最近9試合の中日との直接対決は2勝6敗1分け。それなのに6ゲーム差で巨人が首位にいる理由。

7/31-8/2(火曜-木曜) 東京D

 0勝2敗1分、巨人先発:沢村・ゴンザレス・杉内、中日先発:大野・吉見・ソト
直接対決前:5.5ゲーム差
直接対決後:3.5ゲーム差

8/14-16(火曜-木曜)ナゴヤD
 1勝2敗、巨人先発:沢村・小山・杉内、中日先発:大野・吉見・中田賢
直接対決前:5.5ゲーム差
直接対決後:4.5ゲーム差

8/28-30(火曜-木曜)秋田・盛岡・福島
 1勝2敗、巨人先発:沢村・江柄子・内海、、中日先発:吉見・ソト・中田賢
直接対決前:7ゲーム差
直接対決後:6ゲーム差

 この顔触れを見てわかると思うが、中日は、いずれもその時点で一番調子のよい3投手を先発に持ってきている。いわゆる「巨人戦中心」のローテーションである。他方、巨人は、2戦目の「谷間」を埋めようとせず、先発4本柱(杉内・内海・ホールトン・沢村)の中で最も不安定な沢村を外すことなく初戦で起用し続けた。3戦目だけは、杉内を使い続け、杉内が怪我で抜けたので、今日はようやく中5日で内海をもってきた。つまり、巨人は中日戦中心のローテーションは組まず、調子のよい投手を週の後半にも残しておいた。というかむしろ後半のほうがメンツ的に安定度が高いメンバーを並べた。結果として直接対決の後の3連戦ではいずれも巨人の成績が中日を上回っている。結果的に、直接対決で縮められたゲーム差は、次の直接対決の時には戻っているか、むしろ開いている。巨人首脳陣の作戦勝ち(戦略勝ち)といえるかもしれない。まあ、それも直接対決で3連敗しないことが前提だったわけで、今日負けていたら「作戦勝ち」と言えたかどうかは微妙なところだった。


8/3-5(金曜-日曜)
 巨人3勝0敗(対DeNA)    中日2勝1敗(対ヤクルト)

8/17-19(金曜-日曜)
 巨人3勝0敗(対広島)   中日2勝1敗(対DeNA)

8/31-9/2(金曜-日曜)
 巨人?   中日?(対ヤクルト)

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