2017:天皇杯:2回戦:H:vsFC今治(貴重なご意見への返信)

1、頂いた貴重なご意見への返信

> サッカーの評価とは面白いものですね。よくボクシングで判定が逆でしょという事がありますがこの試合の評価も私は全く反対の評価でした。ほんと笑ってしまいくらいに。
> 映像を見返しても?でした。まあ所詮評価とはそんなもんですがね。

 私も過去に良い評価をしていた選手がいたのですが、試合を重ねていく中で、評価が全く逆になった事がありました。その時は、第一印象が良く期待していましたが、全くの期待外れでした。
 今後十分変わる可能性もありますし、他の方のコメントを受けたとしても私は評価に関しては、覆す事もありませんし、私の評価を正しいとはとても言えません。ただ、仰られている通り、今後試合を重ねていく中で、評価は変わる可能性は大いにある事だけは、断言させて頂きます。

> 石川選手と加藤選手、スタンドからも必死さは十分伝わってきました。がそれはプロ選手ならあたり前で評価の対象外でむしろ石川選手の動きで大竹選手が苦労してるように感じました。加藤選手もお気に入りの選手で応援してるんですがフジカルの部分でも突破力の部分でもまだまだに感じました。

>石川選手の動きで大竹選手が苦労してるように感じました。

 私の比較は、34石川 隆汰と20藤本 佳希を比較した場合です。「スタンドからも必死さは十分伝わってきました。がそれはプロ選手ならあたり前で評価の対象外」この部分ですが、20藤本 佳希はこれが出来ておらず、その評価基準であれば、20藤本 佳希は、論外となってしまうでしょう。プレーのクオリティでは、20藤本 佳希の方が良かったですが、34石川 隆汰は、試合を想定した戦術的な練習の時に外で、待機している事が多く、戦術的な部分が、まだまだであるのは、当然かと思います。プロとして前から激しいプレスをかけたり、気持ちの籠ったプレーをせずに、スタミナを温存している20藤本 佳希がベンチ入りするのであれば、岡山らしく前線からチェイスし、仕掛ける所でしっかり仕掛けて、ゴールに向かって行く姿勢がある34石川 隆汰の方をベンチ入りさせた方が良いのではないかというのが私の主張です。機会があれば起用していき、磨けばもっともっと伸びる選手だと思いますので、これからが楽しみと表現させて頂きました。
 ユース所属時のネクストのJFL時のデビュー当初を知っているので、特にそう思います。

>フジカルの部分でも突破力の部分でもまだまだに感じました。

 トップの2人を考えた時に17朴 亨鎮の突破力は、厳しいレベルにあり、21加地 亮はフィジカル的に厳しい部分があり、クロスやシュートというプレー強度の高いプレーを避ける傾向にあります。しかし、2人とも90分間走り切る事ができ、更に自分の武器を持っており、持ち味を発揮できる選手であります。そういった選手を起用しているチームの方針を考えても、この試合の28加藤 健人は大いにアピールできたと言えると思います。
 そして、28加藤 健人に関しても比較対象は26田中 奏一選手です。ベンチ入りという表現させて頂いた通り、右サイドの26田中 奏一のパフォーマンスと比べると、26田中 奏一に悪いですが、どちらかがベンチ入りするかと言えば、28加藤 健人の方があると思います。
 26田中 奏一は、ドリブルも1パターンで読まれてクロスすら上がらない時もあり、酷いボールロストも目立ちます。
 28加藤 健人に関しては、サイドのスペースへしっかり入り、フリーで受ける努力をしていました。突破力が無くても21加地 亮の様にしっかりパスと連携で崩す事で、クロスをあげる事ができます。
 プレースキックで、しっかり岡山の選手に合わせた精度。逆サイドからのボールにしっかり走り込んで枠に飛ばせればゴールというシーンの時に、しっかりそこに走っていた事。
 悪い所だけ見れば悪く見えますし、良い所だけ見れば良い所に見えます。私の文章がどちらかに極端であった事もあり、伝わり切らなかった部分は、あったと思います。
 ただ、時間の都合上短くするようにしています。ご指摘があれば、こういった感じにお答えさせて頂く形になります。

 

> 逆に下口選手は素晴らしかったと思います。映像で見返してもボール奪取 対人負けていた部分が見当たりませんし得点の匂いが一番感じたのも彼。一度サイドチェンジでロングボールをタッチラインに出してしまったぐらいでラインコントロールも1番声を出していたのが下口選手でしたよ。
> 私は澤口選手の次のいい出来に見えました。笑。

