小笠原離脱:迫られる後釜捜し(5/14, 221,067,野球3,総合7)

昨日,左足に死球を受けた小笠原が登録抹消とのこと.

小笠原(38才)の後釜をどうするかというのは,巨人にとって中期的な課題から短期的な課題になっていて,それゆえ,今年はライアルの獲得と亀井のサードコンバートで臨んだ訳だが,両者の結果が伴わないうちに小笠原が出られない状態になってしまった.

 ライアルは2軍落ちさせたので,サードに亀井を入れ,ファーストは,高橋信と田中大の併用,外野一枠を鈴木・谷・矢野の併用で乗り切る形を当面とるだろう.小笠原は不調だったので,正直あまり「痛い!」という感じはしない.首脳陣は年来の宿題を片付けるつもりで,若手選手はチャンスととらえてがんばって欲しい.

最近10試合(5勝5敗)の巨人の得点は「3,4,1,3,2,0,1,3,2,3」という有様で1試合平均2.2点にすぎず,小笠原がいる状態でも「2点打線」であった.打っているのは坂本・ラミレス・長野の3-5番のみであるのだから,逆に言えば,この3人以外は選手を大胆に使っていけばよいと思う.2軍で引き続き打撃好調な橋本や大田の昇格も考えて欲しい.ある程度辛抱して使えば,昨日の加藤のように本塁打がでることもあり,小笠原がいなくても2-3点くらいは取れるだろう.その程度の得点能力を前提とした試合運びをすればよいと思う.それによって,「小笠原後」の巨人の姿が見えてくるだろう.ある意味楽しみでもある.

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。