巨人:開幕3連戦を終えての収穫と課題(4/2, 294,401,野球5,総合12)

収穫


先発投手

・内海・澤村・杉内の3本柱はいずれも本調子とはいえないものの3連戦でいずれも6回を3点以下におさえて試合を作った.


リリーフ投手

・第2戦で打たれたものの,第3戦を抑えた山口は好調.今年は,今年は140km/h台のシュートを左打者の内角(右打者の外角)へ投げて,それを新たな武器とするようだ.新抑えの西村も初登板で無難にセーブをあげた.今年の新たな8-9回の逃げ切りのパターン(山口-西村)はとりあえず成功した.




打者

・長野・阿部・村田のクリーンアップは,長野・阿部については,打率は,2割台前半だが,出塁率は長野が3割3分,阿部が4割以上と悪くない.村田は打率が3割6分である.



課題


リリーフ投手

・去年に引き続き魔の7回が存在.

 3連戦でいずれも「7回」に,先発投手またはリリーフが失点した.昨年同様,「7回を任せられる投手」が現状では存在していない.今年は,この7回に越智や久保を持ってくるつもりだったようだが,3月31日の第2戦に投げた久保は本調子にはほど遠く,四球を連発して逆転のきっかけを作ったし,その後の越智も8回に一発を浴びた上にヒットを3本打たれた.1日の試合で,明らかに限界の来ている杉内を7回まで引っ張ったのも7回を任せられるリリーフ投手がいないからである.

  →当面は,久保・越智の復調待ち(2回目以降の登板に期待)という所だろう.2軍の東野かゴンザレスをここに持ってくるということも考えられる.


打者

・全般的に打撃が低調.開幕3連戦で本塁打0.

 坂本・ボウカーの1・2番の出塁率が低く(どちらも2割を切る).3-5番が出塁しても,6番の高橋が打率2割(出塁率は2割7分),7-8番の小笠原・寺内はもっと打てないので(打率は1割台の前半,出塁率も2割~2割5分)点が取れない.

 →高橋はともかく,小笠原を亀井や隠善,寺内を高口や藤村(あるいは2軍の中井)あたりと変えていく可能性がある.はっきり言って,「打てない,守れない」大田を1軍で抱えている余裕はないように思う.

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