 31下口 稚葉に関しては、かなり厳しい評価をさせて頂いています。何故なら、私の期待度がかなり高かったからです。フィード精度が高いと聞いていたので、もっと縦へのパスを出していくかと思っていましたが、横パスに終始し、サイドチェンジやロングパスが、非常に少なかった。裏への決定機になりかけたロングパスとかを考えれば、もっとそういったパスを狙って欲しかった。無難なプレーに終始し、そのパスが緩くカットされかけて危ないシーンもありました。正確で非常に強みになる武器を持っているのにそういったプレーを出せなかったのという事実が、私は、非常に残念ですね。
 後、判断に関しては、守備のアタックをした時に奪い切れなかった事が何度かあった事が気になりました。何度かあった背後を取られて後ろから守備をしてファールで倒すシーン。DFは、最終ラインですから極力こういったシーンを作らない様にしなければならないと思います。勿論この判断が、味方のフォローが揃っているとかであれば良い判断とも言えるそうですが、J2レベルであれば、それは失点に直結します。実際に14喜山 康平もそういったミスを犯し、失点に繋がっています。岡田 武史氏の関わるチームとは言え、そういったシーンが散見された事が、私は気になりました。
 加えて、勝手なイメージで、もっとスピードのある選手と想像していたので、思ったようにスピードが無かったので、肩透かしを食らった部分も悪印象に繋がった部分はあります。
 試合で見ただけなので、見間違いや見逃しもあるという部分は、勿論否定しません。ただ、私は自分の観たものと感じたものを大事にする様に心掛けており、皆さんのご意見に左右されない様にしていますので、意見が合わないのも自然かと思います。
 後ですね。34石川 隆汰と28加藤 健人に関しては、「ベンチ入り」、「楽しみな選手」といった通り、「スタメン」というワードが使ってない通り、評価の土台が全然違うのですよ。28加藤 健人と34石川 隆汰に関して、一見良い事を書いている様に見えて、実は、31下口 稚葉の方が評価は高いですよ。以前のmixiの方で、25武田 将平と31下口 稚葉を高評価されてましたので、期待されている選手ではないかと察しますが、そういった選手に対して、私が酷評とも見える文章を受けて、不快に思われたのであれば、その点は、すいませんでした。
 もう1点、私の31下口 稚葉に期待する部分に関してですが、スタミナがあり、突破力のあるドリブルを持っている選手なので、WBやSTで見たいという願望込みの部分があるので、その点も頭の隅にでも入れて頂いて今後読んで頂けたら幸いです。勿論、冒頭で述べた通り、評価が変わる可能性もあります。

> 武田選手も同様で特に塚川選手が入ってからは動き一段上にギアチェンジしたかに感じました。特に左足にボールを置いたプレーでは目のみはる場面が何度かありましたが。

 実は、25武田 将平に関しては、比較対象は、矢島 慎也なんですよ。パスが自慢であれば、矢島 慎也の様にどんどん縦に付けていけないと思います。11三村 真がフィットしてなかった影響は、かなり大きいと思いますが、少なくとも矢島 慎也の様に楔形パスをどんどん通すぐらいでないといけないと思います。
 5渡邊 一仁の様に高いボール奪取力。16関戸 健二の様なキープ力と運動量。27塚川 孝輝の様な攻守での存在感。こういった3選手の様に長所と比べるとまだまだの部分はあると思います。
 確かに前とスペースがある時の左足は、魅力的です。ただ、矢島 慎也の様に縦へに突ける縦パスを出す感覚が大卒の段階で、備わってないとするならば、ここから成長を期待するのは、あまり現実的ではない部分は否定できないと思います。
 このまま伸び悩めば、巧いだけの選手に終わる可能性もあると思います。25武田 将平の相方が27塚川 孝輝になってギアが上がったのであれば、25武田 将平が11三村 真などを活かし切れなかったとも言えますし、27塚川 孝輝の助けが大きいと言えると思います。本当にゲームメーカーとして今後やっていくのであれば、27塚川 孝輝がいつもより輝いていたとならなければならなかったと思います。それが出来ないのであれば、パサータイプなのに活かされる選手という事になり、デビュー戦で初ゴールを決めた通りSTでの起用も検討していく必要性もあると思います。

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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