プレビュー:2018:J2:第2節:H:vs栃木SC「特別なホーム開幕戦」
-
杉野雅昭
2018年03月03日 22:53 visibility222
1、今季の成績
勝敗
1勝0引0敗(9位:勝ち点3)
得失点
1得点0失点(+1)
得点
8塚川 孝輝×1(頭1)
アシスト
14上田 康太×1(FK1)
形
FK→頭×1
2、予想メンバー
監督
長澤 徹
スタメン
9李 勇載(有力)
24赤嶺 真吾(当確)、7伊藤 大介(有力)
11三村 真(有力)、14上田 康太(当確)、8塚川 孝輝(有力)、21椋原 健太(当確)
14喜山 康平(不透明)、3後藤 圭太(当確)、33阿部 海人(当確)
22一森 純(当確)
リザーブ
GK:13金山 隼樹(当確)
DF:4濱田 水輝(有力)、2澤口 雅彦(不透明)
MF:15末吉 隼也(有力)、25武田 将平(不透明)
FW:18齊藤 和樹(当確)、32福元 友哉(不透明)
3、予想詳細
スタメン(3-4-2-1or3-4-1-2or3-1-4-2)
CF:9李 勇載〇、24赤嶺 真吾△、32福元 友哉△、18齊藤 和樹△、20藤本 佳希(怪我)
前節は一番前でプレスのオンオフの指示を出していたので、1トップもしくは、2トップの場合に一番前に立つ可能性は9李 勇載の可能性が高い。もし、前節痛めた所が厳しいのであれば、24赤嶺 真吾になるが、予想スタメン情報を見る限り大丈夫そう。7伊藤 大介の状態に加えて、19仲間 隼斗の出場停止の関係で、32福元 友哉のスタメンの可能性も僅かにある。18齊藤 和樹の1トップは、収まりの観点から積極的な起用は考えづらいが練習でも試しており、無いわけではない。
ST:24赤嶺 真吾〇、18齊藤 和樹△、32福元 友哉△、17関戸 健二△、19仲間 隼斗(出場停止)、30武田 拓真(怪我)
9李 勇載の状態次第で、1トップになる可能性もあるという事で、その場合は、18齊藤 和樹が第一候補となる。32福元 友哉の大抜擢の可能性もある。状態が良いのであれば、17関戸 健二の起用も考えられるが、怪我明けという事を考えると、慎重な判断が求められる。
OH:7伊藤 大介〇、16関戸 健二△、32福元 友哉△、15末吉 隼也△、19仲間 隼斗(出場停止)、10大竹 洋平(怪我)、30武田 拓真(怪我)
何も無ければ、7伊藤 大介で行きたい。10大竹 洋平の怪我と、19仲間 隼斗の出場停止という事で、同タイプの選手が手薄な関係で、別の役割がメインの32福元 友哉、別のポジションがメインの17関戸 健二、15末吉 隼也の起用も考えられる。
また、こういった状況という事もあり、4バックに変更する可能性も十分考えられます。
LWB:11三村 真〇、25武田 将平△、6喜山 康平△、2澤口 雅彦△、34デューク・カルロス△
前節の課題は、このポジションであった。普通に行けば11三村 真ではあるが、6喜山 康平を1つ前で起用する選択肢や2澤口 雅彦の起用、新人の34デューク・カルロスや26松本 健太郎の起用も十分考えられる。また、今季からLWBを試しており、25武田 将平も有力な候補と言える。
RWB:21椋原 健太郎◎、2澤口 雅彦×、26松本 健太郎×
21椋原 健太の出来が、決勝ゴールに繋がった仕掛けたシーンを含め、攻守で素晴らしいパフォーマンスであったので、2澤口 雅彦や26松本 健太郎が入り込める余地は無い。
DH:14上田 康太◎、8塚川 孝輝〇、15末吉 隼也△、17関戸 健二△、25武田 将平×、28加藤 健人(怪我)
14上田 康太は、前節の決勝アシスト、パス回しを見た限りではアクシデントが無い限り、スタメンであるのは堅い。相方の最有力候補は、前節DAZNのJ2ベストイレブンに選出された8塚川 孝輝。15末吉 隼也と17関戸 健二もスタメン奪取の機会を窺っているが、やはり前述通り8塚川 孝輝の可能性が高い。25武田 将平は、リザーブ入りはしそうだが、DHの層は厚く、手薄な左WBの方が出場する可能性は高そう。
LCB:6喜山 康平〇、27チェ・ジョンウォン〇
6喜山 康平が、練習に完全合流し、スタメン復帰の可能性が高まっているが、27チェ・ジョンウォンも開幕戦で、高いパフォーマンスを見せた事で、再びスタメンの可能性もある。この辺り、監督が「高さと強さ」をとるか「技術と統率力」を取るかによって決まりそうだ。
中CB:3後藤 圭太◎、4濱田 水輝×、23久保 飛翔(怪我)
中央は、前節巧く守備をまとめて、無失点に貢献した3後藤 圭太が、今節もスタメン濃厚。4濱田 水輝も能力の高い選手ではあるが、前節結果が出ている以上、スタメン獲得は厳しい状況。
RCB:33阿部 海人◎、31下口 稚葉×、5増田 繁人(怪我)
