2014:J2:25節:H:vs東京ヴェルディ「8石原 崇兆覚醒!?選手にピックアップ」その3

H:岡山:1-1:8石原 崇兆(14押谷 祐樹)

経過

50上田 康太が、ボールを奪われカウンターを受けるが、3後藤 圭太の良い守備で防ぎ、そのこぼれ球を25田所 諒が回収。
25田所 諒は、逆に7ニウドのスペースを突く縦パスを入れてカウンター。
パスを受けた8石原 崇兆は、14押谷 祐樹に預けそのまま前へ走る。
14押谷 祐樹は、横にスライドして、8石原 崇兆へのスルーパスコースを作り、そのスルーパスを入れる。
8石原 崇兆が、受けた時には3対2の数的有利。
8石原 崇兆は、左右のスペースへ走りこむ岡山の38三村 真と32片山 瑛一にスルーパスを出すという選択肢もあったが、シュートを選択。
上手くコントロールされたシュートは、右隅に決まり得点。

コメント

綺麗なカウンターでしたし、8石原 崇兆の覚醒の兆しを感じるゴールでした。
ただ、50上田 康太が、またボールを奪われていたのは、気になりますね。

H:岡山:2-1:26田中 奏一(32片山 瑛一)

経過

26田中 奏一が、サイドで、ボールを受けて、中に入っていって、変わった蹴り方で、14押谷 祐樹に預ける間に、スペースに走り出す。
14押谷 祐樹もダイレクトで、サイドの32片山 瑛一に預ける。
32片山 瑛一もこれまたダイレクトで、26田中 奏一にパスを出す。
これが、絶妙なパスで、数的有利に近い状況に加えて、前にシュートコースのある8石原 崇兆のゴールシーンに似たシーンを作る。
8石原 崇兆が、フリーで、左のスペースに走っており、呼んでいたが、26田中 奏一は、インタビューで上手くトラップ出来たというコメントするぐらい上手いトラップが出来た事で、迷わず右足を振りぬいてシュートという選択をする。
これが、豪快に決まって得点。

コメント

電光石火の逆転ゴールでしたね。
このシーンと言いゴール前に上手く数的に良い状況を作れた事が大きい。
こういったゴールを増やしていきたいですね。

4、ポイント

4-1:8石原 崇兆の成長

8石原 崇兆が、怪我で、ハーフタイムで、交代した試合では、シュートが枠に良く飛んでいた。
その時、私は、ツイッターで、「シュート枠に飛んでるし、8石原 崇兆は、ゴール決めれるんじゃない?」といった感じのつぶやきをした。
残念ながら怪我で、交代してしまったが、この試合では、奇しくもハーフタイム後からの出場。
そして、実際にゴールを決めてくれた。
ドラマの様な深い感動を呼ぶ繋がりではないものの好調を維持して、復帰してくれた事は嬉しい。
この試合でのゴールの様に落ち着いて思い切り蹴って外すより、コースを狙ってシュートを放つ。
それが出来た得点。
時には、思い切り蹴った方が良いが、基本的にその感覚で、蹴った方が決まる可能性は高い。
思い切りける所と、狙ってける所、この内狙っての方は、改善しつつあることは間違いない。
これで、シュートモーションが、改善されれば得点を量産できる可能性は、各段に高くなる。
その前の段階のコースを狙うシュート。
そういった落ち着きを2試合で、感じたので、覚醒の兆しと言える。

4-2:後半でも行けるぞ20妹尾 隆佑

後半からの投入でしたが、スピードのあるタイプでは現在無いので、良い所を出せない事を危惧してましたが、目立ったプレーで、存在感を放っていました。
ボールタッチの上手さとスペースへしっかり走る献身性。
ゲーム展開的にゴールを奪いに行く時間帯ではなかったので、そこにパスは、なかなか出なかったもののこれだけ目立ったプレーが、出来れば活躍できると思います。
特に追加点が、欲しい場面では、出してとしても受け手として高いレベルでこなせるので、少ない人数でも得点に繋げれると思いますし、相手チームにとってスピードタイプと違った嫌ないやらしさのある選手になりつつありますね。
チームとして、後半の選手交代でレベルを落とさず高いレベルで、プレーの質を維持出来るこという事の意味は、90分間通して高い攻撃レベルを維持できるという事がであり、それがわかった事は収穫。

4-3:30清水 慎太郎のクオリティーの高さ

短い時間でしたが、あの身長で、競り合いに勝ち、そのボールが良い所へ飛ばしていた。
ここまでの得点すべてがヘッドという事もあり、体の使い方、ポジショニング、ジャンプ力、ボディバランスといった要素の高さが、それに繋がっている。
足下の技術も高くしっかり繋げる。
やっぱり、良い選手ですね。
ここ最近2,3得点出来ている上にさらに高いレベルで、攻撃の質を高める事ができる。
そう考えると、湘南戦に向けて、万全の体制が、整ったと言える。

その4に続く。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。