これからが、本当の勝負所
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さとっち
2008年09月24日 09:33 visibility81
前節の、現地では不明だったジャーンの退場劇でしたが、後からVで確認してみると、アフターで阿部を蹴っており、赤紙もやむを得ないプレーでしたので、1試合の停止は幸運とも言えるのかも知れません。先生も伝え聞く練習の状態は良いそうですが、大事をとったようです。3-4位の勝ち点1差の決戦に挑む湘南のスタメンフォーメーションは菊池が戻り、ボランチに永田、CBに田村の布陣。
石原 原
望様 菊池
坂本 永田
ノブ 山口 田村 臼井
金永基
サブは、トモ、三田、大山、ナザ、阿部。3連勝で勢いにのる仙台は、
ナジ 平瀬
梁 関口
千葉 斉藤
田村 岡山 木谷 菅井
林
と、岐阜戦辛勝メンバーと変わらず、サブは、萩原、富田、永井、由紀彦、中原。
試合開始1時間前に、既に7ゲート、6ゲートともにほぼ満員に近い観客の入りで、ゴール裏の8ゲートもかなりの人出で、シーズン終盤に来ての昇格争い直接対決に相応しい雰囲気がスタジアムを包む中、開始されたゲームも、それに応えるものでした、結果を除いては・・・。
開始早々、アウェイを意識したか、ややリトリート気味の仙台を攻め込み、菊池のらしい、切れ込んでのシュートは決まったかに見えましたが、林に指先で弾き出され、その後もいい崩しはあるものの、ゴールを奪うには至らず。
展開厳しい仙台は、関口を右から左に移し、梁がポジションレスで、ボールをちらしはじめると、徐々にリズムが出てきたようで、攻撃の形が出はじめ、一進一退の攻防が続きます。
一度、平瀬につめられた雄三が、ヨンギに戻したボールが逸れてしまい、あわててけり出したボールが平瀬の足下に戻ってしまったときは、悶絶しましたが、シュートが枠をギリギリ逸れてくれて、ほっとするまもなく、今度は木谷が、ボールの保持をミスり、望様がGKと1vs1になりかけるなど、イーブンの展開。
そのまま0-0で前半は終わるかと思われた時間帯に、ぽっかりと空いた中央バイタルに、あろう事か、梁の侵入を許すと、フリーで撃たれたシュートを決められ、嫌な時間帯の先制を許してしまいます。
後半も、流れ自体は変わらず、攻める湘南、カウンターの仙台の構図で試合は進みますが、お互いの攻撃が中盤を使ったスキルフルなボール運びで、見応えのある試合内容だっただけに、前半終了間際の失点が悔やまれますが、丁度後半の半分を過ぎたところで、原竜に替えて、ここが勝負の阿部ちゃんを投入し、阿部ちゃんの前への突進パワーが、湘南全体の攻撃リズムを一段アップさせると、バイタルエリアでのFKを得ると、望様が、これを仙台ゴールに、正に文字通り叩き込んで、同点に追いつきます。
おせおせムードになった湘南は、その後も勝ち越し点を奪いに前戦に圧力を強め、菊池に変わって入った大山からの鋭いクロスに、決定的なシュートを放つシーンもありましたが、枠を捉えずには至らず、お互いスペースができはじめたゲーム終盤は、どちらに得点が入ってもおかしくない、白熱した流れのまま、ロスタイムに突入。
お互いのカウンターの仕掛け合いの中、残りは30秒あまり、不用意に犯したファールでFKをとられると、名手由紀彦のクロスを、菅井の頭にあわせられ、失点。これが決勝点となり、非常に痛い敗戦を喫することになってしまいました。
監督のコメントにもありましたが「負けなしやホーム連勝が途切れた今こそ、しっかりと闘えるチームであるかどうかが次のゲームで試されると思っています。間はまた短いですが、今日のような気持ちをしっかりプレーで、ピッチで表すことができるように準備していきたいという風に思っています」が全て。
シーズン中の流れと言う意味では、今が底のチーム状態だと思います。その中で、勢いに乗る仙台とこれだけの試合内容が出来たことをプラスに捉え、勝負所の反省点をしっかりと修正して、次節に望むのみです。
必ずや、到達できる、我々が行くべき舞台にむけて。
- 事務局に通報しました。
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