFC東京「組織力に愕然たる差」その2
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杉野雅昭
2017年03月11日 23:29 visibility303
2、得点経過
H:G大阪:1-0:9アデミウソン(7遠藤 保仁)
2室屋 成(サイドでパスを受ける)→4藤春 廣輝(体を当ててボール奪取)→G大阪(パスを繋いで落ち着かせる)→7遠藤 保仁(裏への1本のロングスルーパス)→9アデミウソン(裏へ抜け出そうとする)→5丸山 祐市(クリアできず突破を許す)→9アデミウソン(GKとの1対1で狭い所をしっかり狙ってシュート)→33林 彰洋(ニアを切っていたがファーの脇を抜かれる)→ゴール(ポストバーに跳ね返って決まる)
H:G大阪:2-0:オウンゴール(5丸山 祐市)
FC東京(ビルトアップ)→7遠藤 保仁(スライディングタックルでボール奪取)→9アデミウソン(パス)→15今野 泰幸(パス)→4藤春 廣輝(クロス)→4太田 宏介(ボールウォッチャーになっていて足に当たる)→10倉田 秋(こぼれ球に反応して、ダイレクトでシュート)→シュート(ポストバーに当たって跳ね返る)→20長沢 駿(詰めるも触れず)→5丸山 祐市(当たって無情にもゴールへ)→オウンゴール
H:G大阪:3-0:オウンゴール(37橋本 拳人)
FC東京(スローイン)→15今野 泰幸(クリア)→8高萩 洋次郎(セカンドボールを拾ってサイドへ展開)→G大阪(囲い込んで奪い取ってカウンター)→10倉田 秋(スペースへスルーパス)→9アデミウソン(スペースへ走りこんで中を見てグラウンダーのクロス)→20長沢 駿(クロスの先に走りこむ)→37橋本 拳人(倒れながらのクリアは無情ながら上に上がりきらず)→33林 彰洋(至近距離のため反応できず)→オウンゴール
3、戦評
数値評
評価基準
良:A~E:悪
H:G大阪
攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:B
A:FC東京
攻撃評価:E
守備評価:E
采配評価:E
総合評価:E
文章評
H:G大阪
3バック、4バック、5バックを上手く機能させる事に成功していたと思います。FC東京の個に頼った攻撃に対して、攻撃時と守備時のバランスを変えて、攻守の切り替えも速く出来ていました。特に距離感が良く、ミスでのボールロストこそありましたが、パスが良く回りカウンターも機能していました。先制点こそ9アデミウソンの個の力を感じるものではありましたが、2得点目と3得点目とチームとして崩して、オウンゴールを誘う事に成功しました。試合状況に応じて、形を変える戦い方は、モダンな戦術の形で、G大阪の躍動を予感させる素晴らしいサッカーであったと思います。
選手個人で見ても1東口 順昭のPKストップを含め、ファインセーブでFC東京の反撃を防ぐのに成功しました。守護神に相応しい働きで、今季も守備の要として期待できる働きであったと思います。9アデミウソンもスピードとテクニック、強さを備えた素晴らしいプレーをみせてくれました。2トップとして、ポストプレーとしてお膳立てもしっかりできて、自ら得点も奪える力を発揮してくれていました。10倉田 秋も運動量豊富で、攻守に動きを齎す、キープレーヤーとして機能していました。FC東京とは対称的に組織が機能したことで、1人1人が輝いており、それがこの試合の最大の勝因であったと思います。
A:FC東京
1試合を通して感じた事は、13大久保 嘉人がフラストレーションを溜めていたという事です。試合を通して思った所にパスが来ず、浮いていました。1トップとして張って、パスを呼び込む動きをしてもそこにパスが出てこないというシーンが何度も目にしました。途中から下がってきて、ボールを受けるシーンが目立ち、持ち味のシュートの上手さは見られず、PKを防がれたりと悪循環に陥っていました。チームとしての連動性に乏しく、組織として機能していたG大阪の守備を最後まで、崩すことが出来ませんでした。
G大阪に良い距離感で、スペースをバランス良く埋められていました。その結果、G大阪のプレスにより出された苦し紛れのパスが、G大阪の選手に出るという事が何度もありました。随所随所で、デュエルであったり、個の力というのを発揮していましたが、そこから先のプレーに繋げられなかった。今後優勝争いをするためにも個を活かす組織力は、必ず必要です。ここから先、そういった部分にどう取り組んでいけるかで、今後の展開が変わっていく事は間違いないでしょう。
試合評
MOM:9アデミウソン(G大阪)
MIP:1東口 雅昭(G大阪)
満足度:5点(10点満点)
