ファジ岡山 1発に泣いたホーム最終戦
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BZ19880921
2009年12月01日 20:50 visibility367
ファジアーノ岡山ホーム・桃スタ最終戦。
手塚聡監督退任。
桃太郎スタジアムの名称消滅。
勝たなければならない状況が揃った一戦の相手は、J1昇格へ望みのある甲府。
これまでの対戦では1勝1分と最も相性がいい相手だけに勝利を願っていたのですが・・・。
キックオフ前、オーロラビジョンに選手が集中力を高める為に試合前に見ている映像が流れ、
選手同様、テンションを上がるファジサポ。
前半は、やや岡山が優勢でした。
甲府は昇格のプレッシャーなのか動きが重く、チェックがやや遅れていた感じ。
攻撃は2トップへロングボールを放り込むシーンが目立っていた。
その攻撃を、長身のSB植田を中心に落ち着いて凌いだ岡山が、サイドを起点にボールをゴール前に運ぶシーンを多く見せたもののフィニッシュは枠を捉えることが出来ず、シュート数は岡山5、甲府2で前半終了。
後半も、岡山が押してはいたが、甲府の最終ラインDFダニエルから前線へロングボールが蹴り込まれ、これがオフサイドトラップがかからず、後半11分に交代出場したFW松橋にわたり、GKとの1対1になるも、左足を振り抜かれたボールは、岡山ゴールの右サイドネットを揺らし、先制点を許してしまった。
その後、岡山は気落ちすることなく、3選手を徐々に投入し、最後まであきらめず攻め続けたが
手塚ファジは、ホーム最終戦を勝利で終えることが出来ませんでした。
後半のシュート数はともに4本。
決めるべきところで決められず、一発に泣くという非常に悔しいホーム最終戦でしたが、
選手たちは最後まで運動量が極端に落ちることなく、やり切ってくれたことが唯一の救いとなりました。
先発は、前々節の状態(MF喜山をボランチ)に戻してしまい、個人的にはがっかりな布陣。
出場停止のSB大島の代わりに、長身FWを抑える為にDF植田を起用したのは正解だったが、唯一、失点シーンで持ち場を離れ、上がっていったのが悔やまれますね。
思いの外、少なかった観客。
1万人は超すと思っていたのに・・・(涙)
監督勇退セレモニーで挨拶をする手塚聡監督。
2010年までにJ2へ昇格させることを目標に掲げ、今年、一区切りがついたと言うことで退任となったみたいです。
たった1年しか采配ぶりを見ていないので、エラそうな事は言えないが
第3クールに入り、FW西野、DF澤口が離脱し、連敗が続いた時に、交代を含めワンパターンな采配になったのが残念でしたね。
それ以前は、連敗中でも選手の入れ替えを行い、交代も早めにしてたから、シーズン終盤の脱力感は否めないです。
だが、地域リーグからJ2へ昇格させた手塚監督は、このクラブが存在し続ける限り、
その功績は色褪せることなく永遠に語り継がれていくことでしょう。
手塚監督、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
手塚ファジ、チャチャチャ、チャチャ!!
最後に、さようなら、桃太郎スタジアム。
来季は「kankoスタジアム」になるそうです。
kanko(カンコー)とは、地元アパレルメーカー・尾崎商事(株)のオリジナルブランド「カンコー学生服」のこと。「学問の神様」として知られている「菅原道真公」=「菅公(カンコー)」に由来して名付けられたそうです。
どれだけ知名度があるのかわかりませんが、
来年から5年間は、「カンスタ」と呼ばれることになるでしょう。
- 事務局に通報しました。
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