岡山史上初の高卒ルーキーの開幕スタメンとなった33阿部 海人の記録だけではなく、印象に残る高いパフォーマンスを見せた33阿部 海人のスタメン以外は、考えられない。31下口 稚葉も高い能力を持っているが、スタメン奪取は、相当難しい。
GK:22一森 純◎、13金山 隼樹△、1椎名 一真×、40李 京泰×、29似鳥 康太×
前節DAZNベストセーブにも選ばれるぐらい攻守で高いパフォーマンスを見せた22一森 純のスタメンとなるだろう。もし何かあれば、13金山 隼樹になるという事で、間違いない。1椎名 一真、40李 京泰、29似鳥 康太に関しては、リザーブ入りも厳しい状況。
リザーブ
GK:13金山 隼樹◎、1椎名 一真△、40李 京泰×、29似鳥 康太×
DF:4濱田 水輝〇、2澤口 雅彦△、27チェ・ジョンウォン△31下口 稚葉△、5増田 繁人(怪我)、23久保 飛翔(怪我)
MF:15末吉 隼也〇、25武田 将平△、17関戸 健二△、26松本 健太郎△、34デューク・カルロス△、19仲間 隼斗(出場停止)、10大竹 洋平(怪我)、28加藤 健太(怪我)
FW:18齊藤 和樹◎、32福元 友哉△、30武田 拓真(怪我)、20藤本 佳希(怪我)
4、注目ポイント
・この試合も完封できる様な堅い守備を出来るかどうか。
・更なる新戦力の出場があるかどうか。
・左CBは、誰が任されるのか。
・19仲間 隼斗の代わりに誰がリザーブ入りするのか。
・流れからの得点を決める事が出来るかどうか。
・低パフォーマンスに終わったLWBに手を加えるかどうか。
・前節有効であったハイプレスはこの試合でも機能するかどうか。
・効果的であった右サイドからの崩しとセットプレー以外の攻撃パターンを作る事が出来るかどうか。
・強力な栃木の2トップを抑える事が出来るかどうか。
・攻撃の貢献度の高い攻撃的MFに対してどれだけ有効な守備が出来るかどうか。
5、栃木の注目選手
9大黒 将志
言わずと知れた日本屈指のストライカー。そのゴールの嗅覚は、天性のものがある。岡山戦でもゴールを決めた事があり、その動き出しには、注意したい。また、岡山のDF陣がこの9大黒 将志を巧く捕まえて仕事をさせないというのが勝利への鍵となる。
25ネイツ・ペチュニク
今季の岡山は、身長が高い選手が揃っているが、その上を行く189センチという非常に空中戦い強い選手で、アバウトなクロスでも即失点という事に繋がりかねない。更に仮に防いだとしても近くに先に挙げた9大黒 将志が近くにおり、しっかりクリアできるかどうかは、非常に重要である。
14西谷 和希
J3で昨季8ゴール8アシストという攻撃の中心選手として活躍した。彼をしっかりケアすることが出来れば、栃木のしたい攻撃をさせない事も可能なので、しっかり抑えたい。
21牛ノ濱 拓
先制ゴールが多い選手という事で、立ち上がりの難しい時間帯で元気な時に仕事をさせずに岡山が先制させることが出来るかどうか。J3で開花した選手という事もあり、J2で得点することの難しさを感じさせる安定した守備で抑えたい。
6、プレビュー
同期昇格した栃木との久々の対戦という事で、楽しみな1戦です。ホーム開幕戦で、昨季まで所属した「加地 亮」元選手のトークショーが試合前にあり、地上波の放送も「加地 亮」元選手の解説という点も楽しみです。
しかし、予想スタメンの名前と選手名鑑を見た時に、J3から昇格してきたチームとは思えないぐらい強力な選手が攻撃的なポジションに揃っている印象です。ただ、昨季のJ3で見せていたJ3屈指の守備力は、大分に4失点喫してしまった事を考えてもまだまだ不安定と言えそうで、付け入る隙は十分あると思います。逆に岡山は、前節の徳島エースが欠場していた事に加えて、シュートミスなどに助けられたとはいえ、高い攻撃力を誇る徳島の猛攻を受けて、かつ退場者を出しながら無失点に抑えたという事で、一定の手応えを感じていると思います。
この試合でもその粘り強い守備力を発揮し、勝ち点をしっかり獲得してくれると信じたい。そして、退任が発表されている木村社長が一時的にチームを離れるので、勝利で送り出して欲しい。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。また、イイネ数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いています。
- favorite1 visibility222
-
navigate_before 前の記事
レビュー:2018:J2:第1節:A:vs徳島ヴォルティス「新戦力躍動!新時代の幕開け!」
2018年2月26日 -
次の記事 navigate_next
2018年J3戦力分析
2018年3月3日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件