Jリーグから世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
H:G大阪:1-0:9アデミウソン(7遠藤 保仁)
2室屋 成(サイドでパスを受ける)→4藤春 廣輝(体を当ててボール奪取)→G大阪(パスを繋いで落ち着かせる)→7遠藤 保仁(裏への1本のロングスルーパス)→9アデミウソン(裏へ抜け出そうとする)→5丸山 祐市(クリアできず突破を許す)→9アデミウソン(GKとの1対1で狭い所をしっかり狙ってシュート)→33林 彰洋(ニアを切っていたがファーの脇を抜かれる)→ゴール(ポストバーに跳ね返って決まる)
H:G大阪:2-0:オウンゴール(5丸山 祐市)
FC東京(ビルトアップ)→7遠藤 保仁(スライディングタックルでボール奪取)→9アデミウソン(パス)→15今野 泰幸(パス)→4藤春 廣輝(クロス)→4太田 宏介(ボールウォッチャーになっていて足に当たる)→10倉田 秋(こぼれ球に反応して、ダイレクトでシュート)→シュート(ポストバーに当たって跳ね返る)→20長沢 駿(詰めるも触れず)→5丸山 祐市(当たって無情にもゴールへ)→オウンゴール
H:G大阪:3-0:オウンゴール(37橋本 拳人)
FC東京(スローイン)→15今野 泰幸(クリア)→8高萩 洋次郎(セカンドボールを拾ってサイドへ展開)→G大阪(囲い込んで奪い取ってカウンター)→10倉田 秋(スペースへスルーパス)→9アデミウソン(スペースへ走りこんで中を見てグラウンダーのクロス)→20長沢 駿(クロスの先に走りこむ)→37橋本 拳人(倒れながらのクリアは無情ながら上に上がりきらず)→33林 彰洋(至近距離のため反応できず)→オウンゴール
3、戦評
数値評
評価基準
良:A~E:悪
H:G大阪
攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:B
A:FC東京
攻撃評価:E
守備評価:E
采配評価:E
総合評価:E
文章評
H:G大阪
3バック、4バック、5バックを上手く機能させる事に成功していたと思います。FC東京の個に頼った攻撃に対して、攻撃時と守備時のバランスを変えて、攻守の切り替えも速く出来ていました。特に距離感が良く、ミスでのボールロストこそありましたが、パスが良く回りカウンターも機能していました。先制点こそ9アデミウソンの個の力を感じるものではありましたが、2得点目と3得点目とチームとして崩して、オウンゴールを誘う事に成功しました。試合状況に応じて、形を変える戦い方は、モダンな戦術の形で、G大阪の躍動を予感させる素晴らしいサッカーであったと思います。
選手個人で見ても1東口 順昭のPKストップを含め、ファインセーブでFC東京の反撃を防ぐのに成功しました。守護神に相応しい働きで、今季も守備の要として期待できる働きであったと思います。9アデミウソンもスピードとテクニック、強さを備えた素晴らしいプレーをみせてくれました。2トップとして、ポストプレーとしてお膳立てもしっかりできて、自ら得点も奪える力を発揮してくれていました。10倉田 秋も運動量豊富で、攻守に動きを齎す、キープレーヤーとして機能していました。FC東京とは対称的に組織が機能したことで、1人1人が輝いており、それがこの試合の最大の勝因であったと思います。
A:FC東京
1試合を通して感じた事は、13大久保 嘉人がフラストレーションを溜めていたという事です。試合を通して思った所にパスが来ず、浮いていました。1トップとして張って、パスを呼び込む動きをしてもそこにパスが出てこないというシーンが何度も目にしました。途中から下がってきて、ボールを受けるシーンが目立ち、持ち味のシュートの上手さは見られず、PKを防がれたりと悪循環に陥っていました。チームとしての連動性に乏しく、組織として機能していたG大阪の守備を最後まで、崩すことが出来ませんでした。
G大阪に良い距離感で、スペースをバランス良く埋められていました。その結果、G大阪のプレスにより出された苦し紛れのパスが、G大阪の選手に出るという事が何度もありました。随所随所で、デュエルであったり、個の力というのを発揮していましたが、そこから先のプレーに繋げられなかった。今後優勝争いをするためにも個を活かす組織力は、必ず必要です。ここから先、そういった部分にどう取り組んでいけるかで、今後の展開が変わっていく事は間違いないでしょう。
試合評
MOM:9アデミウソン(G大阪)
MIP:1東口 雅昭(G大阪)
満足度:5点(10点満点)
Jリーグから世